で(1 サムエル記上24:16-21), サウル王は涙ながらにダビデに悪いことをしたと認める。彼はダビデの命を求めたが、ダビデは彼に憐れみを示した。この時のダビデの憐れみは、主ご自身が憐れみをもって悪に応えられることを表している。私たちがその模範に従うべきことは明らかだ。福音書の中で、主は、私たちは敵さえも愛しなさいと言われている(マタイによる福音書5:44; ルカによる福音書6:35).

ダビデがサウルに慈悲を示したからこそ、二人の間に和解が生まれた。ダビデがサウルに逆襲していたら、そうはならなかっただろう。しかし、それから間もなく、サウルはダビデを殺そうと、再びダビデの命を狙っている。和解はそこまでだ！そしてダビデは再びサウルに憐れみを示し、サウルは再び悔い改める。しかし、ダビデがサウルをもう信用していないことは明らかだ。ダビデとサウルは別々の道を歩むことになり、御言葉は次のように語っている：

ダビデは心の中でこう言った。ペリシテ人の国へすみやかに逃れることほど、わたしにとってよいことはない。だから、私は彼の手から逃れよう。"(1 サムエル記上27:1)

サウルは「私はもうあなたに危害を加えない」と言った（。1 サムエル記上26:21), しかし、ダビデがサウルからのその種の約束をもはや信じていないことは明らかだ。誰が彼を責めることができようか？

彼がサウルに憐れみを示したこと、つまり、彼が眠っている間に王を刺すことを仲間に禁じたことは、まだ良いことなのだ(1 サムエル記上26:8). 主は私たちが慈悲をもって悪に立ち向かうことを望んでおられる。何度も何度も、主は私たちに赦すように言われる。しかし、人々が私たちの赦しを、悪いことを繰り返すための白紙委任状として扱うように見えるとき、私たちはどうすればいいのだろうか？私たちを傷つけるようなことを積極的にしている人々、あるいは、長い間に確立されたパターンのために一緒にいて安心できない人々に対して、私たちはどのように憐れみを示せばいいのだろうか？それを探ってみよう。一言で言えば、人を愛し、同時に彼らから自分を守ることは可能なのだ。どうやって？

主は、和解と境界線の設定とのバランスについて、次のように語っておられます。 マタイによる福音書18:15-17. これらの指示は、誰かが私たちを傷つけるようなことをしたときに、主が私たちに望んでおられるプロセスを概説している。

「あなたの兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って、あなたと彼だけの間で、彼にその非を示しなさい。もし彼があなたの言うことを聞くなら、あなたは兄弟を取り戻したことになる。二、三人の証人の口によって、すべての言葉が立証されるようにするためである。もし彼がその人たちの言うことを聞こうとしないなら、それを集会で話しなさい。もしその人が集会でも聞くことを拒むなら、あなたがたには、その人を異邦人や徴税人と同じようにしておきなさい。

あなたの兄弟があなたに対して罪を犯すなら」(マタイによる福音書18:15), しかし、主が「兄弟」という言葉を隣人一般を意味する言葉として使っているのは明らかだ（参照）。 アルカナ・コエレスティア 2360:6, 7; 黙示録の説明 746:15).

これらの指示は、私たちが関係を持つ誰かが、私たちを傷つけるようなことをしているときはいつでも当てはまる。

最後に主が言われるのは、もし私たちが「兄弟」とうまくやれないなら、その人を「異教徒、徴税人」(マタイによる福音書18:17). もしこの指示のうち、私たちが注意を払うのがその部分だけだとしたら、かなり厳しく聞こえるだろう。しかし、もし私たちがこの指示の一部にしか注意を払わないのであれば、私たちは要点を見逃していることになる。私たちには従うべきプロセスがあり、一度に一歩ずつ進むように意図されている。人間として、私たちはオール・オア・ナッシング思考に陥りがちだ。誰かに腹を立てているときや、相手の行動が私たちを不安にさせる場合は特にそうだ。私たちは、"この人とは親密で、私たちの間に境界線はない "か、"この人とは距離を置いていて、私たちの間に絆はない "かのどちらかだと考える。認知的にはそうである必要はないとわかっていても、私たちの感情はしばしば、そうあるべきだと言う。中庸の立場を保つには成熟が必要であり、知恵が必要なのだ。つまり、他人の行動が私たちに与えている害を認め、対処することで、その人との関係を完全に断ち切ることはない。それは最も簡単な道でも、最も自然な道でもない。しかし、主が私たちに求めておられる道なのだ。

主は、もし兄弟が私たちに対して罪を犯したなら、最初の一歩は「行って、あなたとその兄弟だけの間で、彼の非を告げる」ことだと言われる(マタイによる福音書18:15). これが最初のステップであることは、とても理にかなっている。誰かと問題があれば、そのことについて話し合う。重要なのは、これが最初のステップであることを確認する必要があるということだ。ステップ2は他の人を巻き込むことだが、時にはステップ1を踏む前にステップ2を踏んでしまうこともある。その人の行動について話す前に、私たちを怒らせた人について友人に愚痴をこぼすのだ。そうすると、たいていは恨みが深まるばかりだ。時には、自分を傷つけた相手と話す前に、助言を得たいと思うこともある。メンターや専門家に助言を求めるのは適切なことかもしれない。しかし、問題を他人事にしてはいけない。少なくとも、すぐには。誰かに腹を立てているのであれば、まずは大人同士の付き合いとして話をすることから始めよう。そうすることで、実際の和解につながるのだ。あなたの兄弟があなたに対して罪を犯したなら、行って、あなたとその兄弟だけの間でその非を言いなさい。もし彼があなたの話を聞くなら、あなたは兄弟を得たことになる」(マタイによる福音書18:15).

もちろん、これは危険な状況に身を置くべきだという意味ではない。誰かが私たちをひどく傷つけた場合、その人と一対一で会うのは安全ではないと感じるかもしれない。この教えの精神は、必要なとき以外はステップ1をスキップしてはならないということだ。そして、最初の会話で自分を守るためにできることがある。ダビデの本を見習って、私たちを傷つけた相手と距離を置いて話すことができる(1 サムエル記上26:13). 電話で話すか、手紙を書くか。あるいは、レストランなどの公共の場で、より安全だと感じられる場所で会話をすることもできる。

一対一で会話をしても、兄弟がまだ私たちの話を聞こうとしないなら、主は私たちが "もう一人か二人 "連れて行くことができると言われる。(マタイによる福音書18:15). つまり、その時点で、必要であれば他の人を巻き込むことができる。1人か2人でいい。エスカレートしすぎる。もちろん、適切な人選も重要だ。巻き込む人は、賢明で冷静な人でなければならない。理想的なのは、私たち自身と、私たちが不満を抱いている相手の両方から信頼されている人たちだ。第三者を巻き込むと、事態がエスカレートすることを念頭に置く必要がある。もし他の人を巻き込む必要があるなら、主はそうすることができると言っておられる。

第三のステップは、「教会に言う」ことである(マタイによる福音書18:17). これは、礼拝後の軽食のために集まったときに、互いの不満を言い合うべきだという意味ではない。ここで "教会"（ἐκλησία）と訳されているギリシャ語は、単に "集まり "や "集会 "を意味する。つまり主が言いたいのは、もし誰かが私たちの言うことを聞かず、私たちや信頼できる一握りの人々がそれについて話したにもかかわらず、その人を傷つけるような行動を改めないなら、私たちはその不満について率直に話すことが許されるということだ。それが有益なことであれば、私たちは地域社会を巻き込むことができる。おそらく「教会に話す」ということは、ある種の公的な仲裁を求めることが許されているということだろう。古代では、教会の指導者たちがそのようなことをしていただろう。現在では、公的な仲裁を望むなら、通常は裁判所に行く。

の主の言葉によれば、最後の段階は次のようなものだ。 マタイによる福音書18, というのは、兄弟を「異教徒で徴税人」(マタイによる福音書18:17). これは、問題のある人物を軽蔑したり、非難したり、憎んだりすることが許されるという意味ではない。単に、他のすべてが失敗し、私たちを傷つけた人が私たちを傷つけ続けている場合、私たちは彼らから自分自身を切り離すことが許されているということです。私たちは、その人を私たちの領域の一部ではない誰かとして扱うことが許されているのだ。実際には、これは私たちを傷つけた人との交流やコミュニケーションを制限することを含むだろう。

主は、私たちはこのようなことをすることを許されていると言っておられる--必要であれば、私たちは境界線を設けることを許されている。しかし、従うべきプロセスがある。感情を傷つけられたからといって、そのままエスカレートして加害者との関係を断つことはできない。そして、ここが本当に難しいところなのだが、主が私たちに許される境界線についてこう言われた直後に、主は弟子たちとこんな会話をしている：

主よ、私の兄弟が私に対して罪を犯すのは何度までですか。7回までですか？"

イエスは彼に言われた、「わたしは、七回までとは言わない。(マタイによる福音書18:21-22)

新教の天の教理では、「七の七十倍」とは「数えずに常に」という意味だと言われている(黙示録257:4, 391:21).

ルカによる朗読の中で、主は似たようなことを言っている：

あなたの兄弟があなたに対して罪を犯したならば、彼を戒めなさい。また、もしその兄弟が一日に七度あなたに対して罪を犯し、一日に七度「悔い改めます」と言って戻って来るなら、あなたはその兄弟を赦さなければならない。(ルカによる福音書17:3, 4)

主は、私たちは境界線を設けることを許されていると言っておられるが、同時に、人が私たちを傷つけるたびに、その人を赦す必要があるとも言っておられる。そしてこの説教の要点は、私たちはその両方を同時に行うことができるということだ。赦すということは、人にひどい仕打ちをする許可を与えることとは違う。誰かを赦すということは、その人を自分の下に置く権利を放棄することである。許すということは、憎む権利を放棄することだ。憎しみは魂を毒するからだ。

ある意味、人を赦すということは、赦す相手のことですらない。赦すことは、主との関係を正すことなのだ。ヨセフの兄弟たちが彼に赦しを求めたとき、彼はこう答えた。創世記50:19). つまり、兄弟を裁くのも罪を赦すのも自分の仕事ではないと。それは神の仕事だった。他の人間が赦しに値するかどうかを判断することは、私たちの仕事ではない。私たちは隣人を愛するように命じられており、敵をも愛するように命じられている。そして、もし誰かを愛そうとするなら、恨みを持ち続けることはできない。憎むことを自分に許すことはできない。しかし、人を愛することと、その人との間に境界線を設けることは、同時に起こりうることなのだ。その真理を保持することは、中間にスペースを保持することであり、「どちらか一方」思考を避けることである。その中間のスペースを保つには、知恵と成熟が必要であり、それが主が私たちに求めていることなのだ。

最後に、天の教典の一節を見て、私たちが悪を選んだときの天使たちの扱い方を説明しよう。

天使たちはいつも私たちと共にいて、私たちには見ることも感じることもできない方法で私たちを守っている。(天界の秘義5854)

彼らがいてくれるのは良いことだ！別の箇所では、もし彼らが私たちとともにいなかったら、私たちは「すぐに滅びる」と言われている(天界の秘義50). 私たちが悪を選ぶとき、天使たちを遠ざけてしまうのだ。

しかし、天使たちは完全に離れていくわけではない。私たちが悪を選んだとき、天使たちはまだ私たちと一緒にいる。私たちが悪に深く沈めば沈むほど、天使たちは遠ざかっていく。彼らは私たちの近くにいることを望み、近くで私たちを愛することを望む。しかし、それができない場合、彼らは遠くから私たちを愛する。私たちはときどき、愛と距離は互いに排他的なものだと思い込んでしまうことがある。しかし、そうではない。私たちは天使たちの例に倣うことができる。必要であれば、遠くから愛することもできる。天使たち自身が、主の模範に従っているのだ--主は悪を善とは言わず、それにもかかわらず赦す用意があり、主を呼び求める者すべてに憐れみを豊かに注いでくださる方なのだから(詩編86:5). ¹

脚注:

395. Verse 11. And white robes were given to every one of them, signifies Divine truth from the Lord with them, and protection. This is evident from the signification of "a white robe" as being Divine truth from the Lord, for "robe" signifies truth in general, because it is a general covering; and "white" is predicated of truths which are from the Lord; for whiteness pertains to light, and the light proceeding from the Lord as a sun is in its essence Divine truth. That "white robes were given to everyone of them" signifies also protection, will be told further on; but let it first be told why "a white robe" signifies Divine truth from the Lord. All spirits and angels are clothed according to their intelligence, or according to their reception of truth in the life, this constituting intelligence; for the light of their intelligence is formed into garments, and when these are thus formed they do not merely appear as garments, but they also are garments. For all things that exist in the spiritual world, and appear before the eyes of those there, exist from the light and heat that proceed from the Lord as a sun; from that origin have been created and formed not only all things in the spiritual world, but also all things in the natural world; for the natural world exists and subsists by means of the spiritual world from the Lord. From this it can be seen that the appearances that exist in heaven before the angels are altogether real; in like manner also the garments. As spirits and angels are clothed according to intelligence, and all intelligence is of truth, and angelic intelligence is of Divine truth, so they are clothed according to truths; this is why "garments" signify truths; "the garments" that are next to the body, that is, the inner garments, signify interior truths; but the garments that are outside of these and encompass them, signify exterior truths; therefore "a robe," "a mantle," and "a cloak," which are general coverings, signify truths in general, and "a white robe" Divine truth in general, which they have from the Lord. (But see what has been shown respecting The Garments with which Angels are Clothed, in the work on Heaven and Hell 177-182; and what has been said above about the signification of garments, n. 64-65, 195, 271.)

[2] "There were given to those who were under the altar white robes" signifies also protection by the Lord, because "the white robes" given to them represented the presence about them of the Lord with Divine truth; and by means of Divine truth the Lord protects His own, for He surrounds them with a sphere of light, from which they have white robes; and when encompassed by this sphere they can no longer be infested by evil spirits; for, as said above, they were infested by evil spirits, and were therefore hidden by the Lord. This also takes place with those who are elevated by the Lord into heaven. They are then clothed with white garments, which is an indication that they are in Divine truth, and thus in safety. But respecting those who were clothed in white robes more will be shown in the explanation of the following chapter (Revelation 7:9, 13-17).

[3] That "robe," "mantle," and "cloak" signify Divine truth in general can be seen also from the following passages. In Zechariah:

The prophets shall be ashamed every man of his vision which he hath prophesied; neither shall they wear a mantle of hair to dissemble (Zechariah 13:4).

"Prophets" signify those who teach truths from the Word, and in an abstract sense, the truths of doctrine from the Word; and because of this signification of "prophets" they were clothed with a mantle of hair, "the mantle of hair" signifying Divine truth in ultimates, which is Divine truth in general, for the ultimate contains all things interior; "hair," too, signifies the ultimate. This is why:

Elijah, from his mantle, was called a hairy man (2 Kings 1:7-8);

And John the Baptist, who was as Elijah by reason of a like representation, had a garment of camel's hair (Matthew 3:4).

This makes clear the signification of "the prophets shall not wear a mantle of hair to dissemble," namely, that they shall not declare truths to be falsities, and falsities to be truths; this is what is signified by "dissembling."

[4] Because Elijah represented the Lord in relation to the Word, which is the doctrine of truth itself, and Elisha continued the representation, and because "mantle" signified Divine truth in general, which is the Word in ultimates, so the mantle divided the waters of Jordan, according to the following in the books of the Kings:

When Elijah found Elisha he cast his mantle upon him (1 Kings 19:19).

Elijah took his mantle, and wrapped it together, and smote the waters of Jordan, and they were divided hither and thither, and they two passed over on the dry ground (2 Kings 2:8).

Elisha seeing when Elijah was carried up by a whirlwind into heaven, took up the mantle of Elijah that fell from him, and went back, and stood by the bank of Jordan; and he took that mantle and smote the waters; and they were divided hither and thither, and he passed over (2 Kings 2:12-14).

"Elijah's casting his mantle upon Elisha" signified the transference to Elisha of the representation of the Lord in relation to the Word; and that "the mantle fell from Elijah when he was taken away, and was taken up by Elisha," signified that this representation was then transferred to Elisha, for Elijah and Elisha represented the Lord in relation to the Word, and they were clothed according to what they represented, "the mantle" signifying the Word in which is Divine truth in general, or Divine truth in the whole complex. "The dividing of the waters of Jordan by Elijah's mantle," first by Elijah and afterwards by Elisha, signified the power of Divine truth in ultimates; "the waters of Jordan" signifying, moreover, the first truths through which there is introduction into the church, and these first truths are such as are in the ultimates of the Word. From this, too, it can be seen that "a mantle" and "a robe" signify Divine truth in general. (That "Elijah" represented the Lord in relation to the Word, so, too, "Elisha," see Arcana Coelestia 2762, 5247. That the ultimate contains the interior things, and thus signifies all things in general, n. 634, 6239, 6465, 9215, 9216, 9828; that thus strength and power are in ultimates, n. 9836; that "Jordan" signifies the entrance into the church, and thus "the waters of Jordan" signify the first truths through which there is entrance, n. 1585, 4255; and that "waters" mean truths, see above, n. 71.) First truths are also ultimate truths, such as are in the sense of the letter of the Word, for through these entrance is effected, for these are first learned, and in them are all interior things which constitute the internal sense of the Word.

[5] One who does not know what "robe" or "mantle" signifies, does not know what "cloak" signifies, for a cloak, as well as a mantle, was a general garment, encompassing the tunic or inner garment, therefore it has a like signification. Neither does he know what was signified by Saul's rending the skirt of Samuel's cloak; by David's cutting off the skirt of Saul's cloak; by Jonathan's giving David his cloak and garments; and by kings' daughters being arrayed in cloaks of various colors; neither does he know the meaning of many other passages in which cloaks are mentioned in the Word. Of Saul's rending the skirt of Samuel's cloak, we read:

Samuel turned to go away, but he laid hold upon the skirt of his cloak and it was rent. And Samuel said, Jehovah hath rent the kingdom of Israel from thee this day, and hath given it to thy companion, who is better than thou (1 Samuel 15:27-28).

The words of Samuel make clear that "the rending of the skirt of the cloak" signified the rending of the kingdom from Saul, for he said after it was done, "Jehovah hath rent the kingdom of Israel from thee this day," "a king" and "his kingdom" signifying the Divine truth of the church, and "the skirt of a cloak" signifying Divine truth in ultimates, that is, all Divine truth in general; for the kings that were over the sons of Israel represented the Lord in relation to Divine truth, and their kingdom signified the church in relation to Divine truth; therefore this historical fact signifies that king Saul was such that he could no longer represent the Lord, and that the representation of the church would perish if the kingdom were not rent from him. (That "kings" represented the Lord in relation to Divine truth, and thus "a kingdom" signified the church in relation to Divine truth, see above, n. 29, 31.)

[6] The same is signified by David's cutting off the skirt of Saul's cloak, of which we read:

David entered into the cave where Saul was, and cut off the skirt of his cloak, and when he afterwards showed it to Saul, Saul said, Now I know that thou shalt reign, and the kingdom of Israel shall be established in thy hand (1 Samuel 24:3-5, 11, 20).

This was done by David of Divine Providence, that the like might be represented as above, "the skirt of the cloak," and "King Saul and his kingdom," having the like meaning as above.

[7] That Jonathan the son of Saul stripped himself of his cloak and his garments, and gave them to David, of which we read as follows, has a like signification:

Jonathan stripped off the cloak that was upon him, and gave it to David, and his garments, and even his sword and his bow and even to his girdle (1 Samuel 18:4).

This signified that Jonathan, the heir of the kingdom, transferred all his right to David; for all the things that Jonathan gave to David were representative of the kingdom, that is, of the Divine truth of the church, which Saul represented; for as was said above, all the kings who were over the sons of Israel represented the Lord in relation to Divine truth, and their kingdom represented the church in relation to Divine truth.

[8] Because "cloaks" and "robes" signify Divine truth in general:

The king's daughters that were virgins were clad in robes of diverse colors (2 Samuel 13:18).

"The king's daughters that were virgins" signified the affections of truth, and thus the church, as can be seen from a thousand passages in the Word in which "the king's daughter," "the daughter of Zion," "the daughter of Jerusalem," also "the virgin of Zion," and "the virgin of Jerusalem" are mentioned; therefore "the king's daughters" represented also the truths of that affection by their garments, and in general by their robes, which, were therefore, variegated with diverse colors. So also truths from good, or truths from affection, are represented by the garments of the virgins in heaven; which truths are more fully described by:

The garments of the king's daughter (Psalms 45:9-10, 13-14).

[9] As mourning in the Ancient Churches signified spiritual mourning, which is from the deprivation of truth, they represented this in their mourning, then by rending their mantles or cloaks, as is evident in Job:

When Job had lost all things, then he arose, rent his mantle, and said, Naked came I out of my mother's womb, and naked shall I return (Job 1:20-21).

Job's three friends, when they saw him, wept and rent their cloaks (Job 2:12).

(That "rending the garments" was a representative of mourning because of truth injured or destroyed, see Arcana Coelestia 4763.) And again in Ezekiel:

All the princes of the sea shall come down from their thrones, and shall put away their cloaks and strip off their broidered garments; they shall be clothed with terrors; they shall sit upon the earth (Ezekiel 26:16).

This is said of Tyre, which signifies the church in respect to the knowledges of truth and good, here the church where these are destroyed. That there are no longer any truths through which there can be a church, is signified by "all the princes of the sea shall come down from their thrones;" "the princes of the sea" meaning true primary knowledges [scientifica]; "to come down from thrones" signifying that these have been destroyed, and consequently that there is no intelligence. The like is signified by "they shall cast away their cloaks and strip off their broidered garments," "cloaks" meaning truths in general, and "broidered garments" the knowledges of truth; the consequent damnation is signified by "they shall be clothed with terrors; they shall sit upon the earth."

[10] In Micah:

My people have set up an enemy for themselves for the sake of a garment; ye strip off the mantle from them that pass by securely, returning from war (Micah 2:8).

These words do not mean that "the sons of Israel have set up an enemy for the sake of a garment, and have stripped off the mantle from those that pass by securely;" but they mean that they held as enemies those who spoke truths, and deprived of all truth those who had lived well and had shaken off falsities, "garment" meaning truth, "mantle" all truth because it means truth in general; "to pass by securely" means to live well; "men returning from war" mean those who have shaken off falsities, "war" meaning the combat of truth against falsity. Who cannot see that this is the spiritual meaning of the Word; and not that the people of Israel held some one as an enemy for the sake of a garment, or stripped off the mantle from those who passed by?

[11] In Matthew:

The scribes and Pharisees do all their works that they may be seen of men, and make broad their phylacteries, and enlarge the borders of their robes (Matthew 23:5).

This the scribes and Pharisees did, but it also represented and signified that they talked about, and applied to life and to their traditions many things from the ultimates of the Word, in order that they might appear holy and learned. "Their phylacteries which they make broad," signify goods in outward form, for "phylacteries" were worn upon the hands, and "hands" signify deeds, because these are done by the hands; "the borders of their robes which they enlarge," signify external truths; external truths are those that are in the ultimate sense of the letter; "robes" mean truths in general, and "borders" their ultimates. (That "borders of robes" signify such truths, see Arcana Coelestia 9917.)

[12] In Isaiah:

I will rejoice in Jehovah, my soul shall exult in my God; for He hath clothed me with the garments of salvation; He hath covered me with the robe of righteousness (Isaiah 61:10).

"To rejoice in Jehovah" signifies to rejoice in Divine good; "to exult in God" signifies to exult in Divine truth; for the Lord is called "Jehovah" from Divine good, and "God" from Divine truth, and from these is all spiritual joy. "To clothe with the garments of salvation" signifies to instruct and to gift with truths; and "to cover with the robe of righteousness" signifies to fill with every truth from good, "robe" meaning all truth, because it means truth in general, and "righteousness" is predicated of good.

[13] In the same:

He put on the garments of vengeance, and covered Himself with zeal as with a robe (Isaiah 59:17).

This is said of the Lord and of His combat with the hells; for when He was in the world He reduced all things in the hells and in the heavens to order, and this by Divine truth from Divine love. "Garments of vengeance" signify the truths by which, and "zeal as a robe" the Divine love from which this was done; "robe" is mentioned to signify that it was done through Divine truths from Divine love. (But what "the robe of the ephod" signifies, in which Aaron was arrayed, and upon the borders of which were pomegranates and bells, of which in Exodus 28:31-35 and Leviticus 8:7, see Arcana Coelestia 9910-9928).