山上の説教（その1）

---

1.群衆を見て、主は山に登られた。主がお座りになると、弟子たちが主のもとに来た。

2.そして口を開いて彼らに教えられた、

3.「天の御国は，心の貧しい者たちのものである。

4.その人たちは慰められるからである。

5.彼らは地を受け継ぐからである。

6.正義に飢え渇く者は幸いである。

7.慈悲深い者は幸いである。

8.そのような者たちは，神を見るであろう。

9.彼らは神の子と呼ばれるからである。

10.正義のために迫害される者は幸いである。

11.あなたがたは，わたしのために，あなたがたを非難し，迫害し，あなたがたに不利なあらゆる悪口を言い，嘘を言いふらす。

12.喜び躍りなさい。あなたがたの報いは天に多いからである。」

---

この次のエピソードが始まると、ガリラヤだけでなく、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、そしてヨルダンの向こうの地域からも、大勢の群衆がイエスのもとに集まってくる。群衆を見て、イエスは山に登り、口を開き、説教を始められる。イエスの説教は、「心の貧しい人々は幸いである。5:3).

前の章では、イエスは洗礼を受け、その後、荒野で一連の誘惑を受けた。誘惑とは、より高い目標や霊的な目的が脅かされ、妨げられ、挑戦されることである。このような時、私たちは自分の低次の本性の欲望、つまり遺伝的な悪を行ないたいという欲望に気づく。

このような誘惑の状態は、私たちの人生において主がどれほど必要であるか、神なしでは何もできないことを思い起こさせる役割を果たす。この認識は、私たちを霊的な貧しさを認める真の謙遜の状態へと導く。聖典では、この謙遜の状態を "霊的に貧しい "と呼ぶ。イエスが "心の貧しい者は幸いである "という言葉で教えを始められるのはこのためである。

この謙遜な状態こそが、神から流れ込む善と真理を受け取る道を開くのである。イエスが、自分の霊的な貧しさを認める人々について、"彼らのところに天の御国があるからだ "と言われるのはこのためである。

このような謙遜の状態で、私たちは祈りの中で主に向かい、自分の霊的な貧しさを告白し、罪を悔い改めるのです。自分の言動に自責の念を感じ、自分の人生を導き導いてくださる主の資質がどれほど必要かを悟るのである。これが、次の祝福が「悲しむ者は幸いである。5:4).

主が私たちを慰めてくださるとき、私たちの低次の本性の欲望は抑えられ、静まる。過剰な自己愛やこの世のものへの愛への傾きが抑えられます。これには、焦り、嫉妬、防衛心、憤り、怒り、軽蔑、貪欲などが含まれる。私たちの低次の本性にあるこれらの欲望が手なずけられるとき、もはや私たちの日常生活の行動を支配し、支配することはなくなる。イエスが言うように、「柔和な者は幸いである。5:4).

ギリシャ語の原語では、"柔和 "を意味するプロアス [πραグς]は "飼いならす "を意味する。自己と世に対する過剰な愛を静め、鎮め、手なずけた人々は、今、主が彼らの内に、彼らを通して行動される準備ができている。彼らは良い人生を送り、正しいことを行ないたいと願っている。そのため、彼らは今、主のいつくしみに飢え、主の真理に渇いている。だからイエスは言われる、「義に飢え渇く者は幸いである。5:6).

これは次の3つの祝福への移行を意味する。第五、第六、第七の祝福は、義の生活を構成する慈愛の業を要約したものである。すべてのことを神に委ねるとき、私たちは他者に対する慈しみに満たされる。そして、その憐れみを行使する限り、私たちはより憐れみ深くなる。それゆえ、イエスは第五の祝福を与えるにあたって、「あわれみ深い者は幸いである。5:7).

そして、すべての人間関係において憐れみ、赦し、思いやりを実践することで、私たちの心は浄化され、他人の良いところを見ることができるようになる。つまり、神から与えられた資質が見えるようになるのだ。イエスが第六の祝福で言っているように、「心の清い者は幸いである。5:8) ¹

これは第七の祝福につながる。イエスは「平和をつくる者は幸いである。5:9). 主が私たちの内に、そして私たちを通して働いておられるとき、私たちは平安の状態にある。私たちの内なる戦いは終わったのだ。主が御言葉の中で語っておられることと、それに従って生きたいという私たちの願いとの間には、もはや何の葛藤もない。ヘブライ語の聖句にあるように、「エルサレムに慰めを語り、その戦いは終わったと叫びなさい」(イザヤ書40:2).

これら7つの祝福の順序は、私たちの霊的な貧しさを認識することから始まり、主が私たちの内に、また私たちを通して働いてくださる安息日の状態に終わる、再生のプロセスを明らかにする神の系列である。この状態において、主は私たちの天の父であり、私たちは神の子と呼ばれる。

このことは、最終的かつ頂点に達する祝福につながる。イエスは言われる、「彼らがあなたがたをののしり、迫害し、わたしのためにあなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである」(5:10). この第八の祝福は、霊的生活が継続的なプロセスであることを思い出させてくれる。霊的成長の各状態に関連する祝福を経験するとき、私たちは同時に、より高い、より高次の霊的生活の状態に入る準備をしているのである。しかし、それらのより高い状態に入るためには、より微妙な悪を暴き、闘い、克服しなければならない。

こうして、誘惑の試練が再び始まり、より明白でない悪が神の真理の明るい光によって暴露される。これらのより内面的な悪は、私たちの中で立ち上がり、激しく自己防衛し、命をかけて戦う。しかし、自己中心的な懸念を支える誤った理屈や正当化に屈することを拒み、耐え忍ぶなら、そこには大きな祝福がある。彼らがあなたがたを侮り、迫害し、わたしのために、あなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである。天にあるあなたがたの報いは大きいからである。5:11-12).

第八の祝福は、私たちをシリーズの最初に戻し、誘惑が私たちの信仰を確認する機会を与えてくれることをもう一度思い起こさせる。誘惑の中で受ける苦闘は困難なものであるかもしれないが、それは私たちをより内的な天の共同体と接触させ、私たちの意識を拡大させるものであるため、喜んで予期することができる。 ²

その結果、私たちを取り巻く単純な祝福に対する感謝の念が増し、他者のニーズに対する意識が高まり、手を差し伸べて奉仕したいという気持ちが高まる。だから、イエスは言われる。"喜びなさい、大いに喜びなさい。

実践的な適用

第八の祝福は、霊的成長とはスパイラルカリキュラムのようなもので、同じことを何度も繰り返し、より深く学ぶ機会があることを思い出させてくれる。その意味で、私たちは霊的な試練を障害としてではなく、さらなる成長への足がかりとしてとらえるべきである。すべての試練は、自分が信じていることをより深く確認する機会なのだ。実際的な応用として、次にエゴが刺激されたり、焦りが生じたり、恨みが生じそうになったりしたときは、より高い意識から対応する機会だと考えてください。言い換えれば、今こそ聖典の真理に頼るときであり、その真理を通して天使たちがあなたを助け、主があなたに打ち勝つ力を与えてくださることを知っているのだ。最も重要なことは、誘惑に勝ったからといって、プライドを高めたり、自我を膨らませたり、自分に偽りの自信を持たせたりしてはならないということだ。誘惑は自分の弱さと神の力の両方を明らかにするものであることを忘れずに、必ず神に栄光を帰しなさい。すべての力は主のみものであることを悟るまでは、誘惑を繰り返す運命にある。 ³

良い仕事をする

---

13.「あなたがたは地の塩である。そのあとは、捨てられ、人に踏みつけられるだけで、何の役にも立たない。

14.あなたは世の光です。山の上に築かれた町は、隠れることができない。

15.あなたがたは，燭台の上にいて，家の中にいるすべての人のために輝くのである。

16.だから、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。そうすれば、人々はあなたがたの善行を見、天におられるあなたがたの父をあがめるであろう」

---

。山上の説教は素晴らしい教えを与えている。しかし、その教えの精神に従って善い行いをしようとする気持ちがなければ、単なる教えは役に立たない。それは味を失った塩のようなものであり、籠の下に隠された灯火のようなものである。すべての真理は用いるために与えられる。神が私たちに与えてくださるあらゆる祝福は、私たちが隣人により大きな奉仕をするためになされる。そして、その奉仕の中にこそ真の祝福がある。すべての天の報いは、隣人に対する愛に満ちた奉仕に携わるときに経験する喜びだからだ。 ⁴

そのため、神のシリーズは次のような言葉で続けられている：「あなたがたは地の塩であるが、もし塩がその味を失ったら、どうやって味をつけようか。それでは、人に捨てられ、足で踏みつけられるだけで、何の役にも立たない」(5:13).

塩は調味料として非常に有用である。しかし、風味を失った塩は役に立たない。同様に、善を行おうとしない人間は、味のない塩のようなものだ。真理は活用されなければならない。これがこの説教の主旨である。光は良いものだが、それを用いなければならない：「あなたがたは世の光である。「丘の上にある町は隠れることができない。丘の上にある町は、隠れることができない。また、ランプをともしてかごの下に置くこともなく、ランプ台の上に置いて、その家にいるすべての人に光を与える」(5:14-15).

この箇所で強調されているのは、真理を学ぶことだけではなく、真理を生きることである。それは、人々があなたがたの 良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるためである」(5:16). ⁵

霊的指導には、善い行いをすること以外に目的はない。そして良い行いは、主が私たちを通して働いてくださるときにのみ、真に良いものとなる。だからこそ、この説教では、他人が私たちの善い行いを見るとき、すべての賛美、栄光、誉れは神に向かうべきであるという重要な注意喚起が含まれているのである。イエスが言われるように、あなたの良い行いを人々に見せなさい、しかしそれが "天におられるあなたの父をあがめる "ものであるようにしなさい。それは私たちのことではなく、私たちを通して働かれる神のことなのだ。 ⁶

イエスは聖書の内なる意味を明らかにし始める

---

17.「わたしが来たのは、律法や預言者を取り消すためではない。

18.天地が過ぎ去るまで、一つのヨードも一つの小角も、律法から消えることはない。

19.しかし，それを行なって教える者は，天の御国で大いなる者と呼ばれるであろう。

20.あなたがたの正義が律法学者やパリサイ人の正義を超えない限り，あなたがたは天の御国に入ることはできない。

21.あなたがたは，古代の人たちが，『あなたは人を殺してはならない。

22.また，兄弟に向かって，「ラカ」と言う者は，審きの対象となり，「愚か者め」と言う者は，火のゲヘナの対象となる。

23.それゆえ，あなたが祭壇の上に贈り物をささげて，そこであなたの兄弟があなたに対して何かあることを思い起こすならば，」。

24.まずあなたの兄弟と和解し，それから，あなたの贈り物をささげなさい。

25.あなたがたの兄弟が，その祭壇の前で，あなたがたの贈り物 を置いて，あなたがたの道を行きなさい。

26.わたしはあなたに言う。あなたは最後の銭を払うまで，そこから出てはならない。

27.あなたがたは，姦淫してはならない。

28.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

29.あなたがたの右目が，あなたがたをつまずかせるならば，それを抜いて，あなたがたから捨てなさい。

30.もしあなたの右手が，あなたをつまずかせるなら，それを断ち切って，あなたから捨てなさい。

31.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

32.アッラーの御許に，あなたがたは堕落したのである。

33.またあなたがたは、古代の人々に、「あなたは偽りを誓ってはならない。

34.それは神の御座だからである；

35.それは神の御座であるからである。

36.なぜなら，あなたは一本の毛も白くすることができず，また黒くすることもできないからである。

37.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

38.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

39.あなたがたの右のほお骨を打つ者は，もう一方のほお骨も打ちなさい。

40.わたしたちは，あなたがたの右のほお骨を打つ者には，もう一方のほお骨も打ちなさい。

41.アッラーは凡てのことに全能であられる。

42.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

43.アッラーの御許に，あなたがたは従うのか。

44.あなたの敵を愛し、あなたを呪う者を祝福し、あなたを憎む者によくし、あなたを傷つけ迫害する者のために祈りなさい」

---

。真理が用いられなければならないのは紛れもない事実である。しかし、神の御言葉を最も完全に活用する前に、それを完全に理解しなければならない。だからイエスは今、弟子たちに聖句の読み方について簡単な手ほどきをしているのだ。わたしは滅ぼすために来たのではなく、成就させるために来たのである」(5:17).

イエスが来られたことで、ヘブライ語の聖典の預言が成就されたという点で、イエスは律法を成就された。しかし、イエスはまた、律法をより高い意味で満たすことによって、律法を成就させようとしていた。イエスは、律法が私たちの外面的な行動だけでなく、私たちの内面的な態度、すなわち心の欲望についても語っていることを説明された。霊的に理解されるとき、律法は外面的な行いを規制するためだけでなく、より重要なこととして、内面的な生活を改革するためにも役立つのである。

イエスは戒めから始められた。あなたがたは、昔の人たちに『人を殺してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう・・・しかし、あなたがたに言っておくが、理由もなく兄弟に腹を立てる者は、裁きの危険にさらされる」(5:21-22). あなたがたは、昔の人に『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたでしょう。あなたがたは、昔の人たちに『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておくが、欲情して女を見る者は、すでに心の中でその女と姦淫を犯したのである」(5:27-28).

これらは新しい教えだが、聴衆の理解を超えているわけではない。やがて、人間の精神や天国への道についてのより深い教えが生まれるだろうが、人々がこうしたより内面的なメッセージを完全に理解できるようになるまでには時間がかかるだろう。しかし、今のところは、人々の理解を超えた抽象的な真理ではなく、人々が理解できる具体的で文字通りの教えを与えれば十分なのである。

この点で、イエスは誓いを立ててはならないと教えている（参照）。 5:33-37), 報復するのではなく、頬を差し出すのである。 5:39), いがみ合うことなく、要求された以上のものを与えることである。 5:40), 必要以上のことをし、求める者には誰にでも与え、借りたい者には誰にでも貸す（参照 5:42).

これらの教えに従うのは難しいが、理解するのは難しくない。イエスの言葉の中には、私たちの心の奥底にある信念が攻撃を受けているときの私たちの対応についての、より高い真理が含まれている。そのようなとき、もし私たちが真理にとどまるなら、迷うことはない。 ⁷

イエスはこのような内面的な真理を教える代わりに、彼らの心をもっと明白な問題、たとえば復讐したいという欲求を克服する必要性に向けさせた。あなたがたは、『目には目を、歯には歯を』と言われたのを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておく。しかし、あなたがたの右の頬をたたく者があれば、もう一方の頬もその人に向けなさい」(5:38).

「頬を向ける」とは、自分の信念が攻撃されたときに、内面的に行うことである。このような攻撃は、他人を通してもたらされることもあるが、神への信仰を破壊し、神の真実の力への信頼を損なわせようとする、目に見えない霊的な力を通してもたらされることもある。それゆえ、私たちは内面的に頬を向けるときはいつでも、自分が真実であると知っていることに揺るがない。

そのようなとき、私たちは、どんな言葉も、ささやかれる言葉も、ほのめかされる言葉も、私たちを傷つけたり、私たちの信仰を破壊したりすることはできないことを知っている。悪に引き込まれない限り、私たちは神の保護下にある。私たちが主のいつくしみと真理のうちにとどまっている限り、悪は私たちに霊的な害を及ぼすことはできない。したがって、悪に抵抗する必要はない。 ⁸

しかし、私たちの自然な生活においては、もっと慎重にならなければならない。私たちは、求める人すべてに与えることはできないし、貸してもいけない。そのような無差別な施しは、私たちが他者に善を行うための資源を失うことになるからだ。同様に、泥棒、詐欺師、詐欺師が私たちを利用するのを許してはならない。罪のない被害者を利用する者は通報され、起訴され、有罪が確定すれば責任を負わなければならない。犯罪行為を無視したり、悪意を支持したりすることは、悪人にとって何の益もなく、社会にとって有害である。 ⁹

要するに、外的な面では残酷さ、詐欺、不正に抵抗しなければならない。しかし、内的な面では、私たちは平静を保ち、平静を装い、平静を装うことができる。私たちの信仰を奪い、幸福を破壊しようとする悪に抵抗するのは神だけだからである。 ¹⁰

これらの教訓は、イエスが後に述べる、より内面的な教訓である。憎しみ、報復、復讐の状態に引き込まれてはならない。その代わりに、イエスは彼らがより高い意識に立ち上がるよう呼びかける。隣人を愛し、敵を憎め。しかし、わたしはあなたがたに言う、敵を愛し、あなたがたを呪う者を祝福し、あなたがたを憎む者に善をなし、あなたがたを憎んで用いる者、迫害する者のために祈りなさい」(5:43-44).

実践的な適用

山上の説教のこの部分でイエスは、「目には目を、歯には歯を」というヘブライの掟に対応する新しい方法を群衆に示した(出エジプト記21:24). イエスは、同じような破壊的な行動、つまり悪に悪を返すような反応を自動的にするのではなく、別の種類の反応によって新しい意識レベルに立ち上がるようにと人々に言われる。右の頬を叩く者は、もう一方の頬も向けなさい。実践的な応用として、あなたのエゴが傷つけられたり、妨げられたり、攻撃されたと感じたり、侮辱には侮辱を、傷には傷を、過ちには過ちを、悪には悪を返したくなるときはいつでも、それに引き込まれないことだ。その代わりに、高次の理解があなたの感情的傷害を支配するようにしなさい。あなたの低次の本性の衝動を、あなたの真実の理解に支配させ、手なずけるようにしなさい。より高次の反応を選びなさい。 ¹¹

"それゆえ、あなたがたは完全であれ"

---

45.「そうすれば，あなたがたは天におられるあなたがたの父の子となるであろう。

46.あなたがたは，自分たちを愛する者を愛するなら，どんな報いがあろうか。公人たちも同じではないか。

47.また，あなたがたが自分の兄弟にだけ挨拶するなら，あなたがたは(他の)人たちを越えて何をするのか。公人たちもそうしないのか。

48.あなたがたは、天におられるあなたがたの父が完全であるように、完全な者となりなさい」

---

。イエスは説教を続けながら、私たちが他人をどのように見なすべきかについて語られる。友であろうと敵であろうと、公平に、公正に扱うべきである。この点を説明するために、イエスは神の公平さについて、「神は、その太陽を善人にも悪人にも輝かせ、その雨を正しい人にも不正な人にも降らせられる」(5:45). これは象徴的に、偏見なくすべての人を照らす神の善と、雨がすべての人に降り注ぐように、すべての人が利用できる神の真理を指している。

同様に、私たちは、偏見のない公平な方法で、すべての人に善意を広げるよう求められている。イエスはこの例話を提供することで、家族や友人、隣人だけでなく、すべての人に対して公正な心を持ち、慈愛に満ちた態度をとるよう、話を聞いている人々に呼びかけているのだ。偏見を捨て、公平に接することを求めているのだ。

太陽や雨のように、彼らの善行はすべての人に及ぶべきである。結局のところ、自分を愛してくれる人を愛するのは簡単なことなのだ。しかし、これからは誰に対しても慈愛を持つべきである。イエスの言葉を借りれば、「自分を愛してくれる人を愛するなら、どんな報いがあろうか。徴税人でさえ、同じことをしているではないか」。(5:46).

自分を愛してくれる人を愛するのは簡単だ。これは自然なことだ。しかし、主からのみ与えられるもう一つの愛がある。それは、敵を含め、私たちを愛していない人々を愛することである。これは容易なことではなく、さらに霊的な洗練が必要であることを認めながら、イエスは言われる、「天におられるあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」(5:48).

この節は、しばしば命令ではなく約束と訳されていることに注意すべきである。それゆえ、あなたがたは完全でありなさい」ではなく、「あなたがたは完全でなければならない」と訳されている。これはイエスの意味するところではない。イエスにとって重要なのは、完全であろうと努力することであって、完全を達成することではない。天使たちでさえ、最終的に完全な状態に達することはできない。私たちにもできない。しかし、私たちは忍耐することができる。努力することができる。"天におられる私たちの父が完全であるように "完全であろうと努力することができる。 ¹²

確かに、聖書の時代の人々だけでなく、現代の私たちにとっても、完璧を目指すことは難しいことだ。私利私欲に打ち勝ち、恨みを捨て、寛大さを貪欲さに勝たせ、赦しを復讐に代え、愛を憎しみに勝たせなければならない。神がいなければ、誰もこのようなことを成し遂げることはできず、完璧は達成不可能な目標となる。

このレベルの精神的完全性に近づく唯一の方法は、自分の不完全さを認識し、認めることである。そうして初めて、神の助けを借りて、悪を捨て、魂を磨く努力を始めることができる。その出発点は、悪を神に対する罪として避け、神の真理を求めて祈り、それを受け取り、最後にそれに従って生きるという意志である。

天のあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」。このようにして、主の導きをますます信頼するようになり、主があらゆる愛に満ちた感情、あらゆる崇高な思い、そしてあらゆる模範的な行動の源であることを認めるようになれば、私たちは現世でも来世でも、絶えず、ますます完全になっていくのである。 ¹³

അടിക്കുറിപ്പുകൾ:

816. And he had two horns like a lamb, signifies a power as if from the Lord, of persuading that there is a conjunction with the Word of faith separate. This is evident from the signification of "horns," as being power (See above, n. 316, 776); also from the signification of "two," as being conjunction (See above, n. 532 at the end); also from the signification of a "lamb," as being the Lord in relation to the Divine Human (See also above, n. 314; therefore "to have two horns like a lamb" signifies a power as if from the Lord of persuading that there is a conjunction with the Word of faith separate, as can be seen from what precedes and from what follows; from what precedes, in that "the beast coming up out of the earth" signifies confirmations from the sense of the letter of the Word in favor of faith separate from life (See just above, n. 815; and from what follows, in that it is said that this beast "spake as the dragon," and that "all the authority of the first beast he exercised before him," which signifies a similar affection, thought, doctrine, and preaching as belong to those who separate faith from the life of faith, which is charity, also the conjunction of the reasonings from the natural man, by which the religion of faith separate is strengthened, which will be treated of in the next articles. Thence it is clear that as the "horns" of this beast signify the power of persuading, "two" signifies conjunction, and "a lamb" the Lord, so "this beast having two horns like a lamb" signifies a power as if from the Lord of persuading that there is a conjunction with the Word of faith separate from life. Upon the head of this beast two horns only were seen, but upon the head of the former beast ten horns, because this beast signifies confirmations from the Word; and in the Word there is the marriage of good and truth, and this marriage is signified by "two." So, too, the horns appeared "like a lamb," because a "lamb" means the Lord, here the Lord in relation to the Word. That the Lord in respect to His Divine Human is the Word, that is, the Divine truth, is declared in the plainest terms in John:

That the Word became flesh (John 1:14).

[2] Such a power of persuading and confirming any heresy whatever from the Word is well known in the Christian world from the many heresies there, everyone of which is confirmed from the sense of the letter of the Word and thus they are persuaded. The reason is that the sense of the letter of the Word is accommodated to the apprehension of the simple, and therefore consists in large part of appearances of truth; and it is the nature of appearances of truth to be capable of being adapted to confirm anything that anyone may adopt as a principle of religion and thence of doctrine, thus even when it is false. Consequently those who place genuine truth itself in the sense of the letter of the Word only, are open to many errors unless they are in enlightenment from the Lord, and in that enlightenment form doctrine for themselves that will serve them as a lamp. In the sense of the letter of the Word there are naked truths as well as truths clothed, and these latter are appearances of truth, and appearances of truth can be understood only from passages where naked truths stand out; out of these doctrine can be formed by one who is enlightened by the Lord, and according to that doctrine all other things can be explained. This is why those who read the Word without doctrine are led into manifold errors. The Word was so written in order that there might be a conjunction of heaven with man; and there is a conjunction because every expression in the Word, and in some passages every letter, contains a spiritual sense, in which the angels are; consequently when man perceives the Word according to its appearances of truth the angels that are about man understand it spiritually. Thus the spiritual of heaven is conjoined with the natural of the world in respect to such things as contribute to man's life after death. If the Word had been written otherwise no conjunction of heaven with man would have been possible.

[3] And because the Word in the letter is such it serves as it were as a support for heaven; for all the wisdom of the angels of heaven in respect to things pertaining to the church terminates in the sense of the letter of the Word as in its basis; consequently the Word in the letter may be called the support of heaven. For this reason the sense of the letter of the Word is most holy, and is even more powerful than its spiritual sense, as has been made known to me by much experience in the spiritual world, for when spirits bring forward any passage according to the sense of the letter they immediately excite some heavenly society to conjunction with them. From this it can be seen that all things of the doctrine of the church are to be confirmed from the sense of the letter of the Word that there may be in them any sanctity and power, and moreover from those books of the Word in which there is a spiritual sense. Thence it is also evident how dangerous it is to falsify the Word even to the destruction of the Divine truth that is in its spiritual sense; for by so doing heaven is closed to man. That this is done by those who confirm by the Word the separation of faith from its life, which is good works, has been shown above.

475. And have washed their robes, signifies the removal of falsities by means of temptations. This is evident from the signification of "to wash," as being to purify from falsities and evils, consequently to remove them; for the evils and falsities that are with man, spirit, and angel, are not taken away, but are removed, and when they have been removed the appearance is that they have been taken away (respecting this see in The Doctrine of the New Jerusalem 166, 170) thence "to wash" signifies to remove falsities, and thus to purify. Also from the signification of "robes," as being protecting truths in general (of which above, n. 395; but "robes" here, before they have been washed and made white, signify falsities from which they have [not yet] been purified; for those who are in falsities from ignorance appear in the spiritual world at first in dusky garments of diverse colors, and while they are in temptations in filthy garments; but when they come out of temptations they appear in white robes, glistening according to their purification from falsities. Each one in the other life appears in garments according to the truths and according to the falsities that are with him; ¹ this is why "garments" signify truths, and in the contrary sense falsities (See above, n. 195, 271). From this the signification of "they have washed their robes and have made them white" can be seen.

[2] In ancient times, when all the externals of the church were representative and significative of things spiritual and celestial, washings were made use of, and they represented purifications from falsities and evils; "washings" had this signification because "waters" signified truths, and "filth" falsities and evils, and all purification from falsities and evils is effected by truths (that "waters" signify truths see above, n. 71). This is why washings were instituted with the sons of Israel by command; for with them there was a representative church, all things of which were significative of things spiritual, and "washings" signified purifications from falsities and evils, and thence regeneration. For this purpose:

A laver of brass was placed at the entrance of the tent of meeting (Exodus 30:18-20);

Also lavers of brass were placed outside of the temple, one great laver which was called the sea of brass, and ten smaller ones (1 Kings 7:23-39).

[3] Because of this signification of "washings," when Aaron and his sons were consecrated to the priesthood:

Moses was commanded to wash them with water at the entrance of the tent, and thus to sanctify them (Exodus 29:4; 40:12; Leviticus 8:6);

for the priests represented the Lord in relation to Divine good, as kings represented Him in relation to Divine truth, consequently the priests represented also the Divine holiness which is pure without blemish. Aaron and his sons were inducted into this representation by the washing by Moses; therefore it is said that "thus they should be sanctified," although no sanctity was conferred upon them by the washing.

[4] It was therefore also commanded that:

Aaron and his sons should wash their hands and feet before entering into the tent of meeting, and before they came near to the altar to minister; and it is said that they were to do this that they die not; and that it should be to them a statute of an age (Exodus 30:18-21; 40:30, 31).

Also that Aaron should wash his flesh before he put on the garments of ministry (Leviticus 16:4, 24).

"Washing the hands and feet" signified the purification of the natural man, and "washing the flesh" the purification of the spiritual man. It was therefore commanded also:

That the Levites should be sanctified by being sprinkled with the water of expiation, and by causing a razor to pass over their flesh, and that they should wash their garments (Numbers 8:6, 7).

This was done to the Levites because they ministered in the external things of the church under Aaron and his sons, and the purification of the external things of the church was represented by the sprinkling of the water of expiation, by shaving the hairs of the flesh, and by washing the garments.

[5] Furthermore, all who were made unclean by touching unclean things also washed themselves and their garments, and were said to be made clean thereby, as:

Those who ate of the dead body of a clean beast, or of what was torn (Leviticus 17:15, 16).

One who touched the bed of one who had an issue, or sat upon the vessel that he sat on, or who touched his flesh (Leviticus 15:4-12).

It was also commanded that the leper, after his cleansing, should wash his garments, shave off his hair, and wash himself with water (Leviticus 14:8, 9).

Also that such vessels as had become unclean by the touch of the unclean, should be passed through water (Leviticus 11:32; besides other statutes).

He is much mistaken who supposes that those who washed their flesh or hands and feet, or garments, were cleansed and sanctified, that is, purified from their sins; for sins are not washed away or taken away by water as filth is, but they are washed away, that is, removed, by means of truths and a life according to them, and this alone was what was represented by the washings; for "waters" signify truths, and truths when there is life according to them, purify the man.

[6] That these external things contribute nothing to purification from evils and falsities, is clearly taught by the Lord in Matthew:

Woe unto you Scribes and Pharisees, hypocrites! for ye cleanse the outside of the cup and of the platter, but within they are full of extortion and excess. Thou blind Pharisee, cleanse first the inside of the cup and of the platter that the outside of them may become clean also (Matthew 23:25, 26).

Like things were taught by the Lord when the Jews and Pharisees rebuked His disciples for not washing their hands before eating, for He taught:

That by this a man is not rendered unclean, but by every evil that goeth forth from the heart (Matthew 15:1-2, 19-20; Mark 7:1-23; Luke 11:38, 39).

From this it can be seen that the Jews by their washings were never sanctified and cleansed from their spiritual defilements, which are the evils going forth from the heart, since these evils reside within; and in the world they have nothing in common with the filth that adheres to the body. It is said that "the inside of the cup and platter must be cleansed that the outside may become clean also;" for the outside with man cannot be cleansed until the inside is cleansed, for the outside is cleansed by means of the inside. "The cup and platter" signify the interiors and exteriors of man, which receive truth and good, for the cup is what contains wine, and the platter is what contains food, and "wine" signifies truth, and "food" has a similar signification as "bread," namely, good. This makes clear the signification in the spiritual sense of "cleanse first the inside of the cup and of the platter, that the outside may become clean also."

[7] What the Lord says here has a similar meaning as His washing the feet of the disciples, respecting which He thus said to Peter, in John:

He that hath bathed needeth not save to wash his feet, but is wholly clean (John 13:10).

"He that hath bathed" signifies one who is inwardly clean; and "needeth not save to wash his feet" signifies that then he must be cleansed outwardly, for "the feet" signify the external or natural man (See above, n. 69). More may be seen respecting this arcanum in The Doctrine of the New Jerusalem 179, 181; and in Arcana Coelestia, where the following are made clear: For a man to be purified, both the internal or spiritual and the external or natural must be purified, and the external by means of the internal, n. 3868, 3870, 3872, 3876, 3877, 3882. The internal man is purified before the external, because the internal is in the light of heaven, and the external in the light of the world, n. 3321, 3325, 3469, 3493, 4353, 8746, 9325. The external or natural man is purified by the Lord through the internal or spiritual, n. 3286, 3288, 3321. A man is not purified until the external or natural man is also purified, n. 8742-8747, 9043, 9046, 9061, 9325, 9334. If the natural man is not purified the spiritual man is closed up, n. 6299; and in respect to the truths and goods of faith and love, it is as it were blind, n. 3493, 3969). The internal man is purified by knowing, understanding, and thinking the truths of the Word, and the external man by willing and doing them. This makes clear how the Lord's words to Peter must be understood, "He that hath bathed needeth not save to wash his feet;" likewise how the Lord's words to the Pharisees must be understood, "cleanse first the inside of the cup and of the platter, that the outside may become clean also."

[8] That the internal man is purified by truths which are of faith, and the external by a life according to them, is meant also by these words of the Lord:

Except one be born of water and of the spirit he cannot enter into the kingdom of God (John 3:5).

"Water" signifying the truths of faith, and "spirit" a life according to them.

[9] From this it can now be seen what "washing" signifies in the following passages. In Ezekiel:

I washed thee with waters; yea, I rinsed away thy bloods from upon thee, and I anointed thee with oil (Ezekiel 16:9).

This was said of Jerusalem, by which the church is signified; its purification from falsities and from evils is signified by "I washed thee with waters; yea, I rinsed away thy bloods from upon thee," "to wash with waters" signifying to purify the church by truths, and "to rinse away the bloods" signifying purification from falsities and evils. To imbue the church with the good of love is signified by "I anointed thee with oil," "oil" meaning the good of love.

[10] In Isaiah:

When the Lord shall have washed away the filth of the daughters of Zion, and shall have washed away the bloods of Jerusalem out of the midst thereof, in the spirit of judgment, and in the spirit of cleansing (Isaiah 4:4).

"To wash away the filth of the daughters of Zion" signifies to purify the affections of those who are of a celestial church from the evils of love of self, "filth" meaning the evil of the love of self," "daughters" the affection, and "Zion" the church that is in love to the Lord, which is therefore called a celestial church; "to wash away the bloods of Jerusalem" signifies to purify the same affections from the falsities of evil, "bloods" meaning the falsities of evil; "in the spirit of judgment and in the spirit of cleansing" signifies by means of the understanding of truth and the affection of truth, "spirit" meaning the Divine truth proceeding from the Lord, "the spirit of judgment" the understanding of truth therefrom, and "the spirit of cleansing" the spiritual affection of truth, for that is what cleanses.

[11] In Job:

If I shall wash myself in waters of snow, and cleanse my hands with soap, yet wilt thou plunge me into the pit, and mine own garments shall abhor me (Job 9:30, 31).

This means that if one attempts to purify himself by his own efforts, although by means of truths and goods that are or that appear to be genuine, he will yet lead himself into falsities; "to wash oneself" means to purify oneself; "waters of snow" mean truths that are or that appear to be genuine; "soap" means the good from which they come, and "the pit" falsity. That from this come truths falsified is meant by "mine own garments shall abhor me;" "garments" meaning truths, which are said "to abhor one" when they are falsified, and this is done when man from self-intelligence speculates and draws conclusions.

[12] In Moses:

He washed his vesture in wine, and his covering in the blood of grapes (Genesis 49:11).

This is said of Judah, by whom is here meant the Lord in relation to Divine truth; that He altogether purified this in His Human, when He was in the world, is signified by "he washed his vesture in wine, and his covering in the blood of grapes," "vesture" and "covering" signifying His Human, and "wine" and "the blood of grapes" Divine truth. (This may be seen explained in Arcana Coelestia 6377, 6378.)

[13] That "to wash" signifies to purify from falsities and evils is clearly evident in Isaiah:

Wash you, make you pure; put away the evil of your doings from before Mine eyes; cease to do evil (Isaiah 1:16).

Because "to wash" signifies to put away falsities and evils, it is added, "put away the evil of your doings from before Mine eyes; cease to do evil."

[14] In Jeremiah:

Wash thine heart from wickedness, O Jerusalem, that thou mayest be saved. How long shall the thoughts of thine iniquity lodge in the midst of thee? (Jeremiah 4:14).

This has a similar signification. In David:

Wash me from mine iniquity, and cleanse me from my sin. Thou shalt purge me with hyssop, and I shall be clean; Thou shalt wash me, and I shall be whiter than snow (Psalms 51:2, 7).

Here "to wash" plainly means to purify from falsities and evils, for it is said, "Wash me from iniquity, and cleanse me from sin," and afterwards, "Thou shalt wash me, and I shall be whiter than snow;" "to wash from iniquity" means from falsities, and "from sin" means from evils, for "iniquity" is predicated of falsities, and "sin" of evils; and because the water of expiation was prepared from hyssop, it is said, "Thou shalt purge me with hyssop and I shall be clean. "

[15] In Jeremiah:

Although thou shalt wash thee with niter and take thee ² much soap, thine iniquity shall still retain its spots before Me (Jeremiah 2:22).

Here, too, it is clear that washings only represented and thence signified spiritual washings, which are purifications from falsities and evils, for it is said, "Although thou shalt wash thee with niter, and take thee much soap, thine iniquity shall still retain its spots."

[16] Thus also in David:

In vain have I cleansed my heart, and washed my hands in innocence. All the day have I been plagued, and in the mornings was my reproof (Psalms 73:13, 14).

"To wash the hands in innocence" means to bear witness that one is innocent and pure from evils and falsities; for washing the hands was a testification of innocence; as can be seen also from the fact that:

Pilate washed his hands and said, I am innocent of the blood of this righteous person (Matthew 27:24).

[17] Because "washings" signified purifications from falsities and evils, and "one blind" signified those who do not see truths, and are therefore in falsities:

The Lord told the blind man whose eyes He anointed with clay made with spittle, to wash himself in the pool of Siloam, and when he had washed himself he came seeing (John 9:6, 7, 11, 15).

The "blind man" here represented those who can see nothing of truth because they are sensual, and see only those things that appear before the external senses, from which come fallacies instead of truths, and to the confirmation of these they apply the sense of the letter of the Word; "the clay made of spittle" signifies sensual truth, such as the Word contains for such persons; "the waters of the lake or pool of Siloam" signify the truths of the Word, for all things, even to the waters in Jerusalem were significative; and "to wash" signifies to purify from fallacies, which in themselves are falsities. From this it can be seen what these things signify in series; for all the miracles and works of the Lord when He was in the world signified Divine celestial and Divine spiritual things, that is, such things as pertain to heaven and the church, and this because they were Divine, and the Divine always operates in ultimates from first things, and thus in fullness; ultimates are such as appear before the eyes in the world. This is why the Lord spoke and the Word was written by means of such things in nature as correspond.

[18] It is similar with the miracle performed on Naaman the leper by command of Elisha, which is thus described in the second book of Kings:

Naaman of Syria, being affected with leprosy, was commanded by a messenger from Elisha to wash himself seven times in the Jordan, and his flesh would come again and he would be clean. At length Naaman went down, and dipped himself seven times in Jordan; and his flesh came again like unto the flesh of a little lad, and he was clean (2 Kings 5:10, 14).

"Naaman a leper of Syria" represented and signified those who falsify the knowledges of truth and good from the Word, for "leprosy" signifies falsifications, and "Syria" the knowledges of truth and good. "The waters of Jordan" signified the truths that introduce into the church, which are the knowledges of truth and good from the Word, for the river Jordan was the first boundary across which the land of Canaan was entered, and "the land of Canaan" signified the church; this is why "the waters of Jordan" signified introductory truths, which are the first knowledges of truth and good from the Word. Because of this signification of "the waters of Jordan," Naaman was commanded to wash himself in them seven times, which signified purification from falsified truths; "seven times" signifies fully, and is predicated of things holy, such as truths Divine are. Because "seven times" has this signification, it is said that "his flesh came again like unto the flesh of a little lad," the flesh coming again signifying spiritual life, such as those have who are regenerated through Divine truths.

[19] Because "the waters of Jordan" signified the truths that introduce into the church, which are the knowledges of truth and good from the Word, and "washing" therein signified purification from falsities, and consequent reformation and regeneration by the Lord, therefore baptism was instituted, which was first performed in Jordan by John (Matthew 3:11-16; Mark 1:4-13). This rite signified initiation into the knowledges from the Word respecting the Lord, His coming, and salvation by Him; and as man is reformed and regenerated by the Lord by means of truths from the Word, baptism was commanded by the Lord (Matthew 28:19); for it is by means of truths from the Word that man is reformed and regenerated, and it is the Lord who reforms and regenerates. (Respecting this more may be seen in The Doctrine of the New Jerusalem 202-209.)

[20] It was said by John:

That he baptized with water; but that the Lord would baptize with the Holy Spirit and with fire (Luke 3:16; John 1:33).

This means that John only inaugurated them into knowledges from the Word respecting the Lord, and thus prepared them to receive Him, but that the Lord Himself regenerates man by means of Divine truth and Divine good proceeding from Him; for John represented the like as Elijah, namely, the Word; "the waters" with which John baptized signified introductory truths, which are knowledges from the Word respecting the Lord; "the Holy Spirit" signifies Divine truth proceeding from the Lord; and "fire" signifies Divine good proceeding from Him; and "baptism" signifies regeneration by the Lord by means of Divine truths from the Word.

[21] Washings were instituted in the ancient churches, and afterwards baptisms in their place, which nevertheless are only representative and significative rites, in order that heaven might be conjoined with the human race, and in particular with the man of the church; for heaven is conjoined to man when man is in ultimates, that is, in such things as are in the world in regard to his natural man, while he is in such things as are in heaven in regard to his spiritual man; in no other way is conjunction possible. This is why baptism was instituted; also the holy supper; likewise why the Word was written by means of such things as are in the world, while there is in it a spiritual sense, containing such things as are in heaven, that is, that the sense of the letter of the Word is natural, while in it there is a spiritual sense. (That by means of this sense the Word conjoins the angels of heaven with the men of the church, may be seen in the work on Heaven and Hell 303-310; and in the small work on The White Horse from beginning to end. That the holy supper likewise conjoins, see in The Doctrine of the New Jerusalem 210-222, and the same is true of baptism.) But he is much mistaken who believes that baptism contributes anything to a man's salvation unless he is at the same time in the truths of the church and in a life according to them; for baptism is an external thing, which without an internal contributes nothing to salvation, but it does contribute when the external is conjoined to an internal. The internal of baptism is, that by means of truths from the Word and a life according to them, falsities and evils may be removed by the Lord, and thus man be regenerated, as the Lord teaches (Matthew 23:26, 27), as explained above in this article.

അടിക്കുറിപ്പുകൾ: