A Ransom for Many - それは何を意味するのでしょうか？

今から約2000年前、ナザレのイエス、イエス・キリストは十字架にかけられました。死にました。苦しみながら。そして、翌々日の朝には死からよみがえりました。彼の肉体は消滅した。というより、その後の出来事を考えると、それは霊的なものに変化したようだ。それ自体、考えると面白いことですが、この記事の焦点ではありません）。

その代わり、ここでは、イエスがなぜ死んだのかについて、聖書で語られているいくつかの事柄に注目したいと思います。それについては、ほぼ2000年前の混乱があります。それを掘り下げてみましょう...。

で マルコによる福音書10:42-45 にも）。 マタイによる福音書20:25-28）には、イエスの宣教の後半に起こった、よく知られた教訓が記されています。ヤコブとヨハネは、まだ何が起こっているのかよく理解していなかったので、イエスが「王」になったときに、イエスの左と右に座ることを約束してほしいと陳情していました。もちろん、他の弟子たちは不愉快な思いをしました。イエスはこの状況を知っていたので、彼らを集めて、イエスの使命の本質と、彼らの使命のあり方を説明しようとしたのです。

これがその文章です。

"しかし、イエスは彼らを呼び寄せて言われた。「あなたがたは、異邦人を支配することになっている者たちが、彼らの上に主権を行使し、その偉大な者たちが彼らの上に権威を行使していることを知っている。しかし、あなた方の間ではそうではありません。あなた方の中で偉くなる者は誰でも、あなた方の大臣となります。あなたがたの中で偉くなる者は、あなたがたの大臣となり、あなたがたの中で最も偉くなる者は、すべての者のしもべとなる。人の子といえども、仕えられるためではなく、仕えるために来たのであり、また、自分の命を多くの人のための身代金として捧げるために来たのである。"

身代金です。ここで使われているギリシャ語は、λύτρον（ルトロン）といい、λύω（ルオ）の「緩める」「解く」「自由にする」という意味から、贖罪や身代金を意味しています。

神学者の中には、この文章を、十字架の物語の中で、イエスが苦悩と神の本質からの分離感を示す3つのことを言っている文章と組み合わせた人もいます。「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」、「それにしても、私の意志ではなく、御心のままにしてください」、「父よ、彼らをお許しください。

これは確かに、イエスがある種のスケープゴートの役割を果たし、父を失望させた人類の代わりに自分の死を捧げた、一種の犠牲と解釈することができます。そのように解釈した神学者もいます。西暦1000年頃のカンタベリーのアンセルムは、そのような主張をする一派のリーダーの一人でした。しかし、私たちはそれが正しい道だとは思っていません。それどころか、間違った道であったために、かなりの損害を被ったと考えています。

新キリスト教の神学では、神が怒ったというのは意味がありません。神は愛そのものです。私たちが神の愛に応えないと、神はがっかりされますか？しかし、怒ることはありません。特に旧約聖書ではそのように見えることもありますが、神の本質は愛なのです。

さらに言えば、イエスの肉体が死んだからといって、父なる神の気分が良くなるわけではないことは、もっとはっきりしているはずです。二人は一人の人間であり、一心同体であることを忘れてはいけません。

むしろ、神の受肉、宣教、死、復活という一連のサイクルは、新しい真理が人類に到達するために行われたものなのです。

で 天界の秘義1419,

"主は、愛そのもの、あるいは天上のすべての愛の本質と命であり、人類に主のすべてのものを与えることを望んでおられます。" "このことは、人の子が自分の命を多くの人のための身代金として与えるために来たという主の言葉によって示されています。"

で アポカリプスの説明 328:15という説明がありました。

"身代金を取る』という言葉は、人々を偽りから解放し、真理によって改革することを意味します。これは『真理の神エホバよ，わたしを身代金に換えてください』という言葉に示されています」。詩編31:5)

イエス様が死なれた理由の一つは、地獄の力に打ち勝つためでした。イエスは生涯を通して悪霊と戦いました。最も明確に描写されているのは、洗礼を受けた直後、荒野で40日間を過ごされた時です。イエス様の十字架の苦しみは、悪に対する最後の戦いであり、イエス様の復活は、悪に対する最後の勝利でした。

すべての人にとって、悪を克服するためには、誘惑や悪との戦いがあります。私たちが個人的に悪と闘うように、キリストは宇宙規模で悪と闘われました。キリストの死はその闘いの結論でしたが、それは敗北ではなく、勝利でした。聖書によると、神が肉と血を受けたのは、「死によって、死の力を持つ者、すなわち悪魔を滅ぼすためであった」とあります。(ヘブライ人への手紙2:14,15)

聖書がイエスの死の理由として挙げているもう一つの理由は、イエスがご自分の人間としての性質と神としての性質を一つにして、「ご自分の中で、二人で一人の新しい人を造る」ことができるようにするためでした(エフェソの信徒への手紙2:14-16を参照してください。 ヨハネによる福音書17:11, 21; 10:30)。

他にも様々な理由が挙げられます。

父のもとに行く」ことができた(ヨハネによる福音書13:3; 14:2, 28; 16:10)。彼は「栄光」を得ることができました(ヨハネによる福音書17:1,5)や「主の栄光に入る」(ルカによる福音書24:26)。彼は「完成された」ことができた(ルカによる福音書13:32)、または「聖なるもの」(ヨハネによる福音書17:19)。

スウェーデンボルグのでは真のｷﾘｽﾄ教86と書かれています。

"エホバ神は、人々を救済する目的で、神の真理としてこの世に現れた。贖いとは、地獄を支配し、天界を再編し、そして教会を設立することだった。"

磔にされた時、悪の勢力は勝ったと思った。当時の宗教的、市民的な権力者たちが主導して彼を非難した。彼はあざけられた。群衆は彼に反発した。

イエス様の肉体の死は、このように「身代り」でした。あの拷問と死を受けることによって、イエス様は自分の霊的な力が自然の死を超えていることを示すことができたのです。イエスは、私たちを地獄の支配から解き放ち、新しい教会、私たちが従うことのできる新しい道を確立されたのです。

35.　ここでメモをつけ加えておきます。

創造を自然のおかげだとしている人が、途方もなく大勢いることで、わたしはあるとき、肝をつぶしていました。

太陽の下にある万物も、太陽の上にある万物も、みんなそうだと言っているのです。何かを見ると、かれらはもっともげに、「これは自然のやっていることでしょう」と言います。それを自然のおかげだとして、どうして神のおかげとしないか、尋ねられたりします。というのも、あるときは神が自然をお造りになったことに合点しながら、見えるものが神によって出来たといっても、自然によって出来たといっても、同じことだと言っているからです。それにたいしては、やっと聞きとれるくらいの声を喉の奥から出して、「神でも、自然でも、同じことさ　Quid Deus est nisi natura？」と言います。

かれらは、自然がもとで宇宙が創造されたと思い込み、それが英知から出た考えだと錯覚しているようです。しかも、神によって宇宙が創造されたことを認めている人たちを皆、地面を這いながら、踏みかためた小径(こみち)を急ぐアリに例(たと)えたり、空をとぶチョウのようだと言って、誇らしげに見くだしています。見えないものを見えると言う夢想主義者のドグマだと呼び、「神を見る人はだれもいないが、自然はだれもが見ているんだ」と言います。

(2)　こんなふうに考えている人があまりにも多く、呆気(あっけ)にとられていると、わたしのそばに天使がいて、「何を考えているのですか」とたずねられました。わたしは、「自然がみずからの力で存在し、全宇宙の創造主　creatrix　だと信じている人が、あまりにも多いことです」と言うと、天使は次のように言いました、

「地獄は全部、そんな人からなっていて、かれらは、サタンとか悪魔とか呼ばれています。サタンは、自然のおかげと思い込んで、神を否定した者のこと、悪魔は、極悪非道(ごくあくひどう)な生きかたをして、神を認める思いを完全に捨てた者のことです。あなたを南西の方位にある学校にお連れしましょう。そこではまだ、地獄に入っていない者がいますよ」と。

その天使は、わたしの手をとって引っぱっていきました。すると小さな家の集まりが見え、そこにいろいろ学校があり、その中央に本部らしい建物がありました。それは黒びかりのする石でできていて、金や銀のガラス状薄板がはめてあり、それがセレナイトまたは透明石膏のように、キラキラひかっていて、さらにピカピカひかる貝殻があちこちにはめてありました。

(3)　その建物に近づきノックすると、ドアが開いて、「いらっしゃい」と言う声がし、テーブルから四冊の本をもってきた人が言いました、

「これらの書物は英知の書で、現在ひじょうに多くの人からの賞賛を博しています。フランスでは大勢の者が、この本の英知に賛辞をおくり、ドイツではまた大勢の者が、この本を賞賛しています。オランダでは相当数の者がこの本をほめたたえ、英国ではまた相当数の者が、この本をたたえています」と。また続けて、

「もしお望みでしたら、この四冊をあなたの目の前で、光り輝くよう、お見せしましょう」と言い、その人は自分の名声の輝きを、あたり一面に注ぎこみました。するとその書物がまばゆいばかりに光るではありませんか。しかしそれも、わたしたちの目の前では消えてゆきました。それで、わたしたちは何が書いてあるのか聞きました。その答えでは、内奥の英知は、みずからの知恵の宝庫から出たものだと言い、要約すると、①自然は生命のものか、生命は自然ものか、②中心部　centrum　は、広がり　expansum　からくるか、広がりは中心部からくるか、③自然と生命の中心部と広がりについて書かれてあるとのことです。

(4)　こう言って、その人は席につきましたが、わたしたちは、広々とした学校のなかを歩きました。その人はテーブルのうえにローソクをともしていましたが、そこには太陽の光が入らず、夜間の月光しかなかったのです。それに驚いたことには、見えていたローソクが、そこをぐるぐる回って照らしており、ローソクの芯を切っていないので、あまり明るくは照っていないことです。その人が書きものをしているあいだ、いろいろな形象のイメージが、テーブルから壁の方へ向かって飛んでいき、夜の月光では、きれいなインド鳥のように見えます。ところがドアをあけるとどうでしょう。昼間の日の光では、コウモリの羽根をつけた夜鳥に見えるではありませんか。ということは、それが真理のまがいものだったわけで、巧みに一連の理論としてつながってはいても、偽りでつきかためられたものだったのです。

(5)　それを見て、わたしたちはテーブルに近づき、いま何を書いているのか尋ねました。かれは、「自然は生命のものか、生命は自然のものか」のテーマが最初だといい、この二つの命題は、両方とも真理であることを確証できるといいました。しかしそれには、心配になることが、一つ隠されているとのことです。つまり自然は生命のもの、生命から出たものであることは証明できても、生命は自然のもの、自然から出たものかどうかは、証明できないとのことです。

それでわたしたちは、心配になることが隠されているとは何のことか、おだやかに尋ねました。するとかれは、自分が自然主義者だと呼ばれること、とくに教職者たちからは、無神論者呼ばわりされ、信者たちからは、頭がおかしいと思われるのが心配だと答えました。教職者も信者も、盲目的に信じているか、思い込みから物事を見ているとのことです。

(6)　そこでわたしたちは、真理への情熱から、ある種の憤りを感じて言いました、

「ねえ、あなたは大へんな誤りをおかしていますよ。あなたのもっている物(もの)書(か)きの才能と知恵が、あなたをだましているのです。それに名誉や名声が、あなたの信じてもいないことを信じこませています。人間の精神が、感覚的なものを超えることができるのは、ご存じでしょう。その感覚的なものというと、肉体の感覚器官から心のなかに入ってくるものです。そして人間の精神は高められると、上には生命があり、下には自然があることが分かります。生命とは愛と英知のこと、自然とは、その器で、愛と英知が働いて効果を生み、役立つためのものです。生命と自然は、原理的なものと手段的なものだから、同一のものではありません。光と眼は同一のものだと言えないし、音と耳は一つと言えないのと同じです。

ということで、感覚器官は生命なくしてはありえないし、そのいろいろな形体は、自然なくしてはありえません。人間の肉体は、生命を働かせる有機体でなかったら、いったい何でしょう。人間の肉体は、愛が向くところ、理性が考えるところを生みだしていくよう、個々全体にわたって有機的に形づくられているのです。そして人間の体は自然から生まれ、愛と思考力は生命からくるものなのです。だから、自然と生命は、はっきり分離されたものではないでしょうか。

心の眼をわずか高めにして考えれば分かります。感動したり、考えたりするのは、生命がやっていることです。感動するのは愛であり、考えるのは知恵のやることですが、両方とも生命の働きです。それは、前述したように、愛も知恵も、生命だからです。もし理解力をもう少し高めにすれば、その愛も知恵も、どこかにその源があるはずだと分かります。その源は、〈愛そのもの〉、〈英知そのもの〉であるとともに、〈生命そのもの〉です。これが神で、そこから自然ができています」と。

(7)　そのあと、わたしたちは、次の「中心部は広がりのものか、広がりは中心部のものか」のテーマをかれと話し合いました。どうしてこんなことを言い出したかを尋ねると、かれは中心部も広がりも、自然のもの、生命のものであって、一方は他方の起源になっていることを結論として主張したいからだといいます。その意図をつっこんで尋ねると、かれは前と同じように、それはどちらの命題でも確証できることで、ただ自分の評判をおとしたくないため、広がりは中心のもの、すなわち中心部からくるものと言っていると答えました。

「わたしの考えでは、太陽が存在する前に何かがあり、それが広がり全部にわたって存在していたこと、またそれがみずから秩序をもって流れ、中心部に集まったことは知っています」と。

(8)　そのとき、わたしたちはまた、憤りのこもった思いで話しかけ、言いました、

「ねえ、ねえ、あなたは頭がおかしいですよ」と。

そう言われてかれは、テーブルから椅子をずらし、びくついた様子で、わたしたちをじっと見ていましたが、にやにやしながらも聞き耳をそばだてていたので、続けて言いました、

「中心部が広がりから始まるなど、少しおかしいのではないでしょうか。中心部とは太陽のこと、広がりとは宇宙のことでしょう。それなら、宇宙は太陽がなくても存在していたことにはなりませんか。自然とそのあらゆる属性は、太陽によって作られ、太陽から大気を通して発出する光と熱に依存しているものでしょう。太陽以前に何があったと言うのですか。

自然とその属性の由来について、次に考えてみましょう。大気にしても、地上の万物にしても、表皮のようなもので、太陽こそ中心です。太陽がなかったら、万物は存在できるはずはありません。はたして一瞬でも存続できるでしょうか。ですから、太陽以前の万物など、どうやって存在しえるでしょう。実存可能だと思いますか。存続とは、永久の実在のことです　substantia est perpetua existentia。従って、自然万物が存続するのが太陽によるものなら、その実在についても同じです。このことは、だれもが自分の眼で確かめられます。

(9)　あとから出てきたものは、前からあったものによって実在し、存続します。もし表面にあるものが先にあって、中心部があとから出てきたものなら、先にあるものが、後からのものによって存続することになり、秩序の諸法則に反します。あとからのものが先にあるものを生み出したり、外部にあるものが内部を生み出したり、粗雑なものが純粋なものを生み出すことが、どうしてありえるでしょう。だから、広がりをもたらす表面が、中心部を生み出すことはできないのです。これが自然界の法則に反することは、だれでも分かります。

わたしたちとしては、理性的な分析をもって論じているのですが、それも、広がりというものは中心部があってこそ存在するわけで、その逆ではないことを確認するためです。だれでも、まともに考えれば、そんな論証がなくても分かるでしょう。

あなたは、広がりがみずから中心部に流れ集まったと言われます。それなら聞きますが、一つのことが他のためになり、個々全体が人間のためになり、しかも人間の永遠のいのちに役立つようになっているこのすばらしい驚くべき秩序は、偶然にできたのでしょうか。はたして自然が何かの愛から、何かの知恵で、目的をめざし、諸原因を見極め、それなりの秩序で存在できるよう、結果を見通すことがありえたでしょうか。また、はたして人間から天使ができ、それでもって天界が生まれ、しかも天界で永遠に生きるようにすることができるでしょうか。以上をまとめて考えてみるとき、自然が自然によって存在するというあなたの考えは、くずれていきます」と。

(10)　そのあと、わたしたちはかれが、第三番目の「自然と生命の中心部と広がりについて」、いまどんなふうに考え、またかつて考えていたかを尋ねました。生命の中心と広がりが、自然の中心と広がりと、同じかどうかということです。

かれが言うには、

「今、とまどっているけれど、生命とは自然内部の活動のことで、人間の生命の本質である愛と英知は、そこからくるものと以前から考えていました。太陽の火は、大気を介してその熱と光で生命を起こしているわけですが、いま死後の人間の生命を耳にして、何かはっきりしなくなってきました。だから心が上下に移動し、上にあるときは、以前には何ら頭に浮かばなかった中心部を認めていますが、下にあるときは、独一の中心部をはっきり見ているのです。生命は、以前は何ら頭にうかばなかった中心部から生まれ、自然は、独一と思われる中心部から生まれます。そして、どちらの中心部にも、その周りに広がりをもっているのです」と。

(11)　それにたいしてわたしたちは、次のように言いました。

「結構です。あなたが生命の中心部と広がりから、自然の中心部と広がりを見ておられ、その逆ではないなら、それでいいのです」と。それから伝えたことは、

「天使のいる天界にも太陽があって、それは純粋愛です。この世の太陽のように燃えて見え、その太陽から出る熱によって、天使と人間の意志と愛がうまれ、その太陽から出る光によって、天使と人間の理性と英知が生まれています。

その太陽から出るものは「霊的なもの　spiritualia　」と言われ、この世の太陽から出るものは「自然的なもの　naturalia」と言って、前者を受ける器になっています。

生命の中心部になっている広がりは、「霊界　mundus spiritualis」と言われ、霊界の太陽によって存続し、自然の中心部の広がりは、「自然界　mundus naturalis　」といって、自然の太陽によって存続しています。

さてそれで、愛とか英知とかを、空間や時間にあてはめて考えるわけにはいかず、むしろそれは状態であることから、天使のいる天界の太陽の周りの広がりは、延長　extensum　ではありません。それにたいして、自然の太陽の延長のうちにある広がりは、受ける器に従って存在する生きた主体で、その受ける器も、その主体の〈かたち〉と状態におうじています」と。

(12)　そこでかれは、

「この世の太陽、あるいは自然の太陽の場合はどこからくるのですか」と尋ねました。それでわたしたちは、それは天使のいる天界の太陽からくるものだけれど、その太陽は火ではなく、神からまともに発している神愛で、その中に主がましますと言ったところ、かれが目を丸くしていたので、次のように説明しました、

「愛の本質は、霊的な火です。〈みことば〉で「火」というと、その霊的意味では愛のことです。そのため神殿で祭司は、天上の火がその心を満たし、愛を理解できるように祈ります。イスラエル人の場合、幕屋にあった祭壇の火とか燭台の火は、神の愛の表象でしたし、人間や一般の動物がもっている血の熱量(カロリー)つまり生命の熱気は、かれらの〈いのち〉を支えている愛からくるものに他なりません。

従って、人間のもっている愛が高められて熱情になったり、刺激を受けて興奮したり激高したりすると、火がついたように燃えあがり、熱を帯びます。このように人間の場合、霊の熱つまり愛が、自然的な熱を生みだし、顔や関節がほてってくるわけです。以上を見ても、自然界の太陽の火は、〈神の愛〉である〈霊の太陽の火〉からくることがはっきりします。

(13)　前述したように、中心部から広がりが生まれてくるので、その逆ではありません。また天使のいる天界の太陽こそ、生命の中心部で、神からまともに発している神の愛がそれです。神はその太陽のまん中にいらっしゃいます。そして、その中心部の広がりは霊界と呼ばれます。またこの世の太陽は、その霊界の太陽から存在を受け、そこからまた自然界と呼ばれる広がりも生まれるのです。以上のことからも、宇宙は神によって創造されたことが、分かると思います」と。

それから、わたしたちはそこを出ていきました。かれは学校の玄関の外まで、わたしたちを見送りに出てきました。かれはそこで、前よりずっと賢くなって、天界、地獄、神の摂理などについて、わたしたちと話しました。

神の本質としての愛　Amor　と英知　Sapientia

315. As if slain, signifies as yet acknowledged by few. This is evident from the signification of "slain," as being, in reference to the Lord, that He has not been acknowledged; here that few have acknowledged His Human to be Divine, for it is said "a Lamb standing as if slain," a "lamb" signifying the Lord in respect to the Divine Human (as was shown just above, n. 314. The meaning here is similar to what was said of the Lord (Revelation 1:18), "and I became dead," which signifies that He was rejected (See above, n. 83). In the spiritual or internal sense, "slain" does not mean slain in respect to the body, but in respect to the soul; and man is slain in respect to the soul when he is no longer in any good of faith, for he then has no spiritual life, but death instead, which is called spiritual death. But this is not what the term "slain" signifies when applied to the Lord, since the Lord is life itself, and gives spiritual life to everyone; but it signifies either that He is rejected or that He is not acknowledged; for with those who do not acknowledge, and still more with those who deny, He is as nothing. The Lord Himself, to be sure, and also His Divine, is acknowledged in the church, but in respect to the Human as a mere man and not as God; thus it is that His Divine Human is not acknowledged; this, therefore, is what is meant by "a Lamb standing as if slain." But that the Lord is God also as to the Human, can be seen in The Doctrine of the New Jerusalem 280-310), and will be seen at the end of this work, where it will be plainly shown.

[2] Those who think solely from the sense of the letter of the Word, and not at the same time from the doctrine of genuine truth, know no otherwise than that "slain" in the Word means slain in respect to the body; but that it means slain in respect to the soul will be seen from the passages to be quoted presently. For it is acknowledged that the Word in its inmost is spiritual, although in the sense of the letter it is natural; and to be slain spiritually is to perish in respect to the soul, as is the case with those who do not receive the life of heaven, which is called "life eternal," and also simply "life," and who thus in place of this have death, which is damnation. And because this is acknowledged, it follows that "to be slain" means in the Word to perish by falsities and evils. But spiritually the Lord is said "to be slain" when the truth from Him is denied and the good from Him is rejected; with these the Lord is also not acknowledged, for he who denies and rejects what is from Him, denies and rejects Him also, for the Lord is with man in his truths and goods.

[3] But here His Divine Human is treated of; that this is not acknowledged as yet, is known. I will state the reasons: One is, that the popish body has transferred to its own primate all Divine power that the Lord has, also that in respect to His Human, and are unwilling to hear that it is Divine, since it is from His Human. The other reason is, that those who are not of that body have made faith alone the sole means of salvation, and not the life of charity; and those who do this are unable to perceive the Lord's Human as differing from the human of another man; they therefore abide blindly in the doctrine of the Trinity from the creed of Athanasius, and cannot be illustrated.

[4] That "to be slain" in the Word signifies to be slain spiritually, can be seen from the following passages. In Isaiah:

Thou, like an abominable shoot, the raiment of those that are slain, thrust through with the sword: for thou hast destroyed thy land, thou hast slain thy people. Prepare slaughter for His sons (Isaiah 14:19-21).

This is said of Babylon, which signifies the profanation of good and truth, and the consequent destruction of the church. It is compared to "the raiment of those that are slain, who are thrust through with the sword," because "the raiment of those that are slain" signifies abominable falsity, defiling and destroying the things of the church; they are therefore said "to be thrust through with the sword," because "sword" signifies falsity destroying truth. Therefore it is said, "thou hast destroyed thy land, thou hast slain thy people," "land" means the church, and "people" those therein who are in truths; to "slay" these is to destroy by falsities. "Prepare slaughter for his sons" signifies that their falsities are to be destroyed, "his sons" meaning falsities.

[5] In Jeremiah:

The slain of Jehovah shall be at that day from the end of the earth unto the end of the earth (Jeremiah 25:33).

"The slain of Jehovah from the end of the earth unto the end of the earth" signify those with whom all the truths of the church have been destroyed by falsities; "the slain of Jehovah" signifying those with whom they have been destroyed, and "from the end of the earth unto the end of the earth" signifying all things of the church.

[6] In the same:

Therefore give their sons to the famine, and make them flow down upon the hands of the sword, that men may become rare, ¹ slain with death, their young men smitten with the sword in war (Jeremiah 18:21).

"To give the sons to the famine, and to make them flow down upon the hands of the sword," signifies to extinguish the truths of the church through failure of the knowledges of truth and through falsities, "sons" are truths, "famine" is a failure of knowledges, and "sword" falsity destroying truth; "that men may become rare, slain with death," signifies that there is no affection of truth or wisdom therefrom, "men" signifying the affection of truth and wisdom therefrom (See above, n. 280; "their young men smitten with the sword in war" signifies because truths have been destroyed by the assaults of falsity, "young men" meaning truths, "sword" falsity destroying, and "war" the assault of falsity.

[7] In Ezekiel:

Pass ye through Jerusalem, and smite; neither let your eye spare; slay ye to destruction the old man, the young man, and the virgin, and the infant; but come not near against any man upon whom is the sign (Ezekiel 9:5-6).

This was said by "the man clothed in linen," or by the angel, to other angels, and was heard by the prophet. It does not mean that they should pass through Jerusalem, and should smite and slay to destruction old men, young men, virgins, and infants; but "Jerusalem" means the church in respect to doctrine, and it is meant that the church is altogether vastated in respect to all the goods and truths that constitute it; "old man" means wisdom which is of good; "young man" intelligence which is of truth; "virgin" the affection of these; and "infant" every good and truth in its birth, in a special sense the good of innocence, by which all things of the church with man are begotten; "the man [vir] upon whom was the sign and to whom they should not come near," signifies truth from good.

[8] In the same:

That they may stone them with a stone, may cleave them with swords, may slay their sons and their daughters, and burn up their houses with fire (Ezekiel 23:47).

This was said of Samaria and Jerusalem, which are here called Oholah and Oholibah; by which are signified the two churches, namely, the spiritual and the celestial, here those churches devastated by falsities and evils. "To stone with a stone, and to cleave with swords," signifies the destruction of truth by falsities, for "stoning" signified punishment and death because of violence offered to Divine truth; "cleaving by swords" has a like signification. "To slay sons and daughters" signifies to destroy all truths and goods, "sons" meaning truths and "daughters" goods; and "to burn up the houses with fire" signifies to destroy all things that are of love and charity by the evils of the love of self and the world, "houses" mean man's interiors, thus the things that are of his love, here that these are destroyed; "fire" meaning love in both senses.

[9] In Jeremiah:

They have lain on the earth, lad and old man in the streets; my virgins and my young men have fallen by the sword; Thou hast slain in the day of Thine anger, Thou hast not pitied (Lamentations 2:21).

Here, too, the church devastated is treated of. "To lie on the earth and in the streets" signifies to be destroyed by evils and falsities; "lad and old man, virgins and young men have fallen by the sword," signifies here, as above, all goods and truths with intelligence and wisdom; "thou hast slain in the day of Thine anger, Thou hast not pitied," signifies their extinction, "the day of anger" signifying the last state of the church, when judgment takes place. Slaying, that is, extinguishing these things, is attributed to Jehovah; but it is man himself, the sense of the letter being such as to attribute to Jehovah what belongs to the man himself (See Arcana Coelestia 2447, 5798, 6071, 6991, 6997, 7533, 7632, 7643, 7679, 7710, 7877, 7926, 8227, 8282, 8483, 8632, 9010, 9128, 9306, 10431).

[10] In Amos:

I will cut off the judge out of the midst of Moab, and will slay all the princes thereof with him (Amos. Amos 2:3).

"Moab" in the Word, means those who adulterate the goods of the church; the "judge who will be cut off," and the "princes who will be slain," signify the good which is adulterated, and the truths which are thereby falsified, "judge" meaning good, and "prince" truth.

[11] In Zechariah:

A voice of the howling of the shepherds, that their magnificence is devastated. Thus said Jehovah my God, Feed the sheep of the slaughter, which their possessors slay. I have fed the sheep of the slaughter for your sakes, O miserable of the flock (Zechariah 11:3-5, 7).

"The sheep of the slaughter which their possessors slay," signify those who are in good, and are led astray by the falsities of doctrine; those are called "sheep" who are in the good of charity; "shepherds" are those who teach truths, and by means of these lead to good.

[12] In David:

We are slain every day; we are reckoned as a flock for slaughter. Awake, O Lord, cast us not off always (Psalms 44:22-23).

"We are slain every day" signifies that of ourselves we are constantly falling into falsities, and are being led astray by them, especially in a time when falsities reign; this makes clear what a "flock for slaughter" signifies; that we may be elevated out of falsities by the Lord is signified by "Awake, O Lord, cast us not off always."

[13] In Ezekiel:

They shall draw forth the swords upon the beauty of thy wisdom, and they shall profane thy radiance. They shall bring thee down into the pit, and thou shalt die the death of the slain (Ezekiel 28:7-8).

This is said of the prince of Tyre, by whom is signified the intelligence that is from the knowledges of truth, here that intelligence extinguished by falsities. "To draw forth swords upon the beauty of thy wisdom" signifies its extinction by falsities; "to bring down into the pit" signifies immersion in falsities; and "to die the death of the slain" signifies destruction and damnation, the "slain" signifying those with whom all truth is extinguished (Arcana Coelestia 4503[1-11], 9262), and "death" signifying damnation.

[14] In Isaiah:

Hath he smitten him according to the stroke of him that smiteth him? Hath he been slain according to the slaughter of his slain? (Isaiah 27:7).

This treats of Jacob and Israel, by whom the church is signified, "Jacob" the external church, and "Israel" the internal. The temptations of those who are of the church are thus described, which are signified by "Hath he smitten him according to the stroke of him that smiteth him?" And that they should not succumb in temptations and thus perish is signified by "Is he slain according to the slaughter of the slain?" "the slaughter of the slain" signifying perdition by falsities.

[15] "Slaughter" signifies perdition and damnation in other places in the same prophet:

In the day of the great slaughter the towers shall fall (Isaiah 30:25).

"The day of the great slaughter" signifies the Last Judgment, when the wicked are condemned and perish, "towers" signifying the doctrines of falsity.

[16] In the same:

I will kill thy root with famine, and he shall slay thy remnant (Isaiah 14:30).

This was said respecting Philistia, by which is signified truth without good, or faith without charity. "To kill the root with famine" signifies to perish utterly from having no good, "root" meaning everything from which a thing lives; therefore it is also said, "he shall slay thy remnant," "remnant" signifying all the remains of the church.

[17] In Jeremiah:

I have heard the voice of the daughter of Zion; she sobbeth and spreadeth her hands, for my soul is wearied by the slayers (Jeremiah 4:31).

Thus is described the grief of a church that is falling from truths into falsities. "The daughter of Zion" is the church; "she sobbeth and spreadeth her hands" signifies grief; "for my soul is wearied by the slayers" signifies by falsities that extinguish spiritual life," "slayers" meaning such falsities.

[18] In Isaiah:

Behold, Jehovah going forth out of His place to visit the iniquity of the earth; then shall the earth reveal her bloods, and shall no longer hide her slain (Isaiah 26:21).

This is said of the day of visitation or judgment, when the iniquities of all shall be uncovered, which is meant by "then the earth shall reveal her bloods, and shall no longer hide her slain;" the "earth" signifies the church, here the evil men in the church; "bloods" are the evils that have destroyed the goods of the church; and the "slain" the falsities that have destroyed its truths; whether it be said that the "slain" signify falsities or those who are in falsities, it is the same, for they are in the falsities and the falsities in them, and the falsities in them are what destroy. The like is signified by the "slain" elsewhere in Isaiah:

What will ye do in the day of visitation and of devastation? They shall fall beneath the slain (Isaiah 10:3-4).

Likewise in Revelation:

In Babylon was found the blood of the prophets and of the saints, and of all that have been slain upon the earth (Revelation 18:24).

What is here signified will be seen in what comes after.

[19] In Isaiah:

I will visit evil upon the world. Everyone that is found shall be thrust through; and everyone gathered together shall fall by the sword (Isaiah 13:11, 15).

This also is said of Babylon. That "everyone that is found shall be thrust through" signifies that they shall perish by evil; and that "everyone gathered together shall fall by the sword" signifies that they shall perish by falsity.

[20] In Matthew:

In the end of the age they shall deliver you up unto tribulation and shall slay you (Matthew 24:9).

In John:

They shall put you out of the synagogues; yea, the hour cometh that everyone who killeth you will think that he offereth sacred worship to God (John 16:2).

This was said to the disciples; and by "disciples," in the spiritual representative sense, are meant all truths and goods of the church; whence it is clear what is meant in that sense by "they shall kill them," namely, that the truths and goods of the church shall then be destroyed.

[21] In Mark:

In the consummation of the age, brother shall deliver up brother to death, the father the children; children shall rise up against parents, and shall cause them to be put to death (Mark 13:12).

The consummation of the age is the last time of the church, when falsities shall destroy truths and evils shall destroy goods. "Brother," "father," and "children," do not mean here brother, father, and children, but falsity and truth, and good and evil. "Brother shall deliver up brother to death" signifies that falsity shall destroy good; especially that faith alone shall destroy charity, for faith in the Word is called the brother to charity; "the father shall deliver up the children to death" signifies that the good of the church shall perish by the falsities of evil, "father" meaning the good of the church, and "children" the falsities of evil; "children shall rise up against their parents, and shall cause them to be put to death," signifies that the falsities of evil shall assault the goods and truths of the church and destroy them.

[22] In Luke:

The man who planted a vineyard sent a servant that they should give him of the fruit of the vineyard; but the husbandmen beat him, and sent him away empty. Again he sent another servant; and beating him also, they sent him away empty. Again he sent a third, and wounding him, they cast him out. Then said the lord of the vineyard, What shall I do? I will send my beloved son. But they said, This is the heir; come, let us kill him; and casting him out of the vineyard they killed him (Luke 20:10-16; Mark 12:2-9).

This is said respecting the church instituted among the Jews, and it describes the perversion and falsification by traditions and by applications to self of every truth they had from the Word. All the particulars here contain a spiritual sense; for whatever the Lord spoke, He spoke also spiritually, because from the Divine. The "vineyard which the man planted," signifies the church that is in truths; the "servants whom he sent thrice," mean the Word given them through Moses and the prophets; there is mention of three times, because "three" signifies what is full and complete; "their beating them, wounding them, and sending them away empty out of the vineyard," signifies that they falsified and perverted the truths contained in the Word; "to send away empty out of the vineyard" signifies that they deprived the Word of its goods and truths. "The beloved son" means the Lord in respect to Divine truth, who is therefore called also the Word; "they cast him out of the vineyard and killed him" signifies killing not only the Lord, but also all Divine truth from Him (See also above, n. 83.

[23] In Daniel:

After sixty and two weeks the Messiah shall be cut off, but not for Himself (Daniel 9:26).

"The Messiah" also means the Lord in respect to Divine truth (See Arcana Coelestia 3008, 3009); "He shall be cut off" means not only Himself, but also all Divine truth with that people; "but not for Himself" signifies that with those who are in a new church Divine truth will live again, like as before in the first chapter of Revelation:

I am the Living One, and I became dead; and behold I am alive unto the ages of the ages (Revelation 1:18).

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