山上の説教（その1）

---

1.群衆を見て、主は山に登られた。主がお座りになると、弟子たちが主のもとに来た。

2.そして口を開いて彼らに教えられた、

3.「天の御国は，心の貧しい者たちのものである。

4.その人たちは慰められるからである。

5.彼らは地を受け継ぐからである。

6.正義に飢え渇く者は幸いである。

7.慈悲深い者は幸いである。

8.そのような者たちは，神を見るであろう。

9.彼らは神の子と呼ばれるからである。

10.正義のために迫害される者は幸いである。

11.あなたがたは，わたしのために，あなたがたを非難し，迫害し，あなたがたに不利なあらゆる悪口を言い，嘘を言いふらす。

12.喜び躍りなさい。あなたがたの報いは天に多いからである。」

---

この次のエピソードが始まると、ガリラヤだけでなく、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、そしてヨルダンの向こうの地域からも、大勢の群衆がイエスのもとに集まってくる。群衆を見て、イエスは山に登り、口を開き、説教を始められる。イエスの説教は、「心の貧しい人々は幸いである。5:3).

前の章では、イエスは洗礼を受け、その後、荒野で一連の誘惑を受けた。誘惑とは、より高い目標や霊的な目的が脅かされ、妨げられ、挑戦されることである。このような時、私たちは自分の低次の本性の欲望、つまり遺伝的な悪を行ないたいという欲望に気づく。

このような誘惑の状態は、私たちの人生において主がどれほど必要であるか、神なしでは何もできないことを思い起こさせる役割を果たす。この認識は、私たちを霊的な貧しさを認める真の謙遜の状態へと導く。聖典では、この謙遜の状態を "霊的に貧しい "と呼ぶ。イエスが "心の貧しい者は幸いである "という言葉で教えを始められるのはこのためである。

この謙遜な状態こそが、神から流れ込む善と真理を受け取る道を開くのである。イエスが、自分の霊的な貧しさを認める人々について、"彼らのところに天の御国があるからだ "と言われるのはこのためである。

このような謙遜の状態で、私たちは祈りの中で主に向かい、自分の霊的な貧しさを告白し、罪を悔い改めるのです。自分の言動に自責の念を感じ、自分の人生を導き導いてくださる主の資質がどれほど必要かを悟るのである。これが、次の祝福が「悲しむ者は幸いである。5:4).

主が私たちを慰めてくださるとき、私たちの低次の本性の欲望は抑えられ、静まる。過剰な自己愛やこの世のものへの愛への傾きが抑えられます。これには、焦り、嫉妬、防衛心、憤り、怒り、軽蔑、貪欲などが含まれる。私たちの低次の本性にあるこれらの欲望が手なずけられるとき、もはや私たちの日常生活の行動を支配し、支配することはなくなる。イエスが言うように、「柔和な者は幸いである。5:4).

ギリシャ語の原語では、"柔和 "を意味するプロアス [πραグς]は "飼いならす "を意味する。自己と世に対する過剰な愛を静め、鎮め、手なずけた人々は、今、主が彼らの内に、彼らを通して行動される準備ができている。彼らは良い人生を送り、正しいことを行ないたいと願っている。そのため、彼らは今、主のいつくしみに飢え、主の真理に渇いている。だからイエスは言われる、「義に飢え渇く者は幸いである。5:6).

これは次の3つの祝福への移行を意味する。第五、第六、第七の祝福は、義の生活を構成する慈愛の業を要約したものである。すべてのことを神に委ねるとき、私たちは他者に対する慈しみに満たされる。そして、その憐れみを行使する限り、私たちはより憐れみ深くなる。それゆえ、イエスは第五の祝福を与えるにあたって、「あわれみ深い者は幸いである。5:7).

そして、すべての人間関係において憐れみ、赦し、思いやりを実践することで、私たちの心は浄化され、他人の良いところを見ることができるようになる。つまり、神から与えられた資質が見えるようになるのだ。イエスが第六の祝福で言っているように、「心の清い者は幸いである。5:8) ¹

これは第七の祝福につながる。イエスは「平和をつくる者は幸いである。5:9). 主が私たちの内に、そして私たちを通して働いておられるとき、私たちは平安の状態にある。私たちの内なる戦いは終わったのだ。主が御言葉の中で語っておられることと、それに従って生きたいという私たちの願いとの間には、もはや何の葛藤もない。ヘブライ語の聖句にあるように、「エルサレムに慰めを語り、その戦いは終わったと叫びなさい」(イザヤ書40:2).

これら7つの祝福の順序は、私たちの霊的な貧しさを認識することから始まり、主が私たちの内に、また私たちを通して働いてくださる安息日の状態に終わる、再生のプロセスを明らかにする神の系列である。この状態において、主は私たちの天の父であり、私たちは神の子と呼ばれる。

このことは、最終的かつ頂点に達する祝福につながる。イエスは言われる、「彼らがあなたがたをののしり、迫害し、わたしのためにあなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである」(5:10). この第八の祝福は、霊的生活が継続的なプロセスであることを思い出させてくれる。霊的成長の各状態に関連する祝福を経験するとき、私たちは同時に、より高い、より高次の霊的生活の状態に入る準備をしているのである。しかし、それらのより高い状態に入るためには、より微妙な悪を暴き、闘い、克服しなければならない。

こうして、誘惑の試練が再び始まり、より明白でない悪が神の真理の明るい光によって暴露される。これらのより内面的な悪は、私たちの中で立ち上がり、激しく自己防衛し、命をかけて戦う。しかし、自己中心的な懸念を支える誤った理屈や正当化に屈することを拒み、耐え忍ぶなら、そこには大きな祝福がある。彼らがあなたがたを侮り、迫害し、わたしのために、あなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである。天にあるあなたがたの報いは大きいからである。5:11-12).

第八の祝福は、私たちをシリーズの最初に戻し、誘惑が私たちの信仰を確認する機会を与えてくれることをもう一度思い起こさせる。誘惑の中で受ける苦闘は困難なものであるかもしれないが、それは私たちをより内的な天の共同体と接触させ、私たちの意識を拡大させるものであるため、喜んで予期することができる。 ²

その結果、私たちを取り巻く単純な祝福に対する感謝の念が増し、他者のニーズに対する意識が高まり、手を差し伸べて奉仕したいという気持ちが高まる。だから、イエスは言われる。"喜びなさい、大いに喜びなさい。

実践的な適用

第八の祝福は、霊的成長とはスパイラルカリキュラムのようなもので、同じことを何度も繰り返し、より深く学ぶ機会があることを思い出させてくれる。その意味で、私たちは霊的な試練を障害としてではなく、さらなる成長への足がかりとしてとらえるべきである。すべての試練は、自分が信じていることをより深く確認する機会なのだ。実際的な応用として、次にエゴが刺激されたり、焦りが生じたり、恨みが生じそうになったりしたときは、より高い意識から対応する機会だと考えてください。言い換えれば、今こそ聖典の真理に頼るときであり、その真理を通して天使たちがあなたを助け、主があなたに打ち勝つ力を与えてくださることを知っているのだ。最も重要なことは、誘惑に勝ったからといって、プライドを高めたり、自我を膨らませたり、自分に偽りの自信を持たせたりしてはならないということだ。誘惑は自分の弱さと神の力の両方を明らかにするものであることを忘れずに、必ず神に栄光を帰しなさい。すべての力は主のみものであることを悟るまでは、誘惑を繰り返す運命にある。 ³

良い仕事をする

---

13.「あなたがたは地の塩である。そのあとは、捨てられ、人に踏みつけられるだけで、何の役にも立たない。

14.あなたは世の光です。山の上に築かれた町は、隠れることができない。

15.あなたがたは，燭台の上にいて，家の中にいるすべての人のために輝くのである。

16.だから、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。そうすれば、人々はあなたがたの善行を見、天におられるあなたがたの父をあがめるであろう」

---

。山上の説教は素晴らしい教えを与えている。しかし、その教えの精神に従って善い行いをしようとする気持ちがなければ、単なる教えは役に立たない。それは味を失った塩のようなものであり、籠の下に隠された灯火のようなものである。すべての真理は用いるために与えられる。神が私たちに与えてくださるあらゆる祝福は、私たちが隣人により大きな奉仕をするためになされる。そして、その奉仕の中にこそ真の祝福がある。すべての天の報いは、隣人に対する愛に満ちた奉仕に携わるときに経験する喜びだからだ。 ⁴

そのため、神のシリーズは次のような言葉で続けられている：「あなたがたは地の塩であるが、もし塩がその味を失ったら、どうやって味をつけようか。それでは、人に捨てられ、足で踏みつけられるだけで、何の役にも立たない」(5:13).

塩は調味料として非常に有用である。しかし、風味を失った塩は役に立たない。同様に、善を行おうとしない人間は、味のない塩のようなものだ。真理は活用されなければならない。これがこの説教の主旨である。光は良いものだが、それを用いなければならない：「あなたがたは世の光である。「丘の上にある町は隠れることができない。丘の上にある町は、隠れることができない。また、ランプをともしてかごの下に置くこともなく、ランプ台の上に置いて、その家にいるすべての人に光を与える」(5:14-15).

この箇所で強調されているのは、真理を学ぶことだけではなく、真理を生きることである。それは、人々があなたがたの 良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるためである」(5:16). ⁵

霊的指導には、善い行いをすること以外に目的はない。そして良い行いは、主が私たちを通して働いてくださるときにのみ、真に良いものとなる。だからこそ、この説教では、他人が私たちの善い行いを見るとき、すべての賛美、栄光、誉れは神に向かうべきであるという重要な注意喚起が含まれているのである。イエスが言われるように、あなたの良い行いを人々に見せなさい、しかしそれが "天におられるあなたの父をあがめる "ものであるようにしなさい。それは私たちのことではなく、私たちを通して働かれる神のことなのだ。 ⁶

イエスは聖書の内なる意味を明らかにし始める

---

17.「わたしが来たのは、律法や預言者を取り消すためではない。

18.天地が過ぎ去るまで、一つのヨードも一つの小角も、律法から消えることはない。

19.しかし，それを行なって教える者は，天の御国で大いなる者と呼ばれるであろう。

20.あなたがたの正義が律法学者やパリサイ人の正義を超えない限り，あなたがたは天の御国に入ることはできない。

21.あなたがたは，古代の人たちが，『あなたは人を殺してはならない。

22.また，兄弟に向かって，「ラカ」と言う者は，審きの対象となり，「愚か者め」と言う者は，火のゲヘナの対象となる。

23.それゆえ，あなたが祭壇の上に贈り物をささげて，そこであなたの兄弟があなたに対して何かあることを思い起こすならば，」。

24.まずあなたの兄弟と和解し，それから，あなたの贈り物をささげなさい。

25.あなたがたの兄弟が，その祭壇の前で，あなたがたの贈り物 を置いて，あなたがたの道を行きなさい。

26.わたしはあなたに言う。あなたは最後の銭を払うまで，そこから出てはならない。

27.あなたがたは，姦淫してはならない。

28.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

29.あなたがたの右目が，あなたがたをつまずかせるならば，それを抜いて，あなたがたから捨てなさい。

30.もしあなたの右手が，あなたをつまずかせるなら，それを断ち切って，あなたから捨てなさい。

31.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

32.アッラーの御許に，あなたがたは堕落したのである。

33.またあなたがたは、古代の人々に、「あなたは偽りを誓ってはならない。

34.それは神の御座だからである；

35.それは神の御座であるからである。

36.なぜなら，あなたは一本の毛も白くすることができず，また黒くすることもできないからである。

37.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

38.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

39.あなたがたの右のほお骨を打つ者は，もう一方のほお骨も打ちなさい。

40.わたしたちは，あなたがたの右のほお骨を打つ者には，もう一方のほお骨も打ちなさい。

41.アッラーは凡てのことに全能であられる。

42.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

43.アッラーの御許に，あなたがたは従うのか。

44.あなたの敵を愛し、あなたを呪う者を祝福し、あなたを憎む者によくし、あなたを傷つけ迫害する者のために祈りなさい」

---

。真理が用いられなければならないのは紛れもない事実である。しかし、神の御言葉を最も完全に活用する前に、それを完全に理解しなければならない。だからイエスは今、弟子たちに聖句の読み方について簡単な手ほどきをしているのだ。わたしは滅ぼすために来たのではなく、成就させるために来たのである」(5:17).

イエスが来られたことで、ヘブライ語の聖典の預言が成就されたという点で、イエスは律法を成就された。しかし、イエスはまた、律法をより高い意味で満たすことによって、律法を成就させようとしていた。イエスは、律法が私たちの外面的な行動だけでなく、私たちの内面的な態度、すなわち心の欲望についても語っていることを説明された。霊的に理解されるとき、律法は外面的な行いを規制するためだけでなく、より重要なこととして、内面的な生活を改革するためにも役立つのである。

イエスは戒めから始められた。あなたがたは、昔の人たちに『人を殺してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう・・・しかし、あなたがたに言っておくが、理由もなく兄弟に腹を立てる者は、裁きの危険にさらされる」(5:21-22). あなたがたは、昔の人に『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたでしょう。あなたがたは、昔の人たちに『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておくが、欲情して女を見る者は、すでに心の中でその女と姦淫を犯したのである」(5:27-28).

これらは新しい教えだが、聴衆の理解を超えているわけではない。やがて、人間の精神や天国への道についてのより深い教えが生まれるだろうが、人々がこうしたより内面的なメッセージを完全に理解できるようになるまでには時間がかかるだろう。しかし、今のところは、人々の理解を超えた抽象的な真理ではなく、人々が理解できる具体的で文字通りの教えを与えれば十分なのである。

この点で、イエスは誓いを立ててはならないと教えている（参照）。 5:33-37), 報復するのではなく、頬を差し出すのである。 5:39), いがみ合うことなく、要求された以上のものを与えることである。 5:40), 必要以上のことをし、求める者には誰にでも与え、借りたい者には誰にでも貸す（参照 5:42).

これらの教えに従うのは難しいが、理解するのは難しくない。イエスの言葉の中には、私たちの心の奥底にある信念が攻撃を受けているときの私たちの対応についての、より高い真理が含まれている。そのようなとき、もし私たちが真理にとどまるなら、迷うことはない。 ⁷

イエスはこのような内面的な真理を教える代わりに、彼らの心をもっと明白な問題、たとえば復讐したいという欲求を克服する必要性に向けさせた。あなたがたは、『目には目を、歯には歯を』と言われたのを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておく。しかし、あなたがたの右の頬をたたく者があれば、もう一方の頬もその人に向けなさい」(5:38).

「頬を向ける」とは、自分の信念が攻撃されたときに、内面的に行うことである。このような攻撃は、他人を通してもたらされることもあるが、神への信仰を破壊し、神の真実の力への信頼を損なわせようとする、目に見えない霊的な力を通してもたらされることもある。それゆえ、私たちは内面的に頬を向けるときはいつでも、自分が真実であると知っていることに揺るがない。

そのようなとき、私たちは、どんな言葉も、ささやかれる言葉も、ほのめかされる言葉も、私たちを傷つけたり、私たちの信仰を破壊したりすることはできないことを知っている。悪に引き込まれない限り、私たちは神の保護下にある。私たちが主のいつくしみと真理のうちにとどまっている限り、悪は私たちに霊的な害を及ぼすことはできない。したがって、悪に抵抗する必要はない。 ⁸

しかし、私たちの自然な生活においては、もっと慎重にならなければならない。私たちは、求める人すべてに与えることはできないし、貸してもいけない。そのような無差別な施しは、私たちが他者に善を行うための資源を失うことになるからだ。同様に、泥棒、詐欺師、詐欺師が私たちを利用するのを許してはならない。罪のない被害者を利用する者は通報され、起訴され、有罪が確定すれば責任を負わなければならない。犯罪行為を無視したり、悪意を支持したりすることは、悪人にとって何の益もなく、社会にとって有害である。 ⁹

要するに、外的な面では残酷さ、詐欺、不正に抵抗しなければならない。しかし、内的な面では、私たちは平静を保ち、平静を装い、平静を装うことができる。私たちの信仰を奪い、幸福を破壊しようとする悪に抵抗するのは神だけだからである。 ¹⁰

これらの教訓は、イエスが後に述べる、より内面的な教訓である。憎しみ、報復、復讐の状態に引き込まれてはならない。その代わりに、イエスは彼らがより高い意識に立ち上がるよう呼びかける。隣人を愛し、敵を憎め。しかし、わたしはあなたがたに言う、敵を愛し、あなたがたを呪う者を祝福し、あなたがたを憎む者に善をなし、あなたがたを憎んで用いる者、迫害する者のために祈りなさい」(5:43-44).

実践的な適用

山上の説教のこの部分でイエスは、「目には目を、歯には歯を」というヘブライの掟に対応する新しい方法を群衆に示した(出エジプト記21:24). イエスは、同じような破壊的な行動、つまり悪に悪を返すような反応を自動的にするのではなく、別の種類の反応によって新しい意識レベルに立ち上がるようにと人々に言われる。右の頬を叩く者は、もう一方の頬も向けなさい。実践的な応用として、あなたのエゴが傷つけられたり、妨げられたり、攻撃されたと感じたり、侮辱には侮辱を、傷には傷を、過ちには過ちを、悪には悪を返したくなるときはいつでも、それに引き込まれないことだ。その代わりに、高次の理解があなたの感情的傷害を支配するようにしなさい。あなたの低次の本性の衝動を、あなたの真実の理解に支配させ、手なずけるようにしなさい。より高次の反応を選びなさい。 ¹¹

"それゆえ、あなたがたは完全であれ"

---

45.「そうすれば，あなたがたは天におられるあなたがたの父の子となるであろう。

46.あなたがたは，自分たちを愛する者を愛するなら，どんな報いがあろうか。公人たちも同じではないか。

47.また，あなたがたが自分の兄弟にだけ挨拶するなら，あなたがたは(他の)人たちを越えて何をするのか。公人たちもそうしないのか。

48.あなたがたは、天におられるあなたがたの父が完全であるように、完全な者となりなさい」

---

。イエスは説教を続けながら、私たちが他人をどのように見なすべきかについて語られる。友であろうと敵であろうと、公平に、公正に扱うべきである。この点を説明するために、イエスは神の公平さについて、「神は、その太陽を善人にも悪人にも輝かせ、その雨を正しい人にも不正な人にも降らせられる」(5:45). これは象徴的に、偏見なくすべての人を照らす神の善と、雨がすべての人に降り注ぐように、すべての人が利用できる神の真理を指している。

同様に、私たちは、偏見のない公平な方法で、すべての人に善意を広げるよう求められている。イエスはこの例話を提供することで、家族や友人、隣人だけでなく、すべての人に対して公正な心を持ち、慈愛に満ちた態度をとるよう、話を聞いている人々に呼びかけているのだ。偏見を捨て、公平に接することを求めているのだ。

太陽や雨のように、彼らの善行はすべての人に及ぶべきである。結局のところ、自分を愛してくれる人を愛するのは簡単なことなのだ。しかし、これからは誰に対しても慈愛を持つべきである。イエスの言葉を借りれば、「自分を愛してくれる人を愛するなら、どんな報いがあろうか。徴税人でさえ、同じことをしているではないか」。(5:46).

自分を愛してくれる人を愛するのは簡単だ。これは自然なことだ。しかし、主からのみ与えられるもう一つの愛がある。それは、敵を含め、私たちを愛していない人々を愛することである。これは容易なことではなく、さらに霊的な洗練が必要であることを認めながら、イエスは言われる、「天におられるあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」(5:48).

この節は、しばしば命令ではなく約束と訳されていることに注意すべきである。それゆえ、あなたがたは完全でありなさい」ではなく、「あなたがたは完全でなければならない」と訳されている。これはイエスの意味するところではない。イエスにとって重要なのは、完全であろうと努力することであって、完全を達成することではない。天使たちでさえ、最終的に完全な状態に達することはできない。私たちにもできない。しかし、私たちは忍耐することができる。努力することができる。"天におられる私たちの父が完全であるように "完全であろうと努力することができる。 ¹²

確かに、聖書の時代の人々だけでなく、現代の私たちにとっても、完璧を目指すことは難しいことだ。私利私欲に打ち勝ち、恨みを捨て、寛大さを貪欲さに勝たせ、赦しを復讐に代え、愛を憎しみに勝たせなければならない。神がいなければ、誰もこのようなことを成し遂げることはできず、完璧は達成不可能な目標となる。

このレベルの精神的完全性に近づく唯一の方法は、自分の不完全さを認識し、認めることである。そうして初めて、神の助けを借りて、悪を捨て、魂を磨く努力を始めることができる。その出発点は、悪を神に対する罪として避け、神の真理を求めて祈り、それを受け取り、最後にそれに従って生きるという意志である。

天のあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」。このようにして、主の導きをますます信頼するようになり、主があらゆる愛に満ちた感情、あらゆる崇高な思い、そしてあらゆる模範的な行動の源であることを認めるようになれば、私たちは現世でも来世でも、絶えず、ますます完全になっていくのである。 ¹³

അടിക്കുറിപ്പുകൾ:

588. それが目的で、人は天界天使たちがひたっている光にまで、自分の理性を高める能力が与えられています。その能力をつかうと、自分は何を欲し、何を行えばいいかが見えてきます。それもこの世で、ある期間、成長・繁栄し、死後は永遠に幸福になるためです。人は、英知を得て、その英知に、自分の意志を従わせることによって、繁栄し、幸福になります。それに反し、自分の意志に理性を従わせるようにすると、衰退し、不幸になります。なぜなら、意志は、生来悪に傾いていて、それだけ軌道を逸(そ)れたものだからです。だから、意志が理性によって軌道修正されなければ、人は、自分の意志の自由にまかされ、そのまま邪悪な道に走っていきます。人は、生来備わっている野獣の本性をむき出しにして、自分に仕えてくれないもの、おのれの欲望にしか仕えないものを引き裂き、奪っていきます。

そればかりではありません。理性は意志とは分離されて完成され、意志は理性を通して完成されるわけですが、そうでないなら、人間はもう人間でなく、ケダモノです。もし万一、理性が意志と分離されていなかったら、また理性が意志の力の届かないところまで、高くあがることができなかったら、人は考えることも、考えたことを話すこともできず、自分の情愛を音にするだけです。道理にかなった行いができず、本能だけです。神に関係のあることがあっても、それを認めることができないし、それを介して、神を認めることもできません。また神に結ばれることも、永遠に生きることもできなくなります。

人は、あたかも自分の力で、a se　考えたり、欲したりしているように思っています。「あたかも自分の力で」と言いましたが、これが神と人とのあいだの結びつきを生んでいきます。この相互関係　reciprocum　がなかったら、結びつきは不可能です。適応とか適合がなかったら、能動と受動とのあいだの結びつきはありません。働いておられるのは、神だけで、人間は、その神のお働きを受けとめています。内部では、神の力によって働いているのですが、見かけでは、どうみても、自分の力でやっているようにして、協力しています。

以上のことがぴんと分かってくると、人の〈意志の愛〉が理性を通して高められた場合、その愛がどんな性格になるか見えてきますし、高められない場合は、どんなふうかも見えてきます。つまり、人間とはどんなものかも分かってきます。

409. And every servant, and every freeman, signifies the natural man and the spiritual man. This is evident from the signification of "servant," as meaning the natural man (of which presently); and from the signification of "freeman," as meaning the spiritual man. The spiritual man is meant by "freeman" and the natural man by "servant" because the spiritual man is led by the Lord from heaven, and to be led by the Lord is freedom; while the natural man obeys and serves the spiritual, for it executes what the spiritual man wills and thinks. "Servant" is mentioned in many passages in the Word; and one who does not know that in these "servant" means what does service and effects the things the spiritual man wills and thinks, might suppose that "servant" there means one who is in servitude, thus he might understand it in its ordinary sense, but it will be plain from the passages in the Word that will presently be cited that it means what does service and effects. When "servant" is mentioned in the Word in this sense, the natural man is meant by it, which is "a servant" in the same sense as the body is a servant to its soul.

As what does service and effects is meant by "servant," so "servant" is predicated not only of the natural man in its relation to the spiritual, but also of men who perform service for others and of the angels who execute God's commands, yea, of the Lord Himself as to His Divine Human when He was in the world; it is also predicated of truths from good, because good acts and produces effects by means of truths, and truths perform the service to good which good wills and loves, and so forth. Moreover, "servant" is predicated of the natural man with regard to obedience and effect, although with the regenerate the natural man is just as free as the spiritual, for they act as one, like principal and instrumental; and yet the natural man, in relation to the spiritual, is called "a servant," because, as was said, the natural man is of service to the spiritual in producing effects. But with those with whom the spiritual man is closed and the natural man only open, the whole man in a general sense is a servant, although in appearance it is like a freeman; for the exterior natural man is subservient to the evils and falsities which the interior wills and thinks, and is thus led by hell, and to be led by hell is to be altogether a servant, and after death such a man also becomes altogether a servant and vile slave in hell; for after death the delights of everyone's life are changed into things that correspond, and the delights of evil are changed into servitude and into loathsome things (See in the work on Heaven and Hell 485-490). In this sense also "servant" is mentioned in the Word. But here it shall be shown especially that "servant" means what is of service and what effects, and this in every respect.

[2] That "servant" means what is of service and effects is plainly evident from this, that the Lord in relation to His Divine Human is called "servant" and "minister," as in the following passages. In Isaiah:

Behold My servant, on whom I lean, My chosen, in whom My soul is well pleased; I have given My spirit upon Him. [He shall bring forth judgment to the nations]. Who is blind but My servant? or deaf as My angel that I send? Who is blind as He that is perfect, and blind as My ¹ servant? (Isaiah 42:1, 19).

This is said of the Lord, who is treated of in the whole of this chapter, and the Lord in respect to His Divine Human is here called "a servant," because He served his Father by doing His will, as He frequently declares; and this means that He reduced to order all things in the spiritual world, and at the same time taught men the way to heaven. Therefore by "My servant on whom I lean," and by "My chosen, in whom My soul is well pleased," the Divine Human is meant; and this is called "a servant" from the Divine truth by which it produced effects, and "chosen" from the Divine good. That it was by means of the Divine truth which belonged to Him that the Lord produced effects is meant by "I have given My spirit upon Him, He shall bring forth judgment to the nations;" "the spirit of Jehovah" meaning the Divine truth, and "to bring forth judgment to the nations" meaning to instruct. He is called "blind" and "deaf" because the Lord is as if He did not see and perceive the sins of men, for He leads men gently, bending and not breaking, thus leading away from evils, and leading to good; therefore He does not chastise and punish, like one who sees and perceives. This is meant by "who is blind but My servant? or deaf as My angel?" He is called "blind" and hence "a servant" from the Divine truth, and "deaf" and hence "an angel" from the Divine good; for "blindness" has reference to the understanding and thence to the perception, and "deafness" to the perception and thence to the will; it is therefore here meant that He as it were does not see, although He possesses the Divine truth from which He understands all things, and that He does not will according to what He perceives, although He has the Divine good, from which He is able to effect all things.

[3] In the same:

He shall see out of the labor of His soul, He shall be satisfied; by His knowledge My just servant shall justify many, in that He hath borne their iniquities (Isaiah 53:11).

This, too is said of the Lord, of whom the whole chapter evidently treats, and indeed of His Divine Human. His combats with the hells and His subjugation of them are signified by "the labor of His soul," and "He hath borne their iniquities;" "bearing their iniquities" means not that He transferred them unto Himself, but that He admitted into Himself evils from the hells that He might subdue them; this therefore is what is meant by "bearing iniquities." The consequent salvation of those who are in spiritual faith, which is the faith of charity, is meant by the words, "by His knowledge My just servant shall justify many;" "knowledge" signifying Divine truth, and thence Divine wisdom and intelligence, and "many" signifying all who receive; for "many" in the Word is predicated of truths, but "great" of good, therefore "many" means all who are in truths from good from the Lord.

It is said that "He shall justify" these, because "to justify" signifies to save by Divine good, and from Divine good He is also called "just." Because the Lord accomplished and effected these things by His Divine Human, He is called "the servant of Jehovah;" this makes clear that Jehovah calls His Divine Human "His servant," because of its serving and effecting.

[4] In the same:

Behold My servant shall act prudently, He shall be exalted, and lifted up, and made exceeding high (Isaiah 52:13).

This, too is said of the Lord, whose Divine Human is called "a servant," for the same reason as was mentioned just above; the glorification of His Human is meant by "He shall be exalted, and lifted up, and made exceeding high." In the same:

Ye are My witnesses, and My servant whom I have chosen; that ye may know and believe Me (Isaiah 43:10).

Here, too, "servant" means the Lord in respect to His Divine Human. That the Lord Himself calls Himself "a minister" from serving is clear in the Gospels:

Whosoever will become great among you must be your minister, and whosoever will be first must be your servant, as the Son of man came not to be ministered unto but to minister (Matthew 20:25-28; Mark 10:42-44; Luke 22:27).

This may be seen explained in the work on Heaven and Hell 218). And in Luke:

Blessed are the servants whom the Lord when He cometh shall find watching; verily I say unto you, that He will gird Himself, and make them to recline to meat, and drawing near He will minister to them (Luke 12:37).

[5] Since "David" in the Word means the Lord in respect to Divine truth, and Divine truth serves, so David also, where the Lord is meant by him, is in many places called "a servant," as in Ezekiel:

I Jehovah will be their God, and My servant David a prince in the midst of them (Ezekiel 34:24).

In the same:

My servant David shall be king over them, that they all may have one shepherd (Ezekiel 37:24).

This was said of David after his times, when he was never again to be raised up to be a prince in the midst of them, or a king over them. In Isaiah:

For I will defend this city to save it for Mine own sake, and for My servant David's sake (Isaiah 37:35).

In David:

I ² have made a covenant with My chosen, I have sworn to David My servant, even to eternity will I establish thy seed. I have found David My servant; with the oil of My holiness have I anointed him (Psalms 89:3-4, 20).

The whole of this Psalm treats of the Lord, who is here meant by "David." In the same:

He chose David His servant; from following the ewes giving suck He brought him to feed Jacob His people, and Israel His inheritance; and he fed them in the integrity of his heart, and guided them by the intelligence of his hands (Psalms 78:70-72);

and elsewhere. That the Lord in respect to Divine truth is meant by "David" in the Word, may be seen above (n. 205), and in the passages there cited. The Lord is also called "a servant" in the Word where He is meant by "Israel." As in Isaiah:

Thou art My servant, O Israel, in whom I will be made glorious. It is a light thing that thou shouldst be My servant to raise up the tribes of Jacob, and to lead back the preserved of Israel; but I have given thee for a light to the nations, that thou mayest be My salvation unto the end of the earth (Isaiah 49:3, 6).

(That in the highest sense the Lord is meant by "Israel," see Arcana Coelestia 4286; and that "the Stone of Israel," means the Lord in respect to Divine truth, n. 6426.)

[6] Since the Lord in respect to Divine truth is called in the Word "a servant" from serving, so those who are in Divine truth from the Lord and thereby serve others are there called "servants," as the prophets are in these passages. In Jeremiah:

Jehovah sent unto you all His servants the prophets (Jeremiah 25:4).

In Amos:

He hath revealed His secret unto His servants the prophets (Amos 3:7).

In Daniel:

He hath set [His laws] before us ³ by the hand of His servants the prophets (Daniel 9:10).

So too:

Moses is called The servant of Jehovah (Malachi 4:4).

And also Isaiah, in his prophecy (Isaiah 20:3; 50:10 ⁴ ).

For "prophets" in the Word signify the doctrine of Divine truth, thus Divine truth in respect to doctrine (See Arcana Coelestia 2534, 7269). So again, David calls himself "a servant of Jehovah," as in the following passages:

I rejoice in Thy statutes; I do not forget Thy word. [Deal well with Thy servant.] Thy servant doth meditate in Thy statutes. Thou hast done good to Thy servant, O Jehovah, according to Thy word. Deal with Thy servant according to Thy mercy, and teach me Thy statutes. I am Thy servant, cause me to discern, that I may know Thy testimonies. Make Thy faces to shine upon Thy servant, and teach Me Thy statutes. I have gone astray like a lost sheep; seek Thy servant (Psalms 119:16-17, 23, 65, 124-125, 135, 176).

In the same:

Keep my soul, for I am holy; save Thy servant, for I trust ⁵ in Thee. Gladden the soul of Thy servant; for unto Thee, O Lord, do I lift up My soul. Give strength unto Thy servant, and save the son of Thy handmaid (Psalms 86:2, 4, 16; and elsewhere, as Psalms 27:9; 31:16; 35:27; 116:16; Luke 1:69).

Since the Lord in respect to Divine truth is meant by "David" in the above cited passages, and thus "David," in like manner as the prophets, means Divine truth, so "servant" in these passages also means in the spiritual sense, what is of service. One who is ignorant of the spiritual sense of the Word might believe that not only David but also others who are spoken of in the Word, called themselves "servants," for the reason that all are servants of God; but still wherever "servants" are mentioned in the Word, what is of service and effect is meant in the spiritual sense. For this reason too:

Nebuchadnezzar king of Babylon is called the servant of Jehovah (Jeremiah 25:9; 43:10).

But in a particular sense, "servant" and "servants" in the Word mean those who receive Divine truth and who teach it, since Divine truth is what serves, and by means of it Divine good produces effects. For this reason "servants" and "chosen" are frequently mentioned together, "servants" meaning those who receive Divine truth and who teach, and "chosen" those who receive Divine good and who lead, as in Isaiah:

I will bring forth a seed out of Jacob, and out of Judah an inheritor of My mountains; that My chosen may possess it, and My servants may dwell there (Isaiah 65:9).

In the same:

Thou, Israel, art My servant, and Jacob, whom I have chosen (Isaiah 41:8).

In the same:

Hear, O Jacob, My servant; Israel, whom I have chosen. Fear not, O Jacob, My servant, and thou Jeshurun, whom I have chosen (Isaiah 44:1-2

(That those are called "chosen" who are in the life of charity, see Arcana Coelestia n. 3755 near the end, 3900.)

[7] Now as "servants" have reference in the Word to what is of service and effects, consequently to such as serve and produce effects, therefore the natural man is called "a servant," since this serves the spiritual in effecting what it wills; and for this reason the spiritual man is also called "a freeman" and "master." This, too, is meant by "servant" and "master" in Luke:

No servant can serve two masters; for either he will hate the one and love the other, or else he will prefer the one and despise the other. Ye cannot serve God and mammon (Luke 16:13).

This must be understood as referring, not to servants in the world, for such can serve two masters, and yet not hate and despise one of them, but to servants in a spiritual sense, who are such as desire to love the Lord and themselves equally, or heaven and the world equally. These are like those who wish to look with one eye upwards, and with the other downwards, that is, with one eye to heaven, and with the other to hell, and thus to hang between the two; and yet there must be a predominance of one of these loves over the other; and where there is a predominance, that which opposes will be hated and despised when it offers opposition. For the love of self and of the world is the opposite of love to the Lord and love towards the neighbor. For this reason, those who are in the heavenly love would rather die or be deprived of honors and wealth in the world than be drawn away by them from the Lord and from heaven; for this they regard as the all, because it is eternal, but the former as relatively nothing, because it comes to an end with life in the world. On the other hand, however, those who love themselves and the world above all things, regard the Lord and heaven as relatively of no account, and even deny them, and so far as they see that they are opposed to self and the world they hate them; this becomes clearly manifest with all such in the other life. With those who love the Lord and heaven above all things, the internal or spiritual man is open, and the external or natural man serves it; then the latter is a servant because it serves, and the former is a master because it exercises its will; but with those who love themselves and the world above all things, the internal or spiritual man is closed, and the external or natural man is open; and when the latter is open and the former closed, the man loves the one master, namely, himself and the world, and hates the other, namely, the Lord and heaven. To this I am able to bear witness from experience; for all who have lived for self and the world, and not, as they ought, for God and heaven, in the other life hate the Lord and persecute those who are His, however in the world they may have talked about heaven and also about the Lord. From this it can be seen how impossible it is to serve two masters. That these words of the Lord must be understood spiritually is clear from the Lord's own words; for He says, "Ye cannot serve God and mammon. "

[8] In Matthew:

The disciple is not above his teacher, nor the servant above his lord. It is enough for the disciple that he be as his teacher, and the servant as his lord (Matthew 10:24, 26).

This in the most general sense means that man must not make himself equal to the Lord, and that it is sufficient for him that all that he has he has from the Lord, and then the disciple is as the Teacher, and the servant as the Lord, for then the Lord is in him, and causes him to will good and to think truth. The term "disciple" is used in reference to good and "servant" in reference to truth. It is similar in a particular sense, namely, with each individual who is led by the Lord, the external or natural man with him is "a disciple" and "a servant," and the internal and spiritual man is "a teacher" and "a lord." When the external or natural man serves the internal or spiritual by obeying and carrying into effect, then it also is "as its teacher" and "as its lord," for they act as one, as is said of the principal cause and the instrumental, that they act as one cause. This particular sense coincides with the most general in this, that when the spiritual and natural man act as one, the Lord Himself acts, for the spiritual man does nothing of itself, but what it does comes solely from the Lord; so far, indeed, as the spiritual man has been opened (for this opens into heaven), so far man acts not of himself but from the Lord; this spiritual man is the spiritual man in its proper sense.

[9] In John:

Ye shall know the truth; the truth maketh you free. The Jews answered, We are Abraham's seed, and have never yet been in bondage to any man; how sayest Thou, Ye shall be made free? Jesus answered them, Verily, verily, I say unto you, everyone that committeth sin is a servant of sin. The servant abideth not in the house forever; the Son abideth forever. If the Son therefore make you free ye shall be free indeed (John 8:32-36).

This means that to be led by the Lord is freedom, and to be led by hell is slavery; "the truth that makes free" means Divine truth which is from the Lord, for he who receives this in doctrine and in life is free, because he is made spiritual and is led by the Lord; therefore it is also added, "the Son abideth in the house forever; if the Son make you free ye shall be free indeed," "Son" meaning the Lord, and also truth (See above 63, 151, 166), and "to abide in the house" meaning to abide in heaven. That to be led by hell is slavery is taught by these words, "everyone that committeth sin is a servant of sin," "sin" is hell because it is from hell.

[10] That to receive Divine truth from the Lord in doctrine and in life is to be free the Lord teaches also in John:

Ye are My friends if ye do whatsoever I command you. No longer do I call you servants; for the servant knoweth not what his lord doeth; I rather call you friends, for all things that I have heard from My Father I have made known unto you. Ye have not chosen Me, but I have chosen you and appointed you that ye may go and bring forth fruit, and that your fruit may abide (John 15:14-16).

"Friends" here mean the free, "friends" being contrasted with "servants." That those who receive the Divine truth in doctrine and life from the Lord are not "servants," but are "friends" or freemen, is taught by these words, "if ye do whatsoever I command you, no longer do I call you servants, but friends;" likewise by these words, "all things that I have heard from My Father I have made known unto you, that ye may go and bring forth fruit;" "to command" and "to make known" pertain to doctrine, and "to bring forth fruit" pertains to life. That these are from the Lord is thus taught, "ye have not chosen Me, but I have chosen you and appointed you." Something nearly similar was represented by the Hebrew servants who were sent away free in the seventh year and in the year of Jubilee (who are treated of in Exodus 21:2, 3;Leviticus 25:39-41; Deuteronomy 15:12; Jeremiah 34:9. Concerning these see Arcana Coelestia 8973-9005.)

From what has been thus far set forth it can be seen that those are called "servants" in the Word who serve and bring into effect, and that therefore "servant" means the natural man, because this serves its spiritual man by bringing into effect what it wills and thinks; also that those are called "freemen" who act from the love of truth and good, thus who act from the Lord, from whom is the love of truth and good. Moreover, "servants" in the Word mean also those who are led by self and the world, and thence by evils and falsities, consequently who are led by the natural man and not at the same time by the spiritual. But respecting these servants, the Lord willing, it shall be told elsewhere.

അടിക്കുറിപ്പുകൾ: