山上の説教（その1）

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1.群衆を見て、主は山に登られた。主がお座りになると、弟子たちが主のもとに来た。

2.そして口を開いて彼らに教えられた、

3.「天の御国は，心の貧しい者たちのものである。

4.その人たちは慰められるからである。

5.彼らは地を受け継ぐからである。

6.正義に飢え渇く者は幸いである。

7.慈悲深い者は幸いである。

8.そのような者たちは，神を見るであろう。

9.彼らは神の子と呼ばれるからである。

10.正義のために迫害される者は幸いである。

11.あなたがたは，わたしのために，あなたがたを非難し，迫害し，あなたがたに不利なあらゆる悪口を言い，嘘を言いふらす。

12.喜び躍りなさい。あなたがたの報いは天に多いからである。」

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この次のエピソードが始まると、ガリラヤだけでなく、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、そしてヨルダンの向こうの地域からも、大勢の群衆がイエスのもとに集まってくる。群衆を見て、イエスは山に登り、口を開き、説教を始められる。イエスの説教は、「心の貧しい人々は幸いである。5:3).

前の章では、イエスは洗礼を受け、その後、荒野で一連の誘惑を受けた。誘惑とは、より高い目標や霊的な目的が脅かされ、妨げられ、挑戦されることである。このような時、私たちは自分の低次の本性の欲望、つまり遺伝的な悪を行ないたいという欲望に気づく。

このような誘惑の状態は、私たちの人生において主がどれほど必要であるか、神なしでは何もできないことを思い起こさせる役割を果たす。この認識は、私たちを霊的な貧しさを認める真の謙遜の状態へと導く。聖典では、この謙遜の状態を "霊的に貧しい "と呼ぶ。イエスが "心の貧しい者は幸いである "という言葉で教えを始められるのはこのためである。

この謙遜な状態こそが、神から流れ込む善と真理を受け取る道を開くのである。イエスが、自分の霊的な貧しさを認める人々について、"彼らのところに天の御国があるからだ "と言われるのはこのためである。

このような謙遜の状態で、私たちは祈りの中で主に向かい、自分の霊的な貧しさを告白し、罪を悔い改めるのです。自分の言動に自責の念を感じ、自分の人生を導き導いてくださる主の資質がどれほど必要かを悟るのである。これが、次の祝福が「悲しむ者は幸いである。5:4).

主が私たちを慰めてくださるとき、私たちの低次の本性の欲望は抑えられ、静まる。過剰な自己愛やこの世のものへの愛への傾きが抑えられます。これには、焦り、嫉妬、防衛心、憤り、怒り、軽蔑、貪欲などが含まれる。私たちの低次の本性にあるこれらの欲望が手なずけられるとき、もはや私たちの日常生活の行動を支配し、支配することはなくなる。イエスが言うように、「柔和な者は幸いである。5:4).

ギリシャ語の原語では、"柔和 "を意味するプロアス [πραグς]は "飼いならす "を意味する。自己と世に対する過剰な愛を静め、鎮め、手なずけた人々は、今、主が彼らの内に、彼らを通して行動される準備ができている。彼らは良い人生を送り、正しいことを行ないたいと願っている。そのため、彼らは今、主のいつくしみに飢え、主の真理に渇いている。だからイエスは言われる、「義に飢え渇く者は幸いである。5:6).

これは次の3つの祝福への移行を意味する。第五、第六、第七の祝福は、義の生活を構成する慈愛の業を要約したものである。すべてのことを神に委ねるとき、私たちは他者に対する慈しみに満たされる。そして、その憐れみを行使する限り、私たちはより憐れみ深くなる。それゆえ、イエスは第五の祝福を与えるにあたって、「あわれみ深い者は幸いである。5:7).

そして、すべての人間関係において憐れみ、赦し、思いやりを実践することで、私たちの心は浄化され、他人の良いところを見ることができるようになる。つまり、神から与えられた資質が見えるようになるのだ。イエスが第六の祝福で言っているように、「心の清い者は幸いである。5:8) ¹

これは第七の祝福につながる。イエスは「平和をつくる者は幸いである。5:9). 主が私たちの内に、そして私たちを通して働いておられるとき、私たちは平安の状態にある。私たちの内なる戦いは終わったのだ。主が御言葉の中で語っておられることと、それに従って生きたいという私たちの願いとの間には、もはや何の葛藤もない。ヘブライ語の聖句にあるように、「エルサレムに慰めを語り、その戦いは終わったと叫びなさい」(イザヤ書40:2).

これら7つの祝福の順序は、私たちの霊的な貧しさを認識することから始まり、主が私たちの内に、また私たちを通して働いてくださる安息日の状態に終わる、再生のプロセスを明らかにする神の系列である。この状態において、主は私たちの天の父であり、私たちは神の子と呼ばれる。

このことは、最終的かつ頂点に達する祝福につながる。イエスは言われる、「彼らがあなたがたをののしり、迫害し、わたしのためにあなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである」(5:10). この第八の祝福は、霊的生活が継続的なプロセスであることを思い出させてくれる。霊的成長の各状態に関連する祝福を経験するとき、私たちは同時に、より高い、より高次の霊的生活の状態に入る準備をしているのである。しかし、それらのより高い状態に入るためには、より微妙な悪を暴き、闘い、克服しなければならない。

こうして、誘惑の試練が再び始まり、より明白でない悪が神の真理の明るい光によって暴露される。これらのより内面的な悪は、私たちの中で立ち上がり、激しく自己防衛し、命をかけて戦う。しかし、自己中心的な懸念を支える誤った理屈や正当化に屈することを拒み、耐え忍ぶなら、そこには大きな祝福がある。彼らがあなたがたを侮り、迫害し、わたしのために、あなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである。天にあるあなたがたの報いは大きいからである。5:11-12).

第八の祝福は、私たちをシリーズの最初に戻し、誘惑が私たちの信仰を確認する機会を与えてくれることをもう一度思い起こさせる。誘惑の中で受ける苦闘は困難なものであるかもしれないが、それは私たちをより内的な天の共同体と接触させ、私たちの意識を拡大させるものであるため、喜んで予期することができる。 ²

その結果、私たちを取り巻く単純な祝福に対する感謝の念が増し、他者のニーズに対する意識が高まり、手を差し伸べて奉仕したいという気持ちが高まる。だから、イエスは言われる。"喜びなさい、大いに喜びなさい。

実践的な適用

第八の祝福は、霊的成長とはスパイラルカリキュラムのようなもので、同じことを何度も繰り返し、より深く学ぶ機会があることを思い出させてくれる。その意味で、私たちは霊的な試練を障害としてではなく、さらなる成長への足がかりとしてとらえるべきである。すべての試練は、自分が信じていることをより深く確認する機会なのだ。実際的な応用として、次にエゴが刺激されたり、焦りが生じたり、恨みが生じそうになったりしたときは、より高い意識から対応する機会だと考えてください。言い換えれば、今こそ聖典の真理に頼るときであり、その真理を通して天使たちがあなたを助け、主があなたに打ち勝つ力を与えてくださることを知っているのだ。最も重要なことは、誘惑に勝ったからといって、プライドを高めたり、自我を膨らませたり、自分に偽りの自信を持たせたりしてはならないということだ。誘惑は自分の弱さと神の力の両方を明らかにするものであることを忘れずに、必ず神に栄光を帰しなさい。すべての力は主のみものであることを悟るまでは、誘惑を繰り返す運命にある。 ³

良い仕事をする

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13.「あなたがたは地の塩である。そのあとは、捨てられ、人に踏みつけられるだけで、何の役にも立たない。

14.あなたは世の光です。山の上に築かれた町は、隠れることができない。

15.あなたがたは，燭台の上にいて，家の中にいるすべての人のために輝くのである。

16.だから、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。そうすれば、人々はあなたがたの善行を見、天におられるあなたがたの父をあがめるであろう」

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。山上の説教は素晴らしい教えを与えている。しかし、その教えの精神に従って善い行いをしようとする気持ちがなければ、単なる教えは役に立たない。それは味を失った塩のようなものであり、籠の下に隠された灯火のようなものである。すべての真理は用いるために与えられる。神が私たちに与えてくださるあらゆる祝福は、私たちが隣人により大きな奉仕をするためになされる。そして、その奉仕の中にこそ真の祝福がある。すべての天の報いは、隣人に対する愛に満ちた奉仕に携わるときに経験する喜びだからだ。 ⁴

そのため、神のシリーズは次のような言葉で続けられている：「あなたがたは地の塩であるが、もし塩がその味を失ったら、どうやって味をつけようか。それでは、人に捨てられ、足で踏みつけられるだけで、何の役にも立たない」(5:13).

塩は調味料として非常に有用である。しかし、風味を失った塩は役に立たない。同様に、善を行おうとしない人間は、味のない塩のようなものだ。真理は活用されなければならない。これがこの説教の主旨である。光は良いものだが、それを用いなければならない：「あなたがたは世の光である。「丘の上にある町は隠れることができない。丘の上にある町は、隠れることができない。また、ランプをともしてかごの下に置くこともなく、ランプ台の上に置いて、その家にいるすべての人に光を与える」(5:14-15).

この箇所で強調されているのは、真理を学ぶことだけではなく、真理を生きることである。それは、人々があなたがたの 良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるためである」(5:16). ⁵

霊的指導には、善い行いをすること以外に目的はない。そして良い行いは、主が私たちを通して働いてくださるときにのみ、真に良いものとなる。だからこそ、この説教では、他人が私たちの善い行いを見るとき、すべての賛美、栄光、誉れは神に向かうべきであるという重要な注意喚起が含まれているのである。イエスが言われるように、あなたの良い行いを人々に見せなさい、しかしそれが "天におられるあなたの父をあがめる "ものであるようにしなさい。それは私たちのことではなく、私たちを通して働かれる神のことなのだ。 ⁶

イエスは聖書の内なる意味を明らかにし始める

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17.「わたしが来たのは、律法や預言者を取り消すためではない。

18.天地が過ぎ去るまで、一つのヨードも一つの小角も、律法から消えることはない。

19.しかし，それを行なって教える者は，天の御国で大いなる者と呼ばれるであろう。

20.あなたがたの正義が律法学者やパリサイ人の正義を超えない限り，あなたがたは天の御国に入ることはできない。

21.あなたがたは，古代の人たちが，『あなたは人を殺してはならない。

22.また，兄弟に向かって，「ラカ」と言う者は，審きの対象となり，「愚か者め」と言う者は，火のゲヘナの対象となる。

23.それゆえ，あなたが祭壇の上に贈り物をささげて，そこであなたの兄弟があなたに対して何かあることを思い起こすならば，」。

24.まずあなたの兄弟と和解し，それから，あなたの贈り物をささげなさい。

25.あなたがたの兄弟が，その祭壇の前で，あなたがたの贈り物 を置いて，あなたがたの道を行きなさい。

26.わたしはあなたに言う。あなたは最後の銭を払うまで，そこから出てはならない。

27.あなたがたは，姦淫してはならない。

28.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

29.あなたがたの右目が，あなたがたをつまずかせるならば，それを抜いて，あなたがたから捨てなさい。

30.もしあなたの右手が，あなたをつまずかせるなら，それを断ち切って，あなたから捨てなさい。

31.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

32.アッラーの御許に，あなたがたは堕落したのである。

33.またあなたがたは、古代の人々に、「あなたは偽りを誓ってはならない。

34.それは神の御座だからである；

35.それは神の御座であるからである。

36.なぜなら，あなたは一本の毛も白くすることができず，また黒くすることもできないからである。

37.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

38.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

39.あなたがたの右のほお骨を打つ者は，もう一方のほお骨も打ちなさい。

40.わたしたちは，あなたがたの右のほお骨を打つ者には，もう一方のほお骨も打ちなさい。

41.アッラーは凡てのことに全能であられる。

42.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

43.アッラーの御許に，あなたがたは従うのか。

44.あなたの敵を愛し、あなたを呪う者を祝福し、あなたを憎む者によくし、あなたを傷つけ迫害する者のために祈りなさい」

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。真理が用いられなければならないのは紛れもない事実である。しかし、神の御言葉を最も完全に活用する前に、それを完全に理解しなければならない。だからイエスは今、弟子たちに聖句の読み方について簡単な手ほどきをしているのだ。わたしは滅ぼすために来たのではなく、成就させるために来たのである」(5:17).

イエスが来られたことで、ヘブライ語の聖典の預言が成就されたという点で、イエスは律法を成就された。しかし、イエスはまた、律法をより高い意味で満たすことによって、律法を成就させようとしていた。イエスは、律法が私たちの外面的な行動だけでなく、私たちの内面的な態度、すなわち心の欲望についても語っていることを説明された。霊的に理解されるとき、律法は外面的な行いを規制するためだけでなく、より重要なこととして、内面的な生活を改革するためにも役立つのである。

イエスは戒めから始められた。あなたがたは、昔の人たちに『人を殺してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう・・・しかし、あなたがたに言っておくが、理由もなく兄弟に腹を立てる者は、裁きの危険にさらされる」(5:21-22). あなたがたは、昔の人に『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたでしょう。あなたがたは、昔の人たちに『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておくが、欲情して女を見る者は、すでに心の中でその女と姦淫を犯したのである」(5:27-28).

これらは新しい教えだが、聴衆の理解を超えているわけではない。やがて、人間の精神や天国への道についてのより深い教えが生まれるだろうが、人々がこうしたより内面的なメッセージを完全に理解できるようになるまでには時間がかかるだろう。しかし、今のところは、人々の理解を超えた抽象的な真理ではなく、人々が理解できる具体的で文字通りの教えを与えれば十分なのである。

この点で、イエスは誓いを立ててはならないと教えている（参照）。 5:33-37), 報復するのではなく、頬を差し出すのである。 5:39), いがみ合うことなく、要求された以上のものを与えることである。 5:40), 必要以上のことをし、求める者には誰にでも与え、借りたい者には誰にでも貸す（参照 5:42).

これらの教えに従うのは難しいが、理解するのは難しくない。イエスの言葉の中には、私たちの心の奥底にある信念が攻撃を受けているときの私たちの対応についての、より高い真理が含まれている。そのようなとき、もし私たちが真理にとどまるなら、迷うことはない。 ⁷

イエスはこのような内面的な真理を教える代わりに、彼らの心をもっと明白な問題、たとえば復讐したいという欲求を克服する必要性に向けさせた。あなたがたは、『目には目を、歯には歯を』と言われたのを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておく。しかし、あなたがたの右の頬をたたく者があれば、もう一方の頬もその人に向けなさい」(5:38).

「頬を向ける」とは、自分の信念が攻撃されたときに、内面的に行うことである。このような攻撃は、他人を通してもたらされることもあるが、神への信仰を破壊し、神の真実の力への信頼を損なわせようとする、目に見えない霊的な力を通してもたらされることもある。それゆえ、私たちは内面的に頬を向けるときはいつでも、自分が真実であると知っていることに揺るがない。

そのようなとき、私たちは、どんな言葉も、ささやかれる言葉も、ほのめかされる言葉も、私たちを傷つけたり、私たちの信仰を破壊したりすることはできないことを知っている。悪に引き込まれない限り、私たちは神の保護下にある。私たちが主のいつくしみと真理のうちにとどまっている限り、悪は私たちに霊的な害を及ぼすことはできない。したがって、悪に抵抗する必要はない。 ⁸

しかし、私たちの自然な生活においては、もっと慎重にならなければならない。私たちは、求める人すべてに与えることはできないし、貸してもいけない。そのような無差別な施しは、私たちが他者に善を行うための資源を失うことになるからだ。同様に、泥棒、詐欺師、詐欺師が私たちを利用するのを許してはならない。罪のない被害者を利用する者は通報され、起訴され、有罪が確定すれば責任を負わなければならない。犯罪行為を無視したり、悪意を支持したりすることは、悪人にとって何の益もなく、社会にとって有害である。 ⁹

要するに、外的な面では残酷さ、詐欺、不正に抵抗しなければならない。しかし、内的な面では、私たちは平静を保ち、平静を装い、平静を装うことができる。私たちの信仰を奪い、幸福を破壊しようとする悪に抵抗するのは神だけだからである。 ¹⁰

これらの教訓は、イエスが後に述べる、より内面的な教訓である。憎しみ、報復、復讐の状態に引き込まれてはならない。その代わりに、イエスは彼らがより高い意識に立ち上がるよう呼びかける。隣人を愛し、敵を憎め。しかし、わたしはあなたがたに言う、敵を愛し、あなたがたを呪う者を祝福し、あなたがたを憎む者に善をなし、あなたがたを憎んで用いる者、迫害する者のために祈りなさい」(5:43-44).

実践的な適用

山上の説教のこの部分でイエスは、「目には目を、歯には歯を」というヘブライの掟に対応する新しい方法を群衆に示した(出エジプト記21:24). イエスは、同じような破壊的な行動、つまり悪に悪を返すような反応を自動的にするのではなく、別の種類の反応によって新しい意識レベルに立ち上がるようにと人々に言われる。右の頬を叩く者は、もう一方の頬も向けなさい。実践的な応用として、あなたのエゴが傷つけられたり、妨げられたり、攻撃されたと感じたり、侮辱には侮辱を、傷には傷を、過ちには過ちを、悪には悪を返したくなるときはいつでも、それに引き込まれないことだ。その代わりに、高次の理解があなたの感情的傷害を支配するようにしなさい。あなたの低次の本性の衝動を、あなたの真実の理解に支配させ、手なずけるようにしなさい。より高次の反応を選びなさい。 ¹¹

"それゆえ、あなたがたは完全であれ"

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45.「そうすれば，あなたがたは天におられるあなたがたの父の子となるであろう。

46.あなたがたは，自分たちを愛する者を愛するなら，どんな報いがあろうか。公人たちも同じではないか。

47.また，あなたがたが自分の兄弟にだけ挨拶するなら，あなたがたは(他の)人たちを越えて何をするのか。公人たちもそうしないのか。

48.あなたがたは、天におられるあなたがたの父が完全であるように、完全な者となりなさい」

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。イエスは説教を続けながら、私たちが他人をどのように見なすべきかについて語られる。友であろうと敵であろうと、公平に、公正に扱うべきである。この点を説明するために、イエスは神の公平さについて、「神は、その太陽を善人にも悪人にも輝かせ、その雨を正しい人にも不正な人にも降らせられる」(5:45). これは象徴的に、偏見なくすべての人を照らす神の善と、雨がすべての人に降り注ぐように、すべての人が利用できる神の真理を指している。

同様に、私たちは、偏見のない公平な方法で、すべての人に善意を広げるよう求められている。イエスはこの例話を提供することで、家族や友人、隣人だけでなく、すべての人に対して公正な心を持ち、慈愛に満ちた態度をとるよう、話を聞いている人々に呼びかけているのだ。偏見を捨て、公平に接することを求めているのだ。

太陽や雨のように、彼らの善行はすべての人に及ぶべきである。結局のところ、自分を愛してくれる人を愛するのは簡単なことなのだ。しかし、これからは誰に対しても慈愛を持つべきである。イエスの言葉を借りれば、「自分を愛してくれる人を愛するなら、どんな報いがあろうか。徴税人でさえ、同じことをしているではないか」。(5:46).

自分を愛してくれる人を愛するのは簡単だ。これは自然なことだ。しかし、主からのみ与えられるもう一つの愛がある。それは、敵を含め、私たちを愛していない人々を愛することである。これは容易なことではなく、さらに霊的な洗練が必要であることを認めながら、イエスは言われる、「天におられるあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」(5:48).

この節は、しばしば命令ではなく約束と訳されていることに注意すべきである。それゆえ、あなたがたは完全でありなさい」ではなく、「あなたがたは完全でなければならない」と訳されている。これはイエスの意味するところではない。イエスにとって重要なのは、完全であろうと努力することであって、完全を達成することではない。天使たちでさえ、最終的に完全な状態に達することはできない。私たちにもできない。しかし、私たちは忍耐することができる。努力することができる。"天におられる私たちの父が完全であるように "完全であろうと努力することができる。 ¹²

確かに、聖書の時代の人々だけでなく、現代の私たちにとっても、完璧を目指すことは難しいことだ。私利私欲に打ち勝ち、恨みを捨て、寛大さを貪欲さに勝たせ、赦しを復讐に代え、愛を憎しみに勝たせなければならない。神がいなければ、誰もこのようなことを成し遂げることはできず、完璧は達成不可能な目標となる。

このレベルの精神的完全性に近づく唯一の方法は、自分の不完全さを認識し、認めることである。そうして初めて、神の助けを借りて、悪を捨て、魂を磨く努力を始めることができる。その出発点は、悪を神に対する罪として避け、神の真理を求めて祈り、それを受け取り、最後にそれに従って生きるという意志である。

天のあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」。このようにして、主の導きをますます信頼するようになり、主があらゆる愛に満ちた感情、あらゆる崇高な思い、そしてあらゆる模範的な行動の源であることを認めるようになれば、私たちは現世でも来世でも、絶えず、ますます完全になっていくのである。 ¹³

Footnotes:

559. Verse 10. And they had tails like scorpions, signifies sensual knowledges [scientifica] that are persuasive. This is evident from the signification of "tails," as meaning sensual knowledges [scientifica] (of which presently); and from the signification of "scorpions," as being an infatuating and suffocating persuasiveness (of which see above, n. 544; therefore "tails like scorpions" signify sensual knowledges which are persuasive. "Tails" signify sensual knowledges because the tails that protrude outwardly from animals of the earth are the continuations of the spinal cord, which is called the spinal marrow, and this is a continuation of the brain, and the "brain" in like manner as the "head," signifies intelligence and wisdom, because intelligence and wisdom in their beginnings have their seat there; and as tails are the ultimates of the brain they signify sensual knowledges, since these are the ultimates of intelligence and wisdom.

[2] Sensual knowledges are such knowledges as enter from the world through the five bodily senses, and thence viewed in themselves are more material, corporeal, and worldly than those that are interior. All who are in the love of self and have confirmed themselves against Divine and spiritual things are sensual men, and when they are left to themselves and think in their spirit, they think about Divine and spiritual things from sensual knowledges, and consequently they reject Divine and spiritual things as not to be believed, because they do not see them with their eyes or touch them with their hands; and they apply their knowledges, which they have made sensual and material, to the destruction of these. For example, men who are learned in this kind of knowledge, who are skilled in physics, anatomy, botany, and other branches of human learning, when they see the wonderful things in the animal and vegetable kingdoms say in their hearts that all these things are from nature, and not from the Divine, and this because they believe in nothing that they do not see with their eyes and touch with their hands; for they are unable to elevate their minds upward so as to see these things from the light of heaven, for that light is thick darkness to them; but they detain their minds in earthly things, much the same as the animals of the earth do, with which indeed they compare themselves. In a word, with such all knowledges [scientiae] are made sensual; for such as the man himself is, such are all things of his understanding and will; if the man is spiritual all things become spiritual; if he is merely natural all things become natural and not spiritual; if the man is sensual all things become sensual, and this however learned and erudite he may seem to the world to be. But as every man has the faculty to understand truths and perceive goods, such men are able from that faculty to talk about these things like those who are spiritual-rational, although in respect to their spirit they are sensual; for when such men speak before others they do not speak from the spirit but from the bodily memory.

[3] All this has been said to make known what sensual knowledges are. These are what especially persuade, or are especially persuasive, because they are the ultimates of the understanding; for into these as into its ultimates the understanding closes, and these captivate the common people because they are appearances drawn from such things as they see in the world with their eyes; and so long as the thought clings to these it is impossible to dispose the mind to think interiorly or above them until they are put away; for the interior things of the mind all close into ultimates and rest upon them, as a house upon its foundation; consequently these are especially persuasive, but only with those whose minds cannot be elevated above sensual things; and the mind is elevated above them with those who are in the light of heaven from the Lord, for the light of heaven dissipates them. For this reason spiritual men rarely think from things sensual, for they think from things rational and intellectual; but sensual men, who have confirmed themselves in falsities against Divine and spiritual things, when they are left to themselves think only from sensual things.

[4] That "tails" signify sensual knowledges [scientifica] can be seen from the following passages. In Isaiah:

Jehovah will cut off from Israel head and tail, branch and rush. The old man and the honorable, he is the head; but the prophet, the teacher of lies, he is the tail (Isaiah 9:14, 9:16).

This means that all intelligence and wisdom and all knowledge [scientia] of truth will perish; the "head" signifies intelligence and wisdom, wherefore it is said "the old man and the honorable, he is the head," for the "old man" signifies the understanding of truth, and the "honorable" the wisdom of good; but the "tail" signifies sensual knowledge [scientificum], which is the ultimate of intelligence and wisdom; when this is not joined to spiritual intelligence it becomes false knowledge, or knowledge applied to confirm falsities, which is sensual knowledge, like that of the sensual man who sees nothing from the understanding. This is why "the prophet who teacheth lies" is called the "tail," a "prophet" signifying the doctrine of truth, and thence the knowledge of truth, but here doctrine and the knowledge of falsity, for a "lie" signifies falsity, and the "teacher of a lie" one who teaches falsity by applying knowledges from the sense of the letter of the Word to confirm falsities.

[5] In the same:

Neither shall there be for Egypt any work that may make head or tail, branch or rush (Isaiah 19:15).

"Egypt" signifies knowledge [scientia] both of spiritual and of natural things; "no work for it that may make head or tail" signifies that it has no spiritual things, neither natural things by which spiritual things are confirmed, the "head" signifies here the cognitions of spiritual things which are means of intelligence, and the "tail" natural knowledges [scientifica] which are serviceable to things spiritual for intelligence; "branch and rush" have a similar signification, "branch" being spiritual truth, and "rush" sensual knowledge, which is ultimate truth; for if what is prior and what is posterior, or what is first and what is last, do not make one in man, he has no "head and tail."

[6] In Moses:

Thus Jehovah shall make thee as the head, and not as the tail; and thou shalt be above only, and thou shalt not be beneath, if thou shalt hearken unto the commandments of thy God (Deuteronomy 28:13).

"To make as the head" means to make spiritual and intelligent, and thus to elevate out of the light of the world into the light of heaven; and "to make as the tail" means to make sensual and foolish, so as not to look to heaven but only to the world; therefore it is said "and thou shalt be above only, and thou shalt not be beneath," "to be above" meaning to be elevated by the Lord so as to look to heaven, and "to be beneath" meaning not to be elevated by the Lord, but by self, and man by self looks only to the world. For man's interiors which belong to his thought and affection are elevated to heaven by the Lord when man is in the good of life and thence in the truths of doctrine; but when he is in the evil of life and thence in falsities, his lower things look downward, thus only to his body and to such things as are in the world, and thus to hell. Thus man puts off his truly human nature and puts on a beastly nature, for beasts look downward and to such things only as are met with in the world and upon the earth. Elevation into the light of heaven by the Lord is an actual elevation of man's interiors to the Lord; and a depression or casting down to such things as are below and outside the eyes is an actual depression and casting down of the interiors, and when this takes place, all the thought of the spirit is immersed in the ultimate sensual.

[7] In Moses:

The sojourner who is in the midst of thee shall ascend above thee higher and higher, but thou shalt come down lower and lower. He shall lend to thee, and thou shalt not lend to him; he shall be as the head, and thou shalt be as the tail (Deuteronomy 28:43, 44).

This must have a like meaning; "to be as the head" signifying to be spiritual and intelligent, and "to be as the tail" to be sensual and stupid; therefore it is added "he shall lend to thee, and thou shalt not lend to him," which signifies that he shall teach thee truths, but thou shalt not teach him.

[8] In Isaiah:

Say unto him, Take heed, and be quiet; fear not, neither let thine heart be soft because of the two tails of smoking firebrands, for the glowing anger of Rezin and Syria, and of the son of Remaliah (Isaiah 7:4).

"Rezin and Syria" signify the perverted rational, and "the son of Remaliah," king of Israel, who is also called "Ephraim," signifies the perverted intellectual; it is the intellectual in respect to the Word that is signified by "the king of Israel" and "Ephraim;" and it is the rational in respect to the knowledges [scientiae] that confirm that is signified by "Rezin and Syria," for a man in order to have an understanding of the Word must have a rational, and when these two are perverted they look only downward to the earth, and outward to the world, as sensual men do who are in the falsities of evil; therefore they are called "tails." A "smoking firebrand" signifies the lust of falsity and consequent wrath against the truths and goods of the church.

[9] In Moses:

Jehovah said unto Moses, Put forth thine hand and take hold of the tail of the serpent. And he put forth his hand and took hold of it, and it became a staff in his hand (Exodus 4:4).

That here, too, "tail" means the sensual which is the ultimate of the natural may be seen in the Arcana Coelestia 6951-6955). Because "tails" signify the ultimates of intelligence and wisdom, which are sensual knowledges [scientifica], and because all the processes attending the sacrifices signified Divine celestial and spiritual things, therefore:

It was commanded that they should take away the tail hard by the backbone, and should sacrifice it with the other parts there mentioned (Leviticus 3:9; 8:25; 9:19; Exodus 29:22).

(That the burnt-offerings and sacrifices signified Divine celestial and spiritual things, which are the internals of the church, of which worship consists, see Arcana Coelestia 2180, 2805, 2807, 3830, 3519, 6905, 8936.) Because "tails" signify sensual knowledges [scientifica], and when these knowledges are separated from things interior which are spiritual, and in consequence do not with things interior look inward and upward but look outward and downward, they signify falsities confirmed by knowledges. Therefore also in what follows in Revelation, where falsities from that origin are treated of, it is said:

That the tails of the horses seen in vision were like unto serpents, and that they had heads with which they did hurt (Revelation 9:19).

And afterwards:

That the dragon with his tail drew the third part of the stars of heaven, and cast them to the earth (Revelation 12:3, 4);

which things may be seen explained below.

544. And there was given unto them power as the scorpions of the earth have power, signifies their ability to persuade, and its effect and might. This is evident from the signification of a "scorpion," as being an infatuating and suffocating persuasiveness (of which presently); and from the signification of "power," as being might and effect, here the might of the sensual man from his persuasiveness, and the effect which is infatuating and suffocating. Just what and of what quality this persuasiveness is which is signified by a "scorpion" scarcely anyone in the world yet knows, because it is the persuasiveness of the spirit of the sensual man, which he has when he becomes a spirit, but does not have while he is living as a man in the world. The reason is that a man in the world rarely speaks out what his spirit thinks and inmostly loves, for he is taught from infancy to utter such things as pertain to civil and moral life, and even such as pertain to the spiritual life, although his spirit, which thinks and wills inwardly, is differently inclined. So long as man's spirit remains in the body it makes a show of such things before the world, because in no other way can it captivate minds so that his spirit may accomplish the ends it aims at, which are chiefly honors and gain, and name and reputation on account of them.

This is why it is unknown in the world just what and of what quality this infatuating and suffocating persuasiveness is that is signified by a "scorpion;" and yet with the spirits in whom it is, it is such as to infuse itself into the mind and disposition of another, and to benumb and almost extinguish his rational and intellectual faculties, making it impossible for him to know otherwise than that what is spoken is truth, although it be most false. Those who are in such persuasiveness do not speak from any reason, but from blind faith without reason, because they speak from the lowest sensual, and in this there is no reason, but only a persuasive faith from such things as ascend from the body and flow in from the world, inspired by the fire of self-love; it is this fire that breathes into, draws out, and pours into another. Consequently those are more especially in this persuasiveness who have imbued themselves with falsities from the love of self, and believe themselves to be wiser than others. This persuasiveness is said to be infatuating because it induces a stupor in the understanding, and is called suffocating because it takes away the free breathing of another; for everyone breathes in harmony with the thought of his mind. But inasmuch as this persuasiveness is most noxious and pernicious, including a kind of swoon on the mind of another, so that he can see nothing rationally, spirits are strictly forbidden to make use of it; and those who do make use of it are separated from the others, and are either punished or sent down into hell; for in the spiritual world everyone is allowed to confirm the opinions of his mind, whether they be true or false, by things rational and intellectual, but not by any persuasive fascination. (More respecting this persuasiveness may be seen in the Arcana Coelestia: as, That those who are constrained by it are inwardly bound, n. [5096] ¹ . Those who make use of it shut up the rational of others, and as it were suffocate them, n. 3895, 5128. The Nephilim, Anakim, and Rephaim, mentioned in the Word, were, more than others, in direful persuasions of falsity, n. 581, 1268, 1270, 1271, 1673, 7686. These, before the Lord's coming, infested all in the other life through their direful persuasions, and almost extinguished their spiritual life, n. Arcana Coelestia 7686. They were cast into hell by the Lord when He was in the world, and that hell still appears under a kind of misty crag, and those who draw near it fall into a swoon, n. 311, 581, 1268, 1270, 7686; my own experience with some of the devils from that hell who were permitted to flow into me, n. 1268-1271. How hurtful the persuasion of falsity is, n. 794, 806. There are many kinds of the persuasions of falsity, n. 1673, 1675 the end.) This deadly persuasiveness is signified by a "scorpion," because a scorpion when it stings a man induces ² a like swooning of the mind and thence death, if there is no cure.

[2] Murderous persuasions are signified by "scorpions" also in the following passages. In Luke:

Jesus said to the seventy whom He sent out, I beheld Satan as lightning falling from heaven. Behold, I give you authority to tread on serpents and scorpions, and over all the power of the enemy; that nothing may by any means hurt you (Luke 10:18, 19).

Evidently "serpents and scorpions" do not mean here serpents and scorpions, for the Lord says that "He saw Satan as lightning falling from heaven," and that He "gives them authority over all the power of the enemy;" therefore "serpents and scorpions" signify in the internal sense the crew of Satan, who were in craftiness and direful persuasiveness of falsity, by which men after death are spiritually murdered, unless they are defended by the Lord. The antediluvians, who were called the "Nephilim," were in such persuasiveness more than others, and unless the Lord when He was in the world had subjugated them and cast them into hell and had closed it up, no mortal could have been saved; for they were infesting and almost murdering whomsoever they met in the spiritual world. That the Lord delivered the spiritual world from these and like spirits is meant by His "seeing Satan falling from heaven," and by His giving to those who are in truths from good from Him "authority to tread on serpents and scorpions."

[3] This direful persuasiveness is also signified by "scorpions" in Ezekiel:

Son of man, be not afraid of them nor of their words, though the stubborn and thorny be with thee, and thou dwellest among scorpions; be not afraid of their words, nor be dismayed at their faces. They are hard of face, and obdurate in heart (Ezekiel 2:6, 4).

"To dwell among scorpions" means among those who have persuaded themselves, and strongly persuade others, of falsities, and who do not admit any truth; therefore they are called "stubborn and thorny," also "hard of face and obdurate in heart." Moreover, in those who are in a strong persuasion of falsity the interiors which belong to the rational mind are closed up, consequently they think and speak from the lowest sensual only, and when this sensual is enkindled by the fire of self-love it is hard and obdurate, and also hardens and makes obdurate the interiors of others whom it addresses. For in the spiritual world there is a communication of minds, that is, of the thoughts and affections; and from those who are in such persuasiveness there is a pouring in, from which come the effects above mentioned.

[4] In Moses:

Jehovah God, who led thee through the great and fearful wilderness, of the serpent, the fiery serpent, and the scorpion (Deuteronomy 8:15).

The journeys and wanderings of the sons of Israel forty years in the wilderness represented and signified the temptations of the faithful, and as these come from the injections and persuasions of falsities by evil spirits, they were said to have been led "through a fearful wilderness, of the serpent, the fiery serpent, and the scorpion." Moreover, "serpents" in general signify the lowest sensual of man, and the various species of serpents the various states of that sensual in respect to evils and falsities; for sensual men are more crafty and malicious than others, and themselves believe, and induce others to believe, that they excel in genius, intellect, and judgment; but I can assert that they have nothing of understanding or judgment, but that they are as stupid in such things as are the essentials of faith and life as they are clever in scheming evils and persuading to falsities; and cunning, as is well known, is not wisdom, for wisdom is of truth from good, while cunning is of falsity from evil; and falsity from evil destroys truth from good, because they are opposites, and what is opposite destroys.

Footnotes: