山上の説教（その1）

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1.群衆を見て、主は山に登られた。主がお座りになると、弟子たちが主のもとに来た。

2.そして口を開いて彼らに教えられた、

3.「天の御国は，心の貧しい者たちのものである。

4.その人たちは慰められるからである。

5.彼らは地を受け継ぐからである。

6.正義に飢え渇く者は幸いである。

7.慈悲深い者は幸いである。

8.そのような者たちは，神を見るであろう。

9.彼らは神の子と呼ばれるからである。

10.正義のために迫害される者は幸いである。

11.あなたがたは，わたしのために，あなたがたを非難し，迫害し，あなたがたに不利なあらゆる悪口を言い，嘘を言いふらす。

12.喜び躍りなさい。あなたがたの報いは天に多いからである。」

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この次のエピソードが始まると、ガリラヤだけでなく、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、そしてヨルダンの向こうの地域からも、大勢の群衆がイエスのもとに集まってくる。群衆を見て、イエスは山に登り、口を開き、説教を始められる。イエスの説教は、「心の貧しい人々は幸いである。5:3).

前の章では、イエスは洗礼を受け、その後、荒野で一連の誘惑を受けた。誘惑とは、より高い目標や霊的な目的が脅かされ、妨げられ、挑戦されることである。このような時、私たちは自分の低次の本性の欲望、つまり遺伝的な悪を行ないたいという欲望に気づく。

このような誘惑の状態は、私たちの人生において主がどれほど必要であるか、神なしでは何もできないことを思い起こさせる役割を果たす。この認識は、私たちを霊的な貧しさを認める真の謙遜の状態へと導く。聖典では、この謙遜の状態を "霊的に貧しい "と呼ぶ。イエスが "心の貧しい者は幸いである "という言葉で教えを始められるのはこのためである。

この謙遜な状態こそが、神から流れ込む善と真理を受け取る道を開くのである。イエスが、自分の霊的な貧しさを認める人々について、"彼らのところに天の御国があるからだ "と言われるのはこのためである。

このような謙遜の状態で、私たちは祈りの中で主に向かい、自分の霊的な貧しさを告白し、罪を悔い改めるのです。自分の言動に自責の念を感じ、自分の人生を導き導いてくださる主の資質がどれほど必要かを悟るのである。これが、次の祝福が「悲しむ者は幸いである。5:4).

主が私たちを慰めてくださるとき、私たちの低次の本性の欲望は抑えられ、静まる。過剰な自己愛やこの世のものへの愛への傾きが抑えられます。これには、焦り、嫉妬、防衛心、憤り、怒り、軽蔑、貪欲などが含まれる。私たちの低次の本性にあるこれらの欲望が手なずけられるとき、もはや私たちの日常生活の行動を支配し、支配することはなくなる。イエスが言うように、「柔和な者は幸いである。5:4).

ギリシャ語の原語では、"柔和 "を意味するプロアス [πραグς]は "飼いならす "を意味する。自己と世に対する過剰な愛を静め、鎮め、手なずけた人々は、今、主が彼らの内に、彼らを通して行動される準備ができている。彼らは良い人生を送り、正しいことを行ないたいと願っている。そのため、彼らは今、主のいつくしみに飢え、主の真理に渇いている。だからイエスは言われる、「義に飢え渇く者は幸いである。5:6).

これは次の3つの祝福への移行を意味する。第五、第六、第七の祝福は、義の生活を構成する慈愛の業を要約したものである。すべてのことを神に委ねるとき、私たちは他者に対する慈しみに満たされる。そして、その憐れみを行使する限り、私たちはより憐れみ深くなる。それゆえ、イエスは第五の祝福を与えるにあたって、「あわれみ深い者は幸いである。5:7).

そして、すべての人間関係において憐れみ、赦し、思いやりを実践することで、私たちの心は浄化され、他人の良いところを見ることができるようになる。つまり、神から与えられた資質が見えるようになるのだ。イエスが第六の祝福で言っているように、「心の清い者は幸いである。5:8) ¹

これは第七の祝福につながる。イエスは「平和をつくる者は幸いである。5:9). 主が私たちの内に、そして私たちを通して働いておられるとき、私たちは平安の状態にある。私たちの内なる戦いは終わったのだ。主が御言葉の中で語っておられることと、それに従って生きたいという私たちの願いとの間には、もはや何の葛藤もない。ヘブライ語の聖句にあるように、「エルサレムに慰めを語り、その戦いは終わったと叫びなさい」(イザヤ書40:2).

これら7つの祝福の順序は、私たちの霊的な貧しさを認識することから始まり、主が私たちの内に、また私たちを通して働いてくださる安息日の状態に終わる、再生のプロセスを明らかにする神の系列である。この状態において、主は私たちの天の父であり、私たちは神の子と呼ばれる。

このことは、最終的かつ頂点に達する祝福につながる。イエスは言われる、「彼らがあなたがたをののしり、迫害し、わたしのためにあなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである」(5:10). この第八の祝福は、霊的生活が継続的なプロセスであることを思い出させてくれる。霊的成長の各状態に関連する祝福を経験するとき、私たちは同時に、より高い、より高次の霊的生活の状態に入る準備をしているのである。しかし、それらのより高い状態に入るためには、より微妙な悪を暴き、闘い、克服しなければならない。

こうして、誘惑の試練が再び始まり、より明白でない悪が神の真理の明るい光によって暴露される。これらのより内面的な悪は、私たちの中で立ち上がり、激しく自己防衛し、命をかけて戦う。しかし、自己中心的な懸念を支える誤った理屈や正当化に屈することを拒み、耐え忍ぶなら、そこには大きな祝福がある。彼らがあなたがたを侮り、迫害し、わたしのために、あなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである。天にあるあなたがたの報いは大きいからである。5:11-12).

第八の祝福は、私たちをシリーズの最初に戻し、誘惑が私たちの信仰を確認する機会を与えてくれることをもう一度思い起こさせる。誘惑の中で受ける苦闘は困難なものであるかもしれないが、それは私たちをより内的な天の共同体と接触させ、私たちの意識を拡大させるものであるため、喜んで予期することができる。 ²

その結果、私たちを取り巻く単純な祝福に対する感謝の念が増し、他者のニーズに対する意識が高まり、手を差し伸べて奉仕したいという気持ちが高まる。だから、イエスは言われる。"喜びなさい、大いに喜びなさい。

実践的な適用

第八の祝福は、霊的成長とはスパイラルカリキュラムのようなもので、同じことを何度も繰り返し、より深く学ぶ機会があることを思い出させてくれる。その意味で、私たちは霊的な試練を障害としてではなく、さらなる成長への足がかりとしてとらえるべきである。すべての試練は、自分が信じていることをより深く確認する機会なのだ。実際的な応用として、次にエゴが刺激されたり、焦りが生じたり、恨みが生じそうになったりしたときは、より高い意識から対応する機会だと考えてください。言い換えれば、今こそ聖典の真理に頼るときであり、その真理を通して天使たちがあなたを助け、主があなたに打ち勝つ力を与えてくださることを知っているのだ。最も重要なことは、誘惑に勝ったからといって、プライドを高めたり、自我を膨らませたり、自分に偽りの自信を持たせたりしてはならないということだ。誘惑は自分の弱さと神の力の両方を明らかにするものであることを忘れずに、必ず神に栄光を帰しなさい。すべての力は主のみものであることを悟るまでは、誘惑を繰り返す運命にある。 ³

良い仕事をする

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13.「あなたがたは地の塩である。そのあとは、捨てられ、人に踏みつけられるだけで、何の役にも立たない。

14.あなたは世の光です。山の上に築かれた町は、隠れることができない。

15.あなたがたは，燭台の上にいて，家の中にいるすべての人のために輝くのである。

16.だから、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。そうすれば、人々はあなたがたの善行を見、天におられるあなたがたの父をあがめるであろう」

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。山上の説教は素晴らしい教えを与えている。しかし、その教えの精神に従って善い行いをしようとする気持ちがなければ、単なる教えは役に立たない。それは味を失った塩のようなものであり、籠の下に隠された灯火のようなものである。すべての真理は用いるために与えられる。神が私たちに与えてくださるあらゆる祝福は、私たちが隣人により大きな奉仕をするためになされる。そして、その奉仕の中にこそ真の祝福がある。すべての天の報いは、隣人に対する愛に満ちた奉仕に携わるときに経験する喜びだからだ。 ⁴

そのため、神のシリーズは次のような言葉で続けられている：「あなたがたは地の塩であるが、もし塩がその味を失ったら、どうやって味をつけようか。それでは、人に捨てられ、足で踏みつけられるだけで、何の役にも立たない」(5:13).

塩は調味料として非常に有用である。しかし、風味を失った塩は役に立たない。同様に、善を行おうとしない人間は、味のない塩のようなものだ。真理は活用されなければならない。これがこの説教の主旨である。光は良いものだが、それを用いなければならない：「あなたがたは世の光である。「丘の上にある町は隠れることができない。丘の上にある町は、隠れることができない。また、ランプをともしてかごの下に置くこともなく、ランプ台の上に置いて、その家にいるすべての人に光を与える」(5:14-15).

この箇所で強調されているのは、真理を学ぶことだけではなく、真理を生きることである。それは、人々があなたがたの 良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるためである」(5:16). ⁵

霊的指導には、善い行いをすること以外に目的はない。そして良い行いは、主が私たちを通して働いてくださるときにのみ、真に良いものとなる。だからこそ、この説教では、他人が私たちの善い行いを見るとき、すべての賛美、栄光、誉れは神に向かうべきであるという重要な注意喚起が含まれているのである。イエスが言われるように、あなたの良い行いを人々に見せなさい、しかしそれが "天におられるあなたの父をあがめる "ものであるようにしなさい。それは私たちのことではなく、私たちを通して働かれる神のことなのだ。 ⁶

イエスは聖書の内なる意味を明らかにし始める

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17.「わたしが来たのは、律法や預言者を取り消すためではない。

18.天地が過ぎ去るまで、一つのヨードも一つの小角も、律法から消えることはない。

19.しかし，それを行なって教える者は，天の御国で大いなる者と呼ばれるであろう。

20.あなたがたの正義が律法学者やパリサイ人の正義を超えない限り，あなたがたは天の御国に入ることはできない。

21.あなたがたは，古代の人たちが，『あなたは人を殺してはならない。

22.また，兄弟に向かって，「ラカ」と言う者は，審きの対象となり，「愚か者め」と言う者は，火のゲヘナの対象となる。

23.それゆえ，あなたが祭壇の上に贈り物をささげて，そこであなたの兄弟があなたに対して何かあることを思い起こすならば，」。

24.まずあなたの兄弟と和解し，それから，あなたの贈り物をささげなさい。

25.あなたがたの兄弟が，その祭壇の前で，あなたがたの贈り物 を置いて，あなたがたの道を行きなさい。

26.わたしはあなたに言う。あなたは最後の銭を払うまで，そこから出てはならない。

27.あなたがたは，姦淫してはならない。

28.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

29.あなたがたの右目が，あなたがたをつまずかせるならば，それを抜いて，あなたがたから捨てなさい。

30.もしあなたの右手が，あなたをつまずかせるなら，それを断ち切って，あなたから捨てなさい。

31.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

32.アッラーの御許に，あなたがたは堕落したのである。

33.またあなたがたは、古代の人々に、「あなたは偽りを誓ってはならない。

34.それは神の御座だからである；

35.それは神の御座であるからである。

36.なぜなら，あなたは一本の毛も白くすることができず，また黒くすることもできないからである。

37.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

38.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

39.あなたがたの右のほお骨を打つ者は，もう一方のほお骨も打ちなさい。

40.わたしたちは，あなたがたの右のほお骨を打つ者には，もう一方のほお骨も打ちなさい。

41.アッラーは凡てのことに全能であられる。

42.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

43.アッラーの御許に，あなたがたは従うのか。

44.あなたの敵を愛し、あなたを呪う者を祝福し、あなたを憎む者によくし、あなたを傷つけ迫害する者のために祈りなさい」

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。真理が用いられなければならないのは紛れもない事実である。しかし、神の御言葉を最も完全に活用する前に、それを完全に理解しなければならない。だからイエスは今、弟子たちに聖句の読み方について簡単な手ほどきをしているのだ。わたしは滅ぼすために来たのではなく、成就させるために来たのである」(5:17).

イエスが来られたことで、ヘブライ語の聖典の預言が成就されたという点で、イエスは律法を成就された。しかし、イエスはまた、律法をより高い意味で満たすことによって、律法を成就させようとしていた。イエスは、律法が私たちの外面的な行動だけでなく、私たちの内面的な態度、すなわち心の欲望についても語っていることを説明された。霊的に理解されるとき、律法は外面的な行いを規制するためだけでなく、より重要なこととして、内面的な生活を改革するためにも役立つのである。

イエスは戒めから始められた。あなたがたは、昔の人たちに『人を殺してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう・・・しかし、あなたがたに言っておくが、理由もなく兄弟に腹を立てる者は、裁きの危険にさらされる」(5:21-22). あなたがたは、昔の人に『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたでしょう。あなたがたは、昔の人たちに『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておくが、欲情して女を見る者は、すでに心の中でその女と姦淫を犯したのである」(5:27-28).

これらは新しい教えだが、聴衆の理解を超えているわけではない。やがて、人間の精神や天国への道についてのより深い教えが生まれるだろうが、人々がこうしたより内面的なメッセージを完全に理解できるようになるまでには時間がかかるだろう。しかし、今のところは、人々の理解を超えた抽象的な真理ではなく、人々が理解できる具体的で文字通りの教えを与えれば十分なのである。

この点で、イエスは誓いを立ててはならないと教えている（参照）。 5:33-37), 報復するのではなく、頬を差し出すのである。 5:39), いがみ合うことなく、要求された以上のものを与えることである。 5:40), 必要以上のことをし、求める者には誰にでも与え、借りたい者には誰にでも貸す（参照 5:42).

これらの教えに従うのは難しいが、理解するのは難しくない。イエスの言葉の中には、私たちの心の奥底にある信念が攻撃を受けているときの私たちの対応についての、より高い真理が含まれている。そのようなとき、もし私たちが真理にとどまるなら、迷うことはない。 ⁷

イエスはこのような内面的な真理を教える代わりに、彼らの心をもっと明白な問題、たとえば復讐したいという欲求を克服する必要性に向けさせた。あなたがたは、『目には目を、歯には歯を』と言われたのを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておく。しかし、あなたがたの右の頬をたたく者があれば、もう一方の頬もその人に向けなさい」(5:38).

「頬を向ける」とは、自分の信念が攻撃されたときに、内面的に行うことである。このような攻撃は、他人を通してもたらされることもあるが、神への信仰を破壊し、神の真実の力への信頼を損なわせようとする、目に見えない霊的な力を通してもたらされることもある。それゆえ、私たちは内面的に頬を向けるときはいつでも、自分が真実であると知っていることに揺るがない。

そのようなとき、私たちは、どんな言葉も、ささやかれる言葉も、ほのめかされる言葉も、私たちを傷つけたり、私たちの信仰を破壊したりすることはできないことを知っている。悪に引き込まれない限り、私たちは神の保護下にある。私たちが主のいつくしみと真理のうちにとどまっている限り、悪は私たちに霊的な害を及ぼすことはできない。したがって、悪に抵抗する必要はない。 ⁸

しかし、私たちの自然な生活においては、もっと慎重にならなければならない。私たちは、求める人すべてに与えることはできないし、貸してもいけない。そのような無差別な施しは、私たちが他者に善を行うための資源を失うことになるからだ。同様に、泥棒、詐欺師、詐欺師が私たちを利用するのを許してはならない。罪のない被害者を利用する者は通報され、起訴され、有罪が確定すれば責任を負わなければならない。犯罪行為を無視したり、悪意を支持したりすることは、悪人にとって何の益もなく、社会にとって有害である。 ⁹

要するに、外的な面では残酷さ、詐欺、不正に抵抗しなければならない。しかし、内的な面では、私たちは平静を保ち、平静を装い、平静を装うことができる。私たちの信仰を奪い、幸福を破壊しようとする悪に抵抗するのは神だけだからである。 ¹⁰

これらの教訓は、イエスが後に述べる、より内面的な教訓である。憎しみ、報復、復讐の状態に引き込まれてはならない。その代わりに、イエスは彼らがより高い意識に立ち上がるよう呼びかける。隣人を愛し、敵を憎め。しかし、わたしはあなたがたに言う、敵を愛し、あなたがたを呪う者を祝福し、あなたがたを憎む者に善をなし、あなたがたを憎んで用いる者、迫害する者のために祈りなさい」(5:43-44).

実践的な適用

山上の説教のこの部分でイエスは、「目には目を、歯には歯を」というヘブライの掟に対応する新しい方法を群衆に示した(出エジプト記21:24). イエスは、同じような破壊的な行動、つまり悪に悪を返すような反応を自動的にするのではなく、別の種類の反応によって新しい意識レベルに立ち上がるようにと人々に言われる。右の頬を叩く者は、もう一方の頬も向けなさい。実践的な応用として、あなたのエゴが傷つけられたり、妨げられたり、攻撃されたと感じたり、侮辱には侮辱を、傷には傷を、過ちには過ちを、悪には悪を返したくなるときはいつでも、それに引き込まれないことだ。その代わりに、高次の理解があなたの感情的傷害を支配するようにしなさい。あなたの低次の本性の衝動を、あなたの真実の理解に支配させ、手なずけるようにしなさい。より高次の反応を選びなさい。 ¹¹

"それゆえ、あなたがたは完全であれ"

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45.「そうすれば，あなたがたは天におられるあなたがたの父の子となるであろう。

46.あなたがたは，自分たちを愛する者を愛するなら，どんな報いがあろうか。公人たちも同じではないか。

47.また，あなたがたが自分の兄弟にだけ挨拶するなら，あなたがたは(他の)人たちを越えて何をするのか。公人たちもそうしないのか。

48.あなたがたは、天におられるあなたがたの父が完全であるように、完全な者となりなさい」

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。イエスは説教を続けながら、私たちが他人をどのように見なすべきかについて語られる。友であろうと敵であろうと、公平に、公正に扱うべきである。この点を説明するために、イエスは神の公平さについて、「神は、その太陽を善人にも悪人にも輝かせ、その雨を正しい人にも不正な人にも降らせられる」(5:45). これは象徴的に、偏見なくすべての人を照らす神の善と、雨がすべての人に降り注ぐように、すべての人が利用できる神の真理を指している。

同様に、私たちは、偏見のない公平な方法で、すべての人に善意を広げるよう求められている。イエスはこの例話を提供することで、家族や友人、隣人だけでなく、すべての人に対して公正な心を持ち、慈愛に満ちた態度をとるよう、話を聞いている人々に呼びかけているのだ。偏見を捨て、公平に接することを求めているのだ。

太陽や雨のように、彼らの善行はすべての人に及ぶべきである。結局のところ、自分を愛してくれる人を愛するのは簡単なことなのだ。しかし、これからは誰に対しても慈愛を持つべきである。イエスの言葉を借りれば、「自分を愛してくれる人を愛するなら、どんな報いがあろうか。徴税人でさえ、同じことをしているではないか」。(5:46).

自分を愛してくれる人を愛するのは簡単だ。これは自然なことだ。しかし、主からのみ与えられるもう一つの愛がある。それは、敵を含め、私たちを愛していない人々を愛することである。これは容易なことではなく、さらに霊的な洗練が必要であることを認めながら、イエスは言われる、「天におられるあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」(5:48).

この節は、しばしば命令ではなく約束と訳されていることに注意すべきである。それゆえ、あなたがたは完全でありなさい」ではなく、「あなたがたは完全でなければならない」と訳されている。これはイエスの意味するところではない。イエスにとって重要なのは、完全であろうと努力することであって、完全を達成することではない。天使たちでさえ、最終的に完全な状態に達することはできない。私たちにもできない。しかし、私たちは忍耐することができる。努力することができる。"天におられる私たちの父が完全であるように "完全であろうと努力することができる。 ¹²

確かに、聖書の時代の人々だけでなく、現代の私たちにとっても、完璧を目指すことは難しいことだ。私利私欲に打ち勝ち、恨みを捨て、寛大さを貪欲さに勝たせ、赦しを復讐に代え、愛を憎しみに勝たせなければならない。神がいなければ、誰もこのようなことを成し遂げることはできず、完璧は達成不可能な目標となる。

このレベルの精神的完全性に近づく唯一の方法は、自分の不完全さを認識し、認めることである。そうして初めて、神の助けを借りて、悪を捨て、魂を磨く努力を始めることができる。その出発点は、悪を神に対する罪として避け、神の真理を求めて祈り、それを受け取り、最後にそれに従って生きるという意志である。

天のあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」。このようにして、主の導きをますます信頼するようになり、主があらゆる愛に満ちた感情、あらゆる崇高な思い、そしてあらゆる模範的な行動の源であることを認めるようになれば、私たちは現世でも来世でも、絶えず、ますます完全になっていくのである。 ¹³

Footnotes:

816. And he had two horns like a lamb, signifies a power as if from the Lord, of persuading that there is a conjunction with the Word of faith separate. This is evident from the signification of "horns," as being power (See above, n. 316, 776); also from the signification of "two," as being conjunction (See above, n. 532 at the end); also from the signification of a "lamb," as being the Lord in relation to the Divine Human (See also above, n. 314; therefore "to have two horns like a lamb" signifies a power as if from the Lord of persuading that there is a conjunction with the Word of faith separate, as can be seen from what precedes and from what follows; from what precedes, in that "the beast coming up out of the earth" signifies confirmations from the sense of the letter of the Word in favor of faith separate from life (See just above, n. 815; and from what follows, in that it is said that this beast "spake as the dragon," and that "all the authority of the first beast he exercised before him," which signifies a similar affection, thought, doctrine, and preaching as belong to those who separate faith from the life of faith, which is charity, also the conjunction of the reasonings from the natural man, by which the religion of faith separate is strengthened, which will be treated of in the next articles. Thence it is clear that as the "horns" of this beast signify the power of persuading, "two" signifies conjunction, and "a lamb" the Lord, so "this beast having two horns like a lamb" signifies a power as if from the Lord of persuading that there is a conjunction with the Word of faith separate from life. Upon the head of this beast two horns only were seen, but upon the head of the former beast ten horns, because this beast signifies confirmations from the Word; and in the Word there is the marriage of good and truth, and this marriage is signified by "two." So, too, the horns appeared "like a lamb," because a "lamb" means the Lord, here the Lord in relation to the Word. That the Lord in respect to His Divine Human is the Word, that is, the Divine truth, is declared in the plainest terms in John:

That the Word became flesh (John 1:14).

[2] Such a power of persuading and confirming any heresy whatever from the Word is well known in the Christian world from the many heresies there, everyone of which is confirmed from the sense of the letter of the Word and thus they are persuaded. The reason is that the sense of the letter of the Word is accommodated to the apprehension of the simple, and therefore consists in large part of appearances of truth; and it is the nature of appearances of truth to be capable of being adapted to confirm anything that anyone may adopt as a principle of religion and thence of doctrine, thus even when it is false. Consequently those who place genuine truth itself in the sense of the letter of the Word only, are open to many errors unless they are in enlightenment from the Lord, and in that enlightenment form doctrine for themselves that will serve them as a lamp. In the sense of the letter of the Word there are naked truths as well as truths clothed, and these latter are appearances of truth, and appearances of truth can be understood only from passages where naked truths stand out; out of these doctrine can be formed by one who is enlightened by the Lord, and according to that doctrine all other things can be explained. This is why those who read the Word without doctrine are led into manifold errors. The Word was so written in order that there might be a conjunction of heaven with man; and there is a conjunction because every expression in the Word, and in some passages every letter, contains a spiritual sense, in which the angels are; consequently when man perceives the Word according to its appearances of truth the angels that are about man understand it spiritually. Thus the spiritual of heaven is conjoined with the natural of the world in respect to such things as contribute to man's life after death. If the Word had been written otherwise no conjunction of heaven with man would have been possible.

[3] And because the Word in the letter is such it serves as it were as a support for heaven; for all the wisdom of the angels of heaven in respect to things pertaining to the church terminates in the sense of the letter of the Word as in its basis; consequently the Word in the letter may be called the support of heaven. For this reason the sense of the letter of the Word is most holy, and is even more powerful than its spiritual sense, as has been made known to me by much experience in the spiritual world, for when spirits bring forward any passage according to the sense of the letter they immediately excite some heavenly society to conjunction with them. From this it can be seen that all things of the doctrine of the church are to be confirmed from the sense of the letter of the Word that there may be in them any sanctity and power, and moreover from those books of the Word in which there is a spiritual sense. Thence it is also evident how dangerous it is to falsify the Word even to the destruction of the Divine truth that is in its spiritual sense; for by so doing heaven is closed to man. That this is done by those who confirm by the Word the separation of faith from its life, which is good works, has been shown above.

431. It has been shown thus far that "twelve" signifies all things, and that it is predicated of truths from good; it shall now be shown that "the twelve tribes" signify all things of the church, and each tribe some universal and essential of the church. Because a representative church was to be instituted with the sons of Jacob it was provided by the Lord that his sons should be twelve in number, and that significative names should be given to them, and the twelve tribes from these, known by the same names, should signify all things of the church which they represented, and each tribe some universal essential of it. What, then, each tribe signified and represented will be told in what follows. As all things of the church have relation to truths from good, so "the twelve tribes" signify truths from good in the whole complex. They were called "tribes" because the two words in the original or Hebrew tongue rendered "tribe" mean a scepter and a rod; and a "scepter" signifies Divine truth in relation to government, and a "rod" Divine truth in relation to power.

[2] Because of this derivation and signification, when the people murmured against Moses and Aaron on account of the government and power exercised over them, it was also commanded that:

The princes of all the tribes should lay up their rods in the Tent of meeting, and in the midst of them the rod of Levi with the name of Aaron written upon it, and this blossomed with almonds (Numbers 17:3-8).

For "rods," as has been said, have a similar meaning as "tribes," and "the rod of Levi, on which was written the name of Aaron," has a similar signification as "the tribe of Levi" and as "Aaron" as high priest, namely, the good of charity towards the neighbor and the good of love to the Lord; "tribe of Levi" signifying the good of charity, and "Aaron the priest" the good of love; consequently this rod was placed in the midst and blossomed with almonds; to be placed "in the midst" signifying that all things are from it (See above, n. 313), and "almonds" signifying the goods of life.

[3] Because "the twelve tribes" signified all things of the church, or truths from good in the whole complex:

A breastplate was made for Aaron, which was called the Urim and Thummim, composed of twelve precious stones, on which were the names of the twelve tribes, or of the twelve sons of Israel (Exodus 28:15-30; 39:8-21, 29).

It is known that through this answers were given from heaven, but from what origin has not heretofore been revealed; it shall therefore be told. All light in the angelic heaven proceeds from the Lord as a sun; therefore that light in its essence is Divine truth, from which the angels have all their intelligence and wisdom, and men also in spiritual things. This light in heaven is modified into various colors, in accordance with the truths from good that are received; for this reason colors, from correspondence, signify in the Word truths from good; and consequently answers were given by means of a resplendence from the colors of the stones in the Urim and Thummim, and then at the same time either by a living voice or by a silent perception corresponding to the resplendence. This makes clear that "the twelve tribes," whose names were engraved on the stones, have a like signification. (But on this see what is said and shown in Arcana Coelestia, namely, that colors in heaven are from the light there, and that they are modifications and variegations of light in accordance with reception, n. 1042, 1043, 1053, 1624, 3993, 4530, 4742, 4922; thus that they are the appearances of truth from good, and signify such things as belong to intelligence and wisdom, n. 4530, 4677, 4922, 9466; that so far as colors are derived from red they signify good, and so far as they are from white they signify truth, n. 9467; that "stones" in general signify truths, n. 643, 1298, 3720, 6426, 8609, 10376; that "precious stones" signify truths from good; thus "the twelve precious stones" all truths from good in the church and in heaven, n. 9863, 9865, 9868, 9873, 9905; that "the breastplate of judgment" which was upon the ephod, and was called the Urim and Thummim, signifies in general truth shining forth from Divine good, n. 9823; that "Urim" means a shining fire, and "Thummim" resplendence in the angelic tongue, but integrity in the Hebrew tongue, n. 9905; that therefore "Urim and Thummim" signifies from correspondence the resplendence of Divine truth from Divine good in ultimates, n. 9905; that answers were there given by variegations of light from the precious stones, and at the same time then by a living voice or by silent perception, n. 3862; that the names of the twelve tribes were engraved thereon, because they signified all Divine truths of heaven and the church, n. 3858, 6335, 6640, 9863, 9865, 9873, 9874, 9905; besides further particulars, n. 9863, 9864, 9866, 9891, 9895)

[4] Because truths from good, or good through truths, has all power, so:

The names of the twelve tribes were engraved upon the two onyx stones, six names upon each, and they were placed on the two shoulders of the ephod which Aaron wore (Exodus 28:9-14; 39:6, 7).

This signified the power of Divine truth from Divine good, and thus the power that those have who receive Divine truth in the good of love; for the "onyx stones" signified truths from the good of love, the "shoulders" power, and "the twelve tribes" all who are in truths from good. (That Divine truth from Divine good, has all power, and that from it those who receive it have power, may be seen above, n. 209, 333, and in the work on Heaven and Hell 228-233; that "shoulders" signify power of every kind, see Arcana Coelestia 4931-4937, 9836.)

[5] That "tribes" signify all things of the church can be seen from the following passages. In Matthew:

Then shall appear the sign of the Son of man; and then shall all the tribes of the earth lament; and they shall see the Son of man coming in the clouds of heaven with power and glory (Matthew 24:30).

And in Revelation:

Behold He cometh with the clouds, and every eye shall see Him, and they who pierced Him; and all the tribes of the earth shall lament over Him (Numbers 1:7).

This signifies that at the end of the church the Lord is to reveal Himself in the Word by means of the internal sense, and that all who are in truths from good will recognize Him, and that even those who are in falsities from evil will see Him (See above, n. 37-39); that "all the tribes of the earth shall lament" signifies that all truths from good will perish, and falsities from evil will take their place; "the tribes of the earth" meaning all who are of the church, and also all things of the church.

[6] In Matthew:

Jesus said to the disciples, Verily I say unto you, that ye who have followed Me in the regeneration, when the Son of man shall sit on the throne of His glory ye also shall sit upon twelve thrones, judging the twelve tribes of Israel (Matthew 19:28).

And in Luke:

Ye shall eat and drink at My table in My kingdom, and shall sit on thrones judging the twelve tribes of Israel (Luke 22:30).

This no one can understand unless he knows from the spiritual sense what is meant by "apostles," by "thrones," and by "the tribes of Israel." Who cannot see that the apostles are not to judge, but the Lord alone? For every man is judged according to his life, and no one except the Lord knows the lives of all, the apostles not knowing even the life of a single person. But in the spiritual sense, "the twelve apostles" signify all truths from good; "to sit upon thrones" signifies judgment, and "the twelve tribes of Israel" signify all who are of the church; these words signify, therefore, that the Lord is to judge all from Divine truth, and according to the reception of it in good.

[7] This signification of "apostles" and of the "tribes of Israel" is clearly seen in these words in Revelation:

The New Jerusalem had a wall great and high, having twelve gates, and above the gates twelve angels, and names written thereon, which are the names of the twelve tribes of the sons of Israel. And the wall had twelve foundations, and on them the names of the twelve apostles of the lamb (Revelation 21:12, 14).

"The New Jerusalem" does not mean any new Jerusalem, nor do its "wall and gates" mean a wall and gates, nor do "the twelve tribes and apostles" mean twelve tribes and apostles. Something wholly different is signified by each one of these things, as is evident merely from this, that "the New Jerusalem" means a new church in respect to doctrine; therefore "angels," "tribes," and "apostles" signify such things as belong to that new church, all of which have relation to truth and to good and to their conjunction, consequently to truths from good. (But these things will be seen explained in what follows, but they are briefly explained in The Doctrine of the New Jerusalem 1.)

[8] In David:

Jerusalem is builded as a city that is conjoined together; thither the tribes go up, the tribes of Jah, a testimony to Israel, to make confession to the name of Jehovah (Psalms 122:3, 4).

Here, too, "Jerusalem" signifies the church in respect to doctrine, which is said to be "builded as a city that is conjoined together," when all things of its doctrine are accordant and unanimous, and when the Lord and love to Him from Him are mutually regarded as the beginning and the end. It is said to be "builded as a city," because a "city" signifies doctrine; the truths of doctrine which thus look to the Lord are signified by "the tribes, the tribes of Jah;" "tribes" signifying truths, and "tribes of Jah" truths from good that are from the Lord; worship therefrom is signified by "making confession to the name of Jehovah."

[9] Because "Israel" signifies the church that is in truths from good, Israel is called in the Word:

The tribes of inheritance (Isaiah 63:17; Jeremiah 10:16; 51:19; Psalms 74:2).

And as "Egypt" signifies true knowledges (scientifica) which are in the natural man, and upon these are founded truths from good, which are the truths of the spiritual man, Egypt is called:

The cornerstone of the tribes (Isaiah 19:13);

the "cornerstone" signifying the foundation (See above, n. 417). And as "the land of Canaan" signifies the church, and "the twelve tribes" all things of the church, and each tribe some universal and essential of the church, that land was divided among the tribes (Numbers 26:5-56; 34:17-28; 15:1, et seq.). This, too, is clearly evident in Ezekiel, where a new land is treated of, which signifies a new church to be established by the Lord; and it is foretold and described how it is to be distributed for an inheritance according to the twelve tribes of Israel (Ezekiel 47:13, 20); and these tribes are enumerated by name (Ezekiel 48:1-35 end). Evidently it is not there meant that the twelve tribes of Israel are to inherit the land, or any one tribe there named; for eleven of the tribes were scattered, and mingled with the nations everywhere, and yet it is told what portion of the land the tribe of Dan was to inherit, what Asher, Naphtali, Manasseh, Ephraim, Reuben, Judah, Benjamin, Simeon, Issachar, Zebulun, and Gad; from which it is plain that the "land" there means the church, and "the twelve tribes" all things of the church, and each tribe some universal essential of the church. It is similar with the twelve tribes enumerated in this chapter of Revelation, that "twelve thousand were sealed out of each tribe," and were saved. That "twelve thousand" here signifies all persons and all things may be seen in the preceding article; but what universal essential of the church is signified by each tribe will be told in what follows.

[10] Of the church among the ancients, which preceded the Israelitish church, nearly the same is said in Moses:

Remember the days of eternity, consider the years of generation and generation; ask thy father and he will tell thee; thy elders, and they will say it unto thee; when the Most High gave to the nations an inheritance, when He separated the sons of man, He set the bounds of the peoples according to the number of the sons of Israel (Deuteronomy 32:7, 8).

This was said of the churches that preceded the church instituted among the sons of Israel. (Respecting these see The Doctrine of the New Jerusalem 247.) The Most Ancient Church, which was before the flood, and was a celestial church, or a church that was in the good of love to the Lord, is meant by "the days of eternity, when the Most High gave to the nations an inheritance, when He separated the sons of man," "nations" signifying those who are in the good of love (See above, n. 331), and "the sons of man" those who are in truths from good (See also above, n. 63, 151). The Ancient Church, which was after the flood, and was a spiritual church, is meant by "the years of generation and generation, when the Most High set the bounds of the peoples according to the number of the sons of Israel;" "peoples" signifying those who are in spiritual good, which is the good of charity towards the neighbor (See above, n. 331); and "the number of the sons of Israel" having a like signification as "the twelve tribes" according to which the inheritances were given (as above in Ezekiel).

[11] Here two arcana respecting the twelve tribes shall be mentioned:

1. Their arrangements represented the arrangements of the angelic societies in the heavens; and for this reason they represented all things of the church, for heaven and the church act as one.

2. The representation of heaven and of the church is determined according to the order in which the tribes are named; and the first name or the first tribe is the guide that determines the things that follow, and accordingly the things of heaven and of the church, with variations.

1. The arrangements of the twelve tribes of Israel represented the arrangements of the angelic societies in the heavens, and therefore heaven itself, since heaven consists of angelic societies, as can be seen from this, that each tribe represented and thence signified some universal essential of the church, and the twelve tribes taken together represented all things of the church, and the church that was instituted among the sons of Israel was a representative church; consequently the whole nation divided into twelve tribes, represented the church in the whole complex and therefore also heaven; for the same goods and the same truths that make the church make heaven also, or the same that make heaven make the church also (See in the work on Heaven and Hell 57).

[12] The arrangements of the twelve tribes of Israel according to the arrangements of the angelic societies of heaven, consequently according to the form of heaven, are represented in their encampments, as described in Moses, namely:

To the east the tribes of Judah, Issachar, and Zebulun were encamped; and to the south the tribes of Reuben, Simeon, and Gad; to the west the tribes of Ephraim, Manasseh, and Benjamin; to the north the tribes of Dan, Asher, and Naphtali; and the tribe of Levi in the midst of the camp; and in the same order they went forward (Numbers 2 to the end).

Anyone that knows who and of what quality those are in heaven who dwell in the eastern quarter, and who and of what quality those are who dwell in the southern, western, and northern quarters, and that knows also who and what those are who are signified by each tribe, is able to know the arcanum involved in the tribes of Judah, Issachar, and Zebulun encamping to the east, the tribes of Reuben, Simeon, and Gad encamping to the south, and so on. For the sake of illustration, only the encampment on the east, of the tribes of Judah, Issachar, and Zebulun will now be explained. "The tribe of Judah" signifies the good of love to the Lord, "the tribe of Issachar" the truth of that good, and "the tribe of Zebulun" the marriage of good and truth, which is also called the celestial marriage; so, too, those who dwell in the eastern quarter of heaven are all in the good of love to the Lord and in truths from that good, and thence in the celestial marriage. The other tribes must be viewed in a similar way. (That all in heaven have dwelling places in the four quarters according to their quality, and that the quarters there are not like the quarters in our solar world, may be seen in the work on Heaven and Hell 141-153.)

[13] It was because the encampments of the sons of Israel represented the arrangements of the angelic societies in heaven, that when Balaam saw their encampments he in the spirit saw heaven, as it were, and prophesied and blessed them, respecting which it is said in Moses:

Balaam set his face towards the wilderness, and when he lifted up his eyes, he saw Israel dwelling according to their tribes; and the spirit of God was upon him. And he took up his prophetic enunciation, and said, How good are thy tents, O Jacob, thy habitations, O Israel! As valleys are they planted, as gardens by the river (Numbers 24:1-4, et seq.).

Evidently Balaam then saw the encampments of the sons of Israel according to tribes arranged as above described, for it is said that he "set his face toward the wilderness, and saw Israel dwelling according to their tribes;" and because he then saw in them the order of heaven, the spirit of God came upon him, and he prophesied and said, "How good are thy tents, O Jacob, and thy habitations, O Israel!" "tents and habitations" signifying such dwelling places as are in the heavens; "tents" the habitations of those who are in the good of love, and "habitations" the dwelling places of those who are in truths from that good. The fructifications of good and the multiplications of truth and the consequent intelligence and wisdom are signified by "as valleys are they planted, as gardens by the river;" for every good, and thus every truth flows in according to the form of heaven (as can be seen from what is shown in the work on Heaven and Hell, On the Form of Heaven, according to Which are the Consociations and Communications There, n 200-212).

[14] 2. The representation of heaven and the church is determined according to the order in which the tribes are named, and the first name or the first tribe is the guide that determines all things that follow, and accordingly all things of heaven and of the church, with variations. This arcanum can hardly be comprehended by anyone unless he is in spiritual thought, nevertheless it shall be briefly explained. If, for example, the tribe of Judah is the first tribe that is named, as this tribe signifies the good of love, then from the good of love as the beginning, the significations of the other tribes that follow are determined, and this with variations according to the order in which they are named; for each tribe signifies some universal of the church, and the universal admits into itself specific variations, thus some specific variation derived from the first from which it descends; so in this case, all things in the series derive their specific spiritual sense from the good of love, which is signified by the tribe of Judah. So if the tribe of Reuben, which signifies truth in the light and the understanding of truth, is named first, from this the other tribes that follow derive their significations, agreeing and coinciding with the universal which each signifies. It is comparatively as with colors, that are seen tinged by the primary color which diffuses itself into the other colors and varies their appearance.

[15] When this is understood it can be seen how it was that answers were given in respect to any matter through the Urim and Thummim, for there was a shining forth through the precious stones from the origin of color out of that stone under which was the name of some tribe, from which the determination began. Moreover, the colors of these stones corresponded to the universals signified by the tribes inscribed on them. When anyone knows this, and knows also what the universal is that each tribe signifies, if he is in spiritual illustration he can in some measure perceive what the tribes signify in their sequence, as they are named in the Word; as what they signify in the sequence in which the sons of Jacob were born, in which the order is as follows:

Reuben, Simeon, Levi, Judah, Dan, Naphtali, Gad, Asher, Issachar, Zebulun, Joseph, Benjamin (Genesis 29:31-35, 30:1-24, 35:18);

what they signify in the sequence given in their journeying into Egypt, in which they are named in the following order:

Reuben, Simeon, Levi, Judah, Issachar, Zebulun, Gad, Asher, Joseph, Benjamin, Dan, Naphtali (Genesis 46:9-21);

what they signify in the sequence in which they received the blessing of Israel their father, where they are named in the following order:

Reuben, Simeon, Levi, Judah, Zebulun, Issachar, Dan, Gad, Asher, Naphtali, Joseph, Benjamin (Genesis 49:1-28);

differently when they were blessed by Moses, in the following order:

Reuben, Judah, Levi, Benjamin, Joseph, Ephraim, Manasseh, Zebulun, Gad, Dan, Naphtali, Asher (Deuteronomy 33:6-24);

where Simeon and Issachar are omitted, and Ephraim and Manasseh substituted in their place; also what is signified by these tribes in the sequence in other passages (as in Genesis 35:23-26; Numbers 1:5-16; 7:1 to end; 13:4-15; 26:5-56; 34:17-28; Deuteronomy 27:12-13; Joshua 15-19; Ezekiel 48:1 to end). (That the twelve tribes have different significations according to the order in which they are named, and thus signify all the things of heaven with variations, see Arcana Coelestia 3862, 3926, 3939, 4603, et seq., 6337, 6640, 10335.) It shall be told in what follows what they signify in the sequence in which they are named in this chapter of Revelation, where they are named in the following order: Judah, Reuben, Gad, Asher, Naphtali, Manasseh, Simeon, Levi, Issachar, Zebulun, Joseph, Benjamin; and Dan and Ephraim are left out or not named.