山上の説教（その1）

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1.群衆を見て、主は山に登られた。主がお座りになると、弟子たちが主のもとに来た。

2.そして口を開いて彼らに教えられた、

3.「天の御国は，心の貧しい者たちのものである。

4.その人たちは慰められるからである。

5.彼らは地を受け継ぐからである。

6.正義に飢え渇く者は幸いである。

7.慈悲深い者は幸いである。

8.そのような者たちは，神を見るであろう。

9.彼らは神の子と呼ばれるからである。

10.正義のために迫害される者は幸いである。

11.あなたがたは，わたしのために，あなたがたを非難し，迫害し，あなたがたに不利なあらゆる悪口を言い，嘘を言いふらす。

12.喜び躍りなさい。あなたがたの報いは天に多いからである。」

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この次のエピソードが始まると、ガリラヤだけでなく、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、そしてヨルダンの向こうの地域からも、大勢の群衆がイエスのもとに集まってくる。群衆を見て、イエスは山に登り、口を開き、説教を始められる。イエスの説教は、「心の貧しい人々は幸いである。5:3).

前の章では、イエスは洗礼を受け、その後、荒野で一連の誘惑を受けた。誘惑とは、より高い目標や霊的な目的が脅かされ、妨げられ、挑戦されることである。このような時、私たちは自分の低次の本性の欲望、つまり遺伝的な悪を行ないたいという欲望に気づく。

このような誘惑の状態は、私たちの人生において主がどれほど必要であるか、神なしでは何もできないことを思い起こさせる役割を果たす。この認識は、私たちを霊的な貧しさを認める真の謙遜の状態へと導く。聖典では、この謙遜の状態を "霊的に貧しい "と呼ぶ。イエスが "心の貧しい者は幸いである "という言葉で教えを始められるのはこのためである。

この謙遜な状態こそが、神から流れ込む善と真理を受け取る道を開くのである。イエスが、自分の霊的な貧しさを認める人々について、"彼らのところに天の御国があるからだ "と言われるのはこのためである。

このような謙遜の状態で、私たちは祈りの中で主に向かい、自分の霊的な貧しさを告白し、罪を悔い改めるのです。自分の言動に自責の念を感じ、自分の人生を導き導いてくださる主の資質がどれほど必要かを悟るのである。これが、次の祝福が「悲しむ者は幸いである。5:4).

主が私たちを慰めてくださるとき、私たちの低次の本性の欲望は抑えられ、静まる。過剰な自己愛やこの世のものへの愛への傾きが抑えられます。これには、焦り、嫉妬、防衛心、憤り、怒り、軽蔑、貪欲などが含まれる。私たちの低次の本性にあるこれらの欲望が手なずけられるとき、もはや私たちの日常生活の行動を支配し、支配することはなくなる。イエスが言うように、「柔和な者は幸いである。5:4).

ギリシャ語の原語では、"柔和 "を意味するプロアス [πραグς]は "飼いならす "を意味する。自己と世に対する過剰な愛を静め、鎮め、手なずけた人々は、今、主が彼らの内に、彼らを通して行動される準備ができている。彼らは良い人生を送り、正しいことを行ないたいと願っている。そのため、彼らは今、主のいつくしみに飢え、主の真理に渇いている。だからイエスは言われる、「義に飢え渇く者は幸いである。5:6).

これは次の3つの祝福への移行を意味する。第五、第六、第七の祝福は、義の生活を構成する慈愛の業を要約したものである。すべてのことを神に委ねるとき、私たちは他者に対する慈しみに満たされる。そして、その憐れみを行使する限り、私たちはより憐れみ深くなる。それゆえ、イエスは第五の祝福を与えるにあたって、「あわれみ深い者は幸いである。5:7).

そして、すべての人間関係において憐れみ、赦し、思いやりを実践することで、私たちの心は浄化され、他人の良いところを見ることができるようになる。つまり、神から与えられた資質が見えるようになるのだ。イエスが第六の祝福で言っているように、「心の清い者は幸いである。5:8) ¹

これは第七の祝福につながる。イエスは「平和をつくる者は幸いである。5:9). 主が私たちの内に、そして私たちを通して働いておられるとき、私たちは平安の状態にある。私たちの内なる戦いは終わったのだ。主が御言葉の中で語っておられることと、それに従って生きたいという私たちの願いとの間には、もはや何の葛藤もない。ヘブライ語の聖句にあるように、「エルサレムに慰めを語り、その戦いは終わったと叫びなさい」(イザヤ書40:2).

これら7つの祝福の順序は、私たちの霊的な貧しさを認識することから始まり、主が私たちの内に、また私たちを通して働いてくださる安息日の状態に終わる、再生のプロセスを明らかにする神の系列である。この状態において、主は私たちの天の父であり、私たちは神の子と呼ばれる。

このことは、最終的かつ頂点に達する祝福につながる。イエスは言われる、「彼らがあなたがたをののしり、迫害し、わたしのためにあなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである」(5:10). この第八の祝福は、霊的生活が継続的なプロセスであることを思い出させてくれる。霊的成長の各状態に関連する祝福を経験するとき、私たちは同時に、より高い、より高次の霊的生活の状態に入る準備をしているのである。しかし、それらのより高い状態に入るためには、より微妙な悪を暴き、闘い、克服しなければならない。

こうして、誘惑の試練が再び始まり、より明白でない悪が神の真理の明るい光によって暴露される。これらのより内面的な悪は、私たちの中で立ち上がり、激しく自己防衛し、命をかけて戦う。しかし、自己中心的な懸念を支える誤った理屈や正当化に屈することを拒み、耐え忍ぶなら、そこには大きな祝福がある。彼らがあなたがたを侮り、迫害し、わたしのために、あなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである。天にあるあなたがたの報いは大きいからである。5:11-12).

第八の祝福は、私たちをシリーズの最初に戻し、誘惑が私たちの信仰を確認する機会を与えてくれることをもう一度思い起こさせる。誘惑の中で受ける苦闘は困難なものであるかもしれないが、それは私たちをより内的な天の共同体と接触させ、私たちの意識を拡大させるものであるため、喜んで予期することができる。 ²

その結果、私たちを取り巻く単純な祝福に対する感謝の念が増し、他者のニーズに対する意識が高まり、手を差し伸べて奉仕したいという気持ちが高まる。だから、イエスは言われる。"喜びなさい、大いに喜びなさい。

実践的な適用

第八の祝福は、霊的成長とはスパイラルカリキュラムのようなもので、同じことを何度も繰り返し、より深く学ぶ機会があることを思い出させてくれる。その意味で、私たちは霊的な試練を障害としてではなく、さらなる成長への足がかりとしてとらえるべきである。すべての試練は、自分が信じていることをより深く確認する機会なのだ。実際的な応用として、次にエゴが刺激されたり、焦りが生じたり、恨みが生じそうになったりしたときは、より高い意識から対応する機会だと考えてください。言い換えれば、今こそ聖典の真理に頼るときであり、その真理を通して天使たちがあなたを助け、主があなたに打ち勝つ力を与えてくださることを知っているのだ。最も重要なことは、誘惑に勝ったからといって、プライドを高めたり、自我を膨らませたり、自分に偽りの自信を持たせたりしてはならないということだ。誘惑は自分の弱さと神の力の両方を明らかにするものであることを忘れずに、必ず神に栄光を帰しなさい。すべての力は主のみものであることを悟るまでは、誘惑を繰り返す運命にある。 ³

良い仕事をする

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13.「あなたがたは地の塩である。そのあとは、捨てられ、人に踏みつけられるだけで、何の役にも立たない。

14.あなたは世の光です。山の上に築かれた町は、隠れることができない。

15.あなたがたは，燭台の上にいて，家の中にいるすべての人のために輝くのである。

16.だから、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。そうすれば、人々はあなたがたの善行を見、天におられるあなたがたの父をあがめるであろう」

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。山上の説教は素晴らしい教えを与えている。しかし、その教えの精神に従って善い行いをしようとする気持ちがなければ、単なる教えは役に立たない。それは味を失った塩のようなものであり、籠の下に隠された灯火のようなものである。すべての真理は用いるために与えられる。神が私たちに与えてくださるあらゆる祝福は、私たちが隣人により大きな奉仕をするためになされる。そして、その奉仕の中にこそ真の祝福がある。すべての天の報いは、隣人に対する愛に満ちた奉仕に携わるときに経験する喜びだからだ。 ⁴

そのため、神のシリーズは次のような言葉で続けられている：「あなたがたは地の塩であるが、もし塩がその味を失ったら、どうやって味をつけようか。それでは、人に捨てられ、足で踏みつけられるだけで、何の役にも立たない」(5:13).

塩は調味料として非常に有用である。しかし、風味を失った塩は役に立たない。同様に、善を行おうとしない人間は、味のない塩のようなものだ。真理は活用されなければならない。これがこの説教の主旨である。光は良いものだが、それを用いなければならない：「あなたがたは世の光である。「丘の上にある町は隠れることができない。丘の上にある町は、隠れることができない。また、ランプをともしてかごの下に置くこともなく、ランプ台の上に置いて、その家にいるすべての人に光を与える」(5:14-15).

この箇所で強調されているのは、真理を学ぶことだけではなく、真理を生きることである。それは、人々があなたがたの 良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるためである」(5:16). ⁵

霊的指導には、善い行いをすること以外に目的はない。そして良い行いは、主が私たちを通して働いてくださるときにのみ、真に良いものとなる。だからこそ、この説教では、他人が私たちの善い行いを見るとき、すべての賛美、栄光、誉れは神に向かうべきであるという重要な注意喚起が含まれているのである。イエスが言われるように、あなたの良い行いを人々に見せなさい、しかしそれが "天におられるあなたの父をあがめる "ものであるようにしなさい。それは私たちのことではなく、私たちを通して働かれる神のことなのだ。 ⁶

イエスは聖書の内なる意味を明らかにし始める

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17.「わたしが来たのは、律法や預言者を取り消すためではない。

18.天地が過ぎ去るまで、一つのヨードも一つの小角も、律法から消えることはない。

19.しかし，それを行なって教える者は，天の御国で大いなる者と呼ばれるであろう。

20.あなたがたの正義が律法学者やパリサイ人の正義を超えない限り，あなたがたは天の御国に入ることはできない。

21.あなたがたは，古代の人たちが，『あなたは人を殺してはならない。

22.また，兄弟に向かって，「ラカ」と言う者は，審きの対象となり，「愚か者め」と言う者は，火のゲヘナの対象となる。

23.それゆえ，あなたが祭壇の上に贈り物をささげて，そこであなたの兄弟があなたに対して何かあることを思い起こすならば，」。

24.まずあなたの兄弟と和解し，それから，あなたの贈り物をささげなさい。

25.あなたがたの兄弟が，その祭壇の前で，あなたがたの贈り物 を置いて，あなたがたの道を行きなさい。

26.わたしはあなたに言う。あなたは最後の銭を払うまで，そこから出てはならない。

27.あなたがたは，姦淫してはならない。

28.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

29.あなたがたの右目が，あなたがたをつまずかせるならば，それを抜いて，あなたがたから捨てなさい。

30.もしあなたの右手が，あなたをつまずかせるなら，それを断ち切って，あなたから捨てなさい。

31.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

32.アッラーの御許に，あなたがたは堕落したのである。

33.またあなたがたは、古代の人々に、「あなたは偽りを誓ってはならない。

34.それは神の御座だからである；

35.それは神の御座であるからである。

36.なぜなら，あなたは一本の毛も白くすることができず，また黒くすることもできないからである。

37.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

38.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

39.あなたがたの右のほお骨を打つ者は，もう一方のほお骨も打ちなさい。

40.わたしたちは，あなたがたの右のほお骨を打つ者には，もう一方のほお骨も打ちなさい。

41.アッラーは凡てのことに全能であられる。

42.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

43.アッラーの御許に，あなたがたは従うのか。

44.あなたの敵を愛し、あなたを呪う者を祝福し、あなたを憎む者によくし、あなたを傷つけ迫害する者のために祈りなさい」

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。真理が用いられなければならないのは紛れもない事実である。しかし、神の御言葉を最も完全に活用する前に、それを完全に理解しなければならない。だからイエスは今、弟子たちに聖句の読み方について簡単な手ほどきをしているのだ。わたしは滅ぼすために来たのではなく、成就させるために来たのである」(5:17).

イエスが来られたことで、ヘブライ語の聖典の預言が成就されたという点で、イエスは律法を成就された。しかし、イエスはまた、律法をより高い意味で満たすことによって、律法を成就させようとしていた。イエスは、律法が私たちの外面的な行動だけでなく、私たちの内面的な態度、すなわち心の欲望についても語っていることを説明された。霊的に理解されるとき、律法は外面的な行いを規制するためだけでなく、より重要なこととして、内面的な生活を改革するためにも役立つのである。

イエスは戒めから始められた。あなたがたは、昔の人たちに『人を殺してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう・・・しかし、あなたがたに言っておくが、理由もなく兄弟に腹を立てる者は、裁きの危険にさらされる」(5:21-22). あなたがたは、昔の人に『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたでしょう。あなたがたは、昔の人たちに『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておくが、欲情して女を見る者は、すでに心の中でその女と姦淫を犯したのである」(5:27-28).

これらは新しい教えだが、聴衆の理解を超えているわけではない。やがて、人間の精神や天国への道についてのより深い教えが生まれるだろうが、人々がこうしたより内面的なメッセージを完全に理解できるようになるまでには時間がかかるだろう。しかし、今のところは、人々の理解を超えた抽象的な真理ではなく、人々が理解できる具体的で文字通りの教えを与えれば十分なのである。

この点で、イエスは誓いを立ててはならないと教えている（参照）。 5:33-37), 報復するのではなく、頬を差し出すのである。 5:39), いがみ合うことなく、要求された以上のものを与えることである。 5:40), 必要以上のことをし、求める者には誰にでも与え、借りたい者には誰にでも貸す（参照 5:42).

これらの教えに従うのは難しいが、理解するのは難しくない。イエスの言葉の中には、私たちの心の奥底にある信念が攻撃を受けているときの私たちの対応についての、より高い真理が含まれている。そのようなとき、もし私たちが真理にとどまるなら、迷うことはない。 ⁷

イエスはこのような内面的な真理を教える代わりに、彼らの心をもっと明白な問題、たとえば復讐したいという欲求を克服する必要性に向けさせた。あなたがたは、『目には目を、歯には歯を』と言われたのを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておく。しかし、あなたがたの右の頬をたたく者があれば、もう一方の頬もその人に向けなさい」(5:38).

「頬を向ける」とは、自分の信念が攻撃されたときに、内面的に行うことである。このような攻撃は、他人を通してもたらされることもあるが、神への信仰を破壊し、神の真実の力への信頼を損なわせようとする、目に見えない霊的な力を通してもたらされることもある。それゆえ、私たちは内面的に頬を向けるときはいつでも、自分が真実であると知っていることに揺るがない。

そのようなとき、私たちは、どんな言葉も、ささやかれる言葉も、ほのめかされる言葉も、私たちを傷つけたり、私たちの信仰を破壊したりすることはできないことを知っている。悪に引き込まれない限り、私たちは神の保護下にある。私たちが主のいつくしみと真理のうちにとどまっている限り、悪は私たちに霊的な害を及ぼすことはできない。したがって、悪に抵抗する必要はない。 ⁸

しかし、私たちの自然な生活においては、もっと慎重にならなければならない。私たちは、求める人すべてに与えることはできないし、貸してもいけない。そのような無差別な施しは、私たちが他者に善を行うための資源を失うことになるからだ。同様に、泥棒、詐欺師、詐欺師が私たちを利用するのを許してはならない。罪のない被害者を利用する者は通報され、起訴され、有罪が確定すれば責任を負わなければならない。犯罪行為を無視したり、悪意を支持したりすることは、悪人にとって何の益もなく、社会にとって有害である。 ⁹

要するに、外的な面では残酷さ、詐欺、不正に抵抗しなければならない。しかし、内的な面では、私たちは平静を保ち、平静を装い、平静を装うことができる。私たちの信仰を奪い、幸福を破壊しようとする悪に抵抗するのは神だけだからである。 ¹⁰

これらの教訓は、イエスが後に述べる、より内面的な教訓である。憎しみ、報復、復讐の状態に引き込まれてはならない。その代わりに、イエスは彼らがより高い意識に立ち上がるよう呼びかける。隣人を愛し、敵を憎め。しかし、わたしはあなたがたに言う、敵を愛し、あなたがたを呪う者を祝福し、あなたがたを憎む者に善をなし、あなたがたを憎んで用いる者、迫害する者のために祈りなさい」(5:43-44).

実践的な適用

山上の説教のこの部分でイエスは、「目には目を、歯には歯を」というヘブライの掟に対応する新しい方法を群衆に示した(出エジプト記21:24). イエスは、同じような破壊的な行動、つまり悪に悪を返すような反応を自動的にするのではなく、別の種類の反応によって新しい意識レベルに立ち上がるようにと人々に言われる。右の頬を叩く者は、もう一方の頬も向けなさい。実践的な応用として、あなたのエゴが傷つけられたり、妨げられたり、攻撃されたと感じたり、侮辱には侮辱を、傷には傷を、過ちには過ちを、悪には悪を返したくなるときはいつでも、それに引き込まれないことだ。その代わりに、高次の理解があなたの感情的傷害を支配するようにしなさい。あなたの低次の本性の衝動を、あなたの真実の理解に支配させ、手なずけるようにしなさい。より高次の反応を選びなさい。 ¹¹

"それゆえ、あなたがたは完全であれ"

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45.「そうすれば，あなたがたは天におられるあなたがたの父の子となるであろう。

46.あなたがたは，自分たちを愛する者を愛するなら，どんな報いがあろうか。公人たちも同じではないか。

47.また，あなたがたが自分の兄弟にだけ挨拶するなら，あなたがたは(他の)人たちを越えて何をするのか。公人たちもそうしないのか。

48.あなたがたは、天におられるあなたがたの父が完全であるように、完全な者となりなさい」

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。イエスは説教を続けながら、私たちが他人をどのように見なすべきかについて語られる。友であろうと敵であろうと、公平に、公正に扱うべきである。この点を説明するために、イエスは神の公平さについて、「神は、その太陽を善人にも悪人にも輝かせ、その雨を正しい人にも不正な人にも降らせられる」(5:45). これは象徴的に、偏見なくすべての人を照らす神の善と、雨がすべての人に降り注ぐように、すべての人が利用できる神の真理を指している。

同様に、私たちは、偏見のない公平な方法で、すべての人に善意を広げるよう求められている。イエスはこの例話を提供することで、家族や友人、隣人だけでなく、すべての人に対して公正な心を持ち、慈愛に満ちた態度をとるよう、話を聞いている人々に呼びかけているのだ。偏見を捨て、公平に接することを求めているのだ。

太陽や雨のように、彼らの善行はすべての人に及ぶべきである。結局のところ、自分を愛してくれる人を愛するのは簡単なことなのだ。しかし、これからは誰に対しても慈愛を持つべきである。イエスの言葉を借りれば、「自分を愛してくれる人を愛するなら、どんな報いがあろうか。徴税人でさえ、同じことをしているではないか」。(5:46).

自分を愛してくれる人を愛するのは簡単だ。これは自然なことだ。しかし、主からのみ与えられるもう一つの愛がある。それは、敵を含め、私たちを愛していない人々を愛することである。これは容易なことではなく、さらに霊的な洗練が必要であることを認めながら、イエスは言われる、「天におられるあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」(5:48).

この節は、しばしば命令ではなく約束と訳されていることに注意すべきである。それゆえ、あなたがたは完全でありなさい」ではなく、「あなたがたは完全でなければならない」と訳されている。これはイエスの意味するところではない。イエスにとって重要なのは、完全であろうと努力することであって、完全を達成することではない。天使たちでさえ、最終的に完全な状態に達することはできない。私たちにもできない。しかし、私たちは忍耐することができる。努力することができる。"天におられる私たちの父が完全であるように "完全であろうと努力することができる。 ¹²

確かに、聖書の時代の人々だけでなく、現代の私たちにとっても、完璧を目指すことは難しいことだ。私利私欲に打ち勝ち、恨みを捨て、寛大さを貪欲さに勝たせ、赦しを復讐に代え、愛を憎しみに勝たせなければならない。神がいなければ、誰もこのようなことを成し遂げることはできず、完璧は達成不可能な目標となる。

このレベルの精神的完全性に近づく唯一の方法は、自分の不完全さを認識し、認めることである。そうして初めて、神の助けを借りて、悪を捨て、魂を磨く努力を始めることができる。その出発点は、悪を神に対する罪として避け、神の真理を求めて祈り、それを受け取り、最後にそれに従って生きるという意志である。

天のあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」。このようにして、主の導きをますます信頼するようになり、主があらゆる愛に満ちた感情、あらゆる崇高な思い、そしてあらゆる模範的な行動の源であることを認めるようになれば、私たちは現世でも来世でも、絶えず、ますます完全になっていくのである。 ¹³

Footnotes:

33. VI. THE LAST JUDGMENT TAKES PLACE WHEN A CHURCH COMES TO AN END, AND THIS HAPPENS WHEN THERE IS NO FAITH BECAUSE THERE IS NO CHARITY.

There are many reasons why the Last Judgment takes place when a church comes to an end. The primary one is that the equilibrium between heaven and hell then begins to be destroyed, and together with it man's true freedom. When man's freedom is destroyed, he can no longer be saved. For then his loss of freedom carries him to hell, and he cannot be brought in freedom to heaven. No one can be reformed without freedom, and a person's freedom is wholly dependent upon the equilibrium between heaven and hell. This can be established from the two chapters in HEAVEN AND HELL, which deal with the equilibrium between heaven and hell (589-596) and man's freedom being maintained by this equilibrium (597-603). It is also shown there that no one can be reformed except in freedom.

569. Loose the four angels bound at the great river Euphrates, signifies the reasonings from fallacies pertaining to the sensual man, not before accepted. This is evident from the signification of "the angels at the river Euphrates," as being reasonings from the fallacies pertaining to the sensual man (of which presently); and because reasonings from such fallacies were not before accepted in the church these angels are said to be "bound" at that river, and they are said to be "four" because of the conjunction of falsity with evil, for this number signifies in the Word the conjunction of good and truth, and in the contrary sense, as here, the conjunction of evil and falsity (See above, n. 283, 384, 532). What precedes treats of the sensual man who is in the falsities of evil, and of the effect of the persuasions in which the sensual man is; therefore what now follows treats of the reasonings from the sensual. And because the sensual reasons only from such things as stand forth before the senses in the world, whenever it reasons respecting spiritual things, that is, the things of heaven and of the church, it reasons from fallacies, which are called the fallacies of the senses; therefore it is said here reasonings from the fallacies pertaining to the sensual man. But respecting these fallacies and reasoning from them more will be said in what follows.

[2] Here the state of the church at its very end is treated of, which is the state when the men of the church, having become sensual, reason from the fallacies of the senses; and when they reason from these respecting the things of heaven and the church they believe nothing at all because they understand nothing. It is known in the church that the natural man does not perceive the things of heaven unless the Lord flows in and enlightens, which influx is through the spiritual man; much less does the sensual man perceive these, for the sensual is the ultimate natural, to which the things of heaven, which are called spiritual things, are altogether in thick darkness. Genuine reasonings respecting spiritual things spring from the influx of heaven into the spiritual man, and thence through the rational into the knowledges and cognitions which are in the natural man, by means of which the spiritual man confirms himself. This way of reasoning respecting spiritual things is according to order. But reasonings about spiritual things that come from the natural man, and still more those that come from the sensual man, are entirely contrary to order; for the natural man cannot flow into the spiritual man and see anything there from itself, still less can the sensual man, since there is no physical influx; but the spiritual man can flow into the natural and from that into the sensual, since there is spiritual influx. (But on this see further in The Doctrine of the New Jerusalem 51, 277, 278.)

[3] From this what is meant by the things that now follow can be seen, namely, that at the very end of the church man speaks and reasons respecting spiritual things, or the things of heaven and the church, from the corporeal-sensual and thus from the fallacies of the senses; although therefore man then speaks in favor of Divine things he does not think in favor of them; for a man is able to speak in one way from the body while thinking in another way in his spirit; and while the spirit which thinks from the corporeal-sensual is unable to think in any other way than against Divine things, nevertheless from the corporeal-sensual it is able to speak in favor of them, and this especially for the reason that Divine things are to him the means of acquiring honor and gain. Every man has two memories, a natural memory and a spiritual memory, and he is able to think from either, from the natural memory when he is speaking with men in the world, but from the spiritual memory when he is speaking from the spirit; but man rarely speaks from the spirit with another, from the spirit he speaks only with himself, which is thinking. They who are sensual men are unable to speak with themselves from their spirit, or to think, in any other way than in favor of nature, consequently in favor of things corporeal and worldly, for the sensual man thinks from the sensual, and not from the spiritual; indeed, he is wholly ignorant of what the spiritual is, because he has closed the spiritual mind in himself, into which heaven flows with its light.

[4] But let us go on to explain these words, that "a voice was heard from the horns of the golden altar, saying to the sixth angel that he should loose the four angels bound at the river Euphrates." "The river Euphrates" signifies the rational, and thence also reasoning; this is the signification of this river because it divided Assyria from the land of Canaan, and "Assyria" or "Asshur" signifies the rational, and "the land of Canaan" the spiritual. There were three rivers, besides the sea, that were boundaries of the land of Canaan, namely, the river of Egypt, the river Euphrates, and the river Jordan. "The river of Egypt" signified the knowledge [scientia] of the natural man; "the river Euphrates" signified the rational which is in man from knowledges and cognitions; and "the river Jordan" signifies entrance into the internal or spiritual church; for "the regions beyond Jordan," where the tribes of Reuben and Gad and the half tribe of Manasseh had their inheritances allotted them, signified the external or natural church, and because that river was between those regions and the land of Canaan, and through it was the passage from one to the other, it signified entrance from the external church, which is natural, into the internal church which is spiritual. It was for this reason that baptism was there instituted, for baptism represented the regeneration of man, whereby the natural man is introduced into the church and becomes spiritual.

[5] This explains what these three rivers signify in the Word. All those places also outside of the land of Canaan signified such things as belong to the natural man, while those within the land of Canaan signified such things as belong to the spiritual man, thus the things of heaven and the church. Therefore the two rivers, "the river of Egypt" (or the Nile), and "the river of Assyria" (or the Euphrates), signified the terminations of the church, and also the introductions into the church. Moreover, cognitions and knowledges which are signified by "the river of Egypt," are what introduce, for without cognitions and knowledges no one can be introduced into the church nor perceive the things that belong to the church; for the spiritual man sees its spiritual things in knowledges [scientiae] by means of the rational, as man sees himself in a mirror, and recognizes himself in them, that is, its truths and goods, and moreover confirms its spiritual things by means of cognitions and knowledges, both those known from the Word and those known from the world.

[6] But "the river of Assyria" (or the Euphrates) signifies the rational, because man by the rational is introduced into the church. By the rational is meant the thought of the natural man from cognitions and knowledges, for a man who is imbued with knowledges [scientiae] is able to see things in series, that is, from first and mediate things to see the last, which is called the conclusion, and can therefore analytically arrange, turn over, separate, conjoin, and at length conclude things, even to a further end, and at length to the final end; which is the use that he loves. This, then, is the rational which is given to every man according to uses, which are the ends that he loves. Since everyone's rational comes into accord with the uses of his love, therefore it is the interior thought of the natural man from the influx of the light of heaven; and as man through rational thought is introduced into spiritual thought and becomes a church, so that river signifies the natural ¹ which introduces.

[7] It is one thing to be rational, and another to be spiritual; every spiritual man is also rational, but the rational man is not always spiritual, since the rational is in the natural man, that is, is its thought, while the spiritual is above the rational, and through the rational passes into the natural, into the cognitions and knowledges of its memory.

[8] But it is to be known that the rational does not introduce anyone into the spiritual, but it is only said to do so because such is the appearance; for the spiritual flows into the natural through the rational as a medium, and in this way it introduces. For the spiritual is the inflowing Divine, since it is the light of heaven, which is the Divine truth proceeding, and this light through the higher mind, which is called the spiritual mind, flows into the lower mind, which is called the natural mind, and conjoins this to itself, and through that conjunction causes the natural mind to make one with the spiritual; thus introduction is effected. Since it is contrary to Divine order for man to enter through his rational into the spiritual, therefore in the spiritual world there are angel guards to prevent this from taking place. This makes evident the signification of "the four angels bound at the river Euphrates," and afterwards the signification of "loosing" them. "The angels bound at the river Euphrates" signify the guard against man's natural entering into the spiritual things of heaven and the church, for thence would result nothing but errors and heresies, and at length denial.

[9] Moreover, in the spiritual world there are ways that lead to hell and ways that lead to heaven; also ways that lead from spiritual things to natural and thus to sensual things; and in those ways there are also guards lest anyone should go in the opposite direction, for thus he would fall into heresies and errors, as has just been said. These guards are set by the Lord at the beginning of the establishment of a church, and are also maintained, lest the man of the church from his own reason or his own understanding should invade the Divine things of the Word and thence of the church. But at the end, when the men of the church are no longer spiritual but are natural, and many are merely sensual, and thus there is no way open with the man of the church from the spiritual man into the natural, then these guards are removed and the ways are opened, and in these opened ways they advance in a contrary order, which is done by reasonings from fallacies. Thus ² it is that the man of the church speaks in favor of Divine things with the mouth, while in heart he thinks against them, that is, he is in favor of Divine things from the body and against them from the spirit; for reasoning respecting Divine things from the natural and sensual man has this effect. From this then the signification of "the four angels bound at the river Euphrates," and their being "loosed" can now be seen.

[10] That "the river Euphrates" signifies the rational, through which there is a way from the spiritual man into the natural, can be seen from the following passages in the Word. In Moses:

Jehovah made a covenant with Abram, saying, Unto thy seed I will give this land, from the river of Egypt even to the great river, the river Euphrates (Genesis 15:18).

In the sense of the letter this describes the extension of the land of Canaan, but in the internal sense it describes the extension of the church from its first boundary to its last; its first boundary is the knowing faculty [scientificum] which is of the natural man, the other boundary is the rational which is of the thought; the first, namely, the knowing faculty, which is of the natural man, is signified by "the river of Egypt," the Nile; while the rational, which is of the thought, is signified by "the river of Assyria," the Euphrates; to these two the spiritual church, which is signified by "the land of Canaan," extends itself, so too does the spiritual mind which is with the man of the church. Both these, the knowing faculty and the rational, are in the natural man, the one limit of which is the knowing and cognitive faculty, and the other is the intuitive and thinking faculty, and into these limits the spiritual man flows when it flows into the natural man; the conjunction of the Lord with the church by means of these is signified by the "covenant" that Jehovah made with Abram. Such is the signification of these words in the internal sense, while in the highest sense, they mean the union of the Divine Essence with the Lord's Human; according to this sense these words are explained in the Arcana Coelestia 1863-1866).

[11] In Zechariah:

His dominion shall be from sea even to sea, and from the river even to the ends of the earth (Zechariah 9:10; also in Psalms 72:8).

This was said of the Lord and of His dominion over heaven and earth; and the "dominion from sea even to sea" signifies the extension of natural things, and "the dominion from the river even to the ends of the earth" signifies the extension of rational and spiritual things (See also above, n. 518).

[12] In Moses:

The land of the Canaanites and Lebanon, even to the great river, the river Euphrates, behold I have given the land before you; go in and possess it by inheritance (Deuteronomy 1:7, 8).

In the same:

Every place whereon the sole of your foot shall tread shall be yours from the wilderness and Lebanon, from the river, the river Euphrates even unto the hinder sea shall your border be (Deuteronomy 11:24).

And in Joshua:

From the wilderness and this Lebanon, even to the great river, the river Euphrates, the whole land of the Hittites, and even to the great sea, the going down of the sun, shall be your border (Joshua 1:4).

In these passages the extension of the church from one limit to the other is described; one of its limits, which is the cognitive and knowing faculty, is signified by "Lebanon" and "the sea;" and the other limit, which is the intuitive and thinking faculty, is signified by "the river Euphrates;" the extension of the land of Canaan means the extension of the church, for in the Word "the land of Canaan" signifies the church. "River" is twice mentioned, namely, "the great river, the river Euphrates," because "the great river" signifies the influx of spiritual things into rational, and "the river Euphrates" the influx of rational things into natural, thus the two signify the influx of spiritual things through the rational into natural things.

[13] In Micah:

This is the day in which they shall even come to thee from Assyria, and to the cities of Egypt, and thence from Egypt even to the river, and from sea to sea, and from mountain to mountain (Micah 7:12).

This describes the establishment of the church by the Lord among the Gentiles, "this day" signifying the Lord's coming; the extension of the church among them from one limit to the other is signified by "they shall come from Assyria to the cities of Egypt and from Egypt to the river;" the extension of truth from one limit to the other is signified by "from sea to sea," and the extension of good by "from mountain to mountain. "

[14] In David:

Thou hast caused a vine to go forth out of Egypt; Thou didst drive out the nations and didst plant it. Thou hast sent out its boughs even unto the sea, and its shoots unto the river (Psalms 80:8, 11).

The "vine that God caused to go forth out of Egypt" means the sons of Israel, and signifies the church, for a "vine" signifies the spiritual church, and this was signified also by "the sons of Israel;" and because the church is called a "vine," it is said, "Thou didst plant it, Thou hast sent out its boughs even unto the sea, and its shoots unto the river," which describes the extension of the spiritual things of the church, the "sea" meaning one of its limits, and the "river," by which is meant the Euphrates, the other. The Euphrates:

As the fourth river that went out of Eden (Genesis 2:14);

also signifies the rational, for "the garden of Eden" (or Paradise) signifies wisdom. The signification of the other three rivers may be seen in the Arcana Coelestia 107-121).

[15] As "the river Euphrates" signifies the rational, so in the contrary sense it signifies reasoning; reasoning here means thinking and arguing from fallacies and falsities, while the rational means thinking and arguing from knowledges (scientiae) and from truths; for the rational is cultivated always by knowledges, and is formed by truths, therefore one who is led by truths or whom truths lead, is called a rational man; but a man who is not rational has the ability to reason, for by various reasonings he is able to confirm falsities, and also to induce the simple to believe them, which is done mainly by means of the fallacies of the senses (of which below).

[16] Such reasoning is signified by "the river Euphrates" in the following passages. In Jeremiah:

What hast thou to do with the way of Egypt, to drink the waters of Sihor? And what hast thou to do with the way of Assyria, to drink the waters of the river? (Jeremiah 2:18)

This signifies that spiritual things must not be searched into by means of the knowledges [scientifica] of the natural man, nor by means of reasonings therefrom, but by the means of the Word, thus out of heaven from the Lord; for those who are in spiritual affection, and in spiritual thought therefrom, see the knowledges [scientifica] of the natural man and reasonings therefrom as below them, but from these no one can see spiritual things; from above one can look down on lower things on every side, but not the reverse. To search into spiritual things by means of the knowledges of the natural man is signified by "What hast thou to do with the way of Egypt, to drink the waters of Sihor?" and by means of reasonings therefrom is signified by "what hast thou to do with the way of Assyria, to drink the waters of the river?" "Egypt and its river" signify the knowledges of the natural man, and "Assyria and its river" signify the reasonings from them.

[17] In Isaiah:

In that day shall the Lord shave with a razor that is hired in the crossings of the river, by means of the King of Assyria, the head and the hairs of the feet, and shall also consume the beard (Isaiah 7:20).

This treats of the state of the church at its end, when the Lord is about to come; that reasonings from falsities will then deprive the men of the church of all spiritual wisdom and intelligence is described by these words. The reasonings by which this is done are signified by "the king of Assyria, in the crossings of the river," namely, the Euphrates. The deprivation of spiritual wisdom and of spiritual intelligence therefrom is signified by "the hairs of the head and of the feet shall be shaven with a razor that is hired, and the beard shall be consumed;" for "hairs" signify natural things upon which spiritual things operate and into which they close; therefore "hairs" signify in the Word the ultimates of wisdom and intelligence, "the hair of the head" signifying the ultimates of wisdom, the "beard" the ultimates of intelligence, and "the hair of the feet" the ultimates of knowledge [scientia]. When these ultimates are not, there are no prior things, as when there is no base for the column, nor foundation for the house. Those who have deprived themselves of intelligence by means of reasonings from fallacies and from falsities appear bald in the spiritual world (See above, n. 66).

[18] In the same:

Behold the Lord hath made to go up upon them the waters of the river strong and many, the king of Assyria and all his glory; and he shall go up over all his channels, and shall go over all his banks; he shall go through Judah, he shall overflow and pass over (Isaiah 8:7, 8).

These words signify that each and every thing of the Word is to be falsified in the church by means of reasonings from fallacies and falsities; "the waters of the river strong and many, the king of Assyria," signifies reasonings from mere fallacies and falsities; "he shall go up over all his channels and over all his banks" signifies that by these each and every thing of the Word will be falsified; "Judah, which he will overflow and pass over," signifies the church where the Word is, and thus the Word.

[19] In Jeremiah:

Against the army of Pharaoh king of Egypt, which was by the river Euphrates which Nebuchadnezzar smote. Towards the north by the bank of the river Euphrates they stumbled and fell (Jeremiah 46:2, 6, 10).

This signifies the destruction of the church, and of its truths by false reasonings from knowledges [scientifica]; "the river Euphrates" signifies false reasonings; "Egypt and its army" confirming knowledges [scientifica]; "the north where they stumbled and fell," signifies the source of these falsities. (On this see above, n. 518.)

[20] In the same:

Jehovah told the prophet to buy a linen girdle, and to put it upon the loins, but not to draw it through water; and then to go to the Euphrates, and hide the girdle there in a hole of the rock. And he went and hid it by the Euphrates. Afterwards, at the end of many days, Jehovah said, Arise, go to the Euphrates, and take the girdle from thence. And he went and took it, and behold, the girdle was marred, it was profitable for nothing. Thus as the girdle cleaveth to the loins of a man, so have I made to cleave unto Me the whole house of Israel and the whole house of Judah, that they might be unto Me for a name, and for a praise, and for a splendor; but they would not hearken (Jeremiah 13:1-7, 11).

This represented of what quality the Israelitish and Jewish Church was and what it became; the "linen girdle which the prophet put upon his loins" signifies the conjunction of the church with the Lord by means of the Word; for the "prophet" signifies doctrine from the Word, and the "girdle upon the prophet's loins" signifies conjunction. Falsifications of the Word by evils of life and falsities of doctrine, and thence reasonings that favor these, are signified by "the girdle was marred in the hole of the rock by the Euphrates." For by means of the Word there is conjunction of the Lord with the church, and when the Word is perverted by reasonings that favor evils and falsities there is no longer any conjunction, and this also is what is meant by "the girdle was profitable for nothing." That this was done by the Jews is evident from the Word both of the Old and New Testaments. From the Word of the New Testament it is evident that they perverted all things written in the Word respecting the Lord, and all the essentials of the church, and that they falsified these by their traditions.

[21] In the same:

When thou hast made an end of reading this book thou shalt bind a stone to it and cast it into the midst of the Euphrates; and thou shalt say, Thus shall Babylon sink, and shall not rise again (Jeremiah 51:63, 64).

The prophet's "book" which he read, means in particular the Word that was in that book, but in general the whole Word; "he cast it into the midst of the Euphrates" signifies that in process of time the Word was falsified through reasonings that favor evils by those who are meant by "Babylon," who are such as adulterate the Word.

[22] In Isaiah:

And Jehovah shall make utterly accursed the tongue of the sea of Egypt; and with the vehemence of His wind shall He shake His hand over the river Euphrates, and shall smite it into seven brooks, to make a way with shoes. Then there shall be a highway for the remnant of His people which shall be left from Assyria; like as there was to Israel when he came up out of the land of Egypt (Isaiah 11:15, 16).

This signifies that before those who are in truths from good from the Lord, that is, who are of the church, all falsities and reasonings from them shall be dispersed, and that they shall pass safely as it were through the midst of them; this is so in the spiritual world with those whom the Lord protects. This has a similar meaning as "the drying up of the Sea Suph before the sons of Israel." Those who will pass through under the Lord's protection are signified by "the remnant of the people which shall be left from Assyria," "those left from Assyria" signifying those who have not perished by reasonings from falsities. The following in Revelation has a similar signification:

And the sixth angel poured out of his bowl upon the river Euphrates, and the water thereof was dried up, that the way of the kings who are from the rising of the sun might be made ready (Revelation 16:12).

This will be more fully explained below in its place.

[23] From this it can now be seen that "the river Euphrates" signifies the rational by means of which the spiritual mind enters into the natural, and that in the contrary sense it signifies reasoning from fallacies and from falsities. But it is to be known that reasonings are in a like degree as the thoughts are, since they descend from the thoughts; thus there are reasonings from the spiritual man which might better be called conclusions from reasons and from truths; there are reasonings from the natural man, and there are reasonings from the sensual man. Reasonings from the spiritual man are rational, and therefore might better be called conclusions from reasons and from truths, because they are from the interior and from the light of heaven; but reasonings from the natural man respecting spiritual things are not rational, however rational they may be in things moral and civil, which are evident before the eyes, because they are from natural light alone; but reasonings from the sensual man respecting spiritual things are irrational, because they are from fallacies and thus from ideas that are false; these are the reasonings here treated of in Revelation.

Footnotes: