山上の説教（その1）

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1.群衆を見て、主は山に登られた。主がお座りになると、弟子たちが主のもとに来た。

2.そして口を開いて彼らに教えられた、

3.「天の御国は，心の貧しい者たちのものである。

4.その人たちは慰められるからである。

5.彼らは地を受け継ぐからである。

6.正義に飢え渇く者は幸いである。

7.慈悲深い者は幸いである。

8.そのような者たちは，神を見るであろう。

9.彼らは神の子と呼ばれるからである。

10.正義のために迫害される者は幸いである。

11.あなたがたは，わたしのために，あなたがたを非難し，迫害し，あなたがたに不利なあらゆる悪口を言い，嘘を言いふらす。

12.喜び躍りなさい。あなたがたの報いは天に多いからである。」

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この次のエピソードが始まると、ガリラヤだけでなく、デカポリス、エルサレム、ユダヤ、そしてヨルダンの向こうの地域からも、大勢の群衆がイエスのもとに集まってくる。群衆を見て、イエスは山に登り、口を開き、説教を始められる。イエスの説教は、「心の貧しい人々は幸いである。5:3).

前の章では、イエスは洗礼を受け、その後、荒野で一連の誘惑を受けた。誘惑とは、より高い目標や霊的な目的が脅かされ、妨げられ、挑戦されることである。このような時、私たちは自分の低次の本性の欲望、つまり遺伝的な悪を行ないたいという欲望に気づく。

このような誘惑の状態は、私たちの人生において主がどれほど必要であるか、神なしでは何もできないことを思い起こさせる役割を果たす。この認識は、私たちを霊的な貧しさを認める真の謙遜の状態へと導く。聖典では、この謙遜の状態を "霊的に貧しい "と呼ぶ。イエスが "心の貧しい者は幸いである "という言葉で教えを始められるのはこのためである。

この謙遜な状態こそが、神から流れ込む善と真理を受け取る道を開くのである。イエスが、自分の霊的な貧しさを認める人々について、"彼らのところに天の御国があるからだ "と言われるのはこのためである。

このような謙遜の状態で、私たちは祈りの中で主に向かい、自分の霊的な貧しさを告白し、罪を悔い改めるのです。自分の言動に自責の念を感じ、自分の人生を導き導いてくださる主の資質がどれほど必要かを悟るのである。これが、次の祝福が「悲しむ者は幸いである。5:4).

主が私たちを慰めてくださるとき、私たちの低次の本性の欲望は抑えられ、静まる。過剰な自己愛やこの世のものへの愛への傾きが抑えられます。これには、焦り、嫉妬、防衛心、憤り、怒り、軽蔑、貪欲などが含まれる。私たちの低次の本性にあるこれらの欲望が手なずけられるとき、もはや私たちの日常生活の行動を支配し、支配することはなくなる。イエスが言うように、「柔和な者は幸いである。5:4).

ギリシャ語の原語では、"柔和 "を意味するプロアス [πραグς]は "飼いならす "を意味する。自己と世に対する過剰な愛を静め、鎮め、手なずけた人々は、今、主が彼らの内に、彼らを通して行動される準備ができている。彼らは良い人生を送り、正しいことを行ないたいと願っている。そのため、彼らは今、主のいつくしみに飢え、主の真理に渇いている。だからイエスは言われる、「義に飢え渇く者は幸いである。5:6).

これは次の3つの祝福への移行を意味する。第五、第六、第七の祝福は、義の生活を構成する慈愛の業を要約したものである。すべてのことを神に委ねるとき、私たちは他者に対する慈しみに満たされる。そして、その憐れみを行使する限り、私たちはより憐れみ深くなる。それゆえ、イエスは第五の祝福を与えるにあたって、「あわれみ深い者は幸いである。5:7).

そして、すべての人間関係において憐れみ、赦し、思いやりを実践することで、私たちの心は浄化され、他人の良いところを見ることができるようになる。つまり、神から与えられた資質が見えるようになるのだ。イエスが第六の祝福で言っているように、「心の清い者は幸いである。5:8) ¹

これは第七の祝福につながる。イエスは「平和をつくる者は幸いである。5:9). 主が私たちの内に、そして私たちを通して働いておられるとき、私たちは平安の状態にある。私たちの内なる戦いは終わったのだ。主が御言葉の中で語っておられることと、それに従って生きたいという私たちの願いとの間には、もはや何の葛藤もない。ヘブライ語の聖句にあるように、「エルサレムに慰めを語り、その戦いは終わったと叫びなさい」(イザヤ書40:2).

これら7つの祝福の順序は、私たちの霊的な貧しさを認識することから始まり、主が私たちの内に、また私たちを通して働いてくださる安息日の状態に終わる、再生のプロセスを明らかにする神の系列である。この状態において、主は私たちの天の父であり、私たちは神の子と呼ばれる。

このことは、最終的かつ頂点に達する祝福につながる。イエスは言われる、「彼らがあなたがたをののしり、迫害し、わたしのためにあなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである」(5:10). この第八の祝福は、霊的生活が継続的なプロセスであることを思い出させてくれる。霊的成長の各状態に関連する祝福を経験するとき、私たちは同時に、より高い、より高次の霊的生活の状態に入る準備をしているのである。しかし、それらのより高い状態に入るためには、より微妙な悪を暴き、闘い、克服しなければならない。

こうして、誘惑の試練が再び始まり、より明白でない悪が神の真理の明るい光によって暴露される。これらのより内面的な悪は、私たちの中で立ち上がり、激しく自己防衛し、命をかけて戦う。しかし、自己中心的な懸念を支える誤った理屈や正当化に屈することを拒み、耐え忍ぶなら、そこには大きな祝福がある。彼らがあなたがたを侮り、迫害し、わたしのために、あなたがたに偽りの悪口を言いふらすとき、あなたがたは幸いである。天にあるあなたがたの報いは大きいからである。5:11-12).

第八の祝福は、私たちをシリーズの最初に戻し、誘惑が私たちの信仰を確認する機会を与えてくれることをもう一度思い起こさせる。誘惑の中で受ける苦闘は困難なものであるかもしれないが、それは私たちをより内的な天の共同体と接触させ、私たちの意識を拡大させるものであるため、喜んで予期することができる。 ²

その結果、私たちを取り巻く単純な祝福に対する感謝の念が増し、他者のニーズに対する意識が高まり、手を差し伸べて奉仕したいという気持ちが高まる。だから、イエスは言われる。"喜びなさい、大いに喜びなさい。

実践的な適用

第八の祝福は、霊的成長とはスパイラルカリキュラムのようなもので、同じことを何度も繰り返し、より深く学ぶ機会があることを思い出させてくれる。その意味で、私たちは霊的な試練を障害としてではなく、さらなる成長への足がかりとしてとらえるべきである。すべての試練は、自分が信じていることをより深く確認する機会なのだ。実際的な応用として、次にエゴが刺激されたり、焦りが生じたり、恨みが生じそうになったりしたときは、より高い意識から対応する機会だと考えてください。言い換えれば、今こそ聖典の真理に頼るときであり、その真理を通して天使たちがあなたを助け、主があなたに打ち勝つ力を与えてくださることを知っているのだ。最も重要なことは、誘惑に勝ったからといって、プライドを高めたり、自我を膨らませたり、自分に偽りの自信を持たせたりしてはならないということだ。誘惑は自分の弱さと神の力の両方を明らかにするものであることを忘れずに、必ず神に栄光を帰しなさい。すべての力は主のみものであることを悟るまでは、誘惑を繰り返す運命にある。 ³

良い仕事をする

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13.「あなたがたは地の塩である。そのあとは、捨てられ、人に踏みつけられるだけで、何の役にも立たない。

14.あなたは世の光です。山の上に築かれた町は、隠れることができない。

15.あなたがたは，燭台の上にいて，家の中にいるすべての人のために輝くのである。

16.だから、あなたがたの光を人々の前で輝かせなさい。そうすれば、人々はあなたがたの善行を見、天におられるあなたがたの父をあがめるであろう」

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。山上の説教は素晴らしい教えを与えている。しかし、その教えの精神に従って善い行いをしようとする気持ちがなければ、単なる教えは役に立たない。それは味を失った塩のようなものであり、籠の下に隠された灯火のようなものである。すべての真理は用いるために与えられる。神が私たちに与えてくださるあらゆる祝福は、私たちが隣人により大きな奉仕をするためになされる。そして、その奉仕の中にこそ真の祝福がある。すべての天の報いは、隣人に対する愛に満ちた奉仕に携わるときに経験する喜びだからだ。 ⁴

そのため、神のシリーズは次のような言葉で続けられている：「あなたがたは地の塩であるが、もし塩がその味を失ったら、どうやって味をつけようか。それでは、人に捨てられ、足で踏みつけられるだけで、何の役にも立たない」(5:13).

塩は調味料として非常に有用である。しかし、風味を失った塩は役に立たない。同様に、善を行おうとしない人間は、味のない塩のようなものだ。真理は活用されなければならない。これがこの説教の主旨である。光は良いものだが、それを用いなければならない：「あなたがたは世の光である。「丘の上にある町は隠れることができない。丘の上にある町は、隠れることができない。また、ランプをともしてかごの下に置くこともなく、ランプ台の上に置いて、その家にいるすべての人に光を与える」(5:14-15).

この箇所で強調されているのは、真理を学ぶことだけではなく、真理を生きることである。それは、人々があなたがたの 良い行いを見て、天におられるあなたがたの父をあがめるためである」(5:16). ⁵

霊的指導には、善い行いをすること以外に目的はない。そして良い行いは、主が私たちを通して働いてくださるときにのみ、真に良いものとなる。だからこそ、この説教では、他人が私たちの善い行いを見るとき、すべての賛美、栄光、誉れは神に向かうべきであるという重要な注意喚起が含まれているのである。イエスが言われるように、あなたの良い行いを人々に見せなさい、しかしそれが "天におられるあなたの父をあがめる "ものであるようにしなさい。それは私たちのことではなく、私たちを通して働かれる神のことなのだ。 ⁶

イエスは聖書の内なる意味を明らかにし始める

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17.「わたしが来たのは、律法や預言者を取り消すためではない。

18.天地が過ぎ去るまで、一つのヨードも一つの小角も、律法から消えることはない。

19.しかし，それを行なって教える者は，天の御国で大いなる者と呼ばれるであろう。

20.あなたがたの正義が律法学者やパリサイ人の正義を超えない限り，あなたがたは天の御国に入ることはできない。

21.あなたがたは，古代の人たちが，『あなたは人を殺してはならない。

22.また，兄弟に向かって，「ラカ」と言う者は，審きの対象となり，「愚か者め」と言う者は，火のゲヘナの対象となる。

23.それゆえ，あなたが祭壇の上に贈り物をささげて，そこであなたの兄弟があなたに対して何かあることを思い起こすならば，」。

24.まずあなたの兄弟と和解し，それから，あなたの贈り物をささげなさい。

25.あなたがたの兄弟が，その祭壇の前で，あなたがたの贈り物 を置いて，あなたがたの道を行きなさい。

26.わたしはあなたに言う。あなたは最後の銭を払うまで，そこから出てはならない。

27.あなたがたは，姦淫してはならない。

28.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

29.あなたがたの右目が，あなたがたをつまずかせるならば，それを抜いて，あなたがたから捨てなさい。

30.もしあなたの右手が，あなたをつまずかせるなら，それを断ち切って，あなたから捨てなさい。

31.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

32.アッラーの御許に，あなたがたは堕落したのである。

33.またあなたがたは、古代の人々に、「あなたは偽りを誓ってはならない。

34.それは神の御座だからである；

35.それは神の御座であるからである。

36.なぜなら，あなたは一本の毛も白くすることができず，また黒くすることもできないからである。

37.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

38.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

39.あなたがたの右のほお骨を打つ者は，もう一方のほお骨も打ちなさい。

40.わたしたちは，あなたがたの右のほお骨を打つ者には，もう一方のほお骨も打ちなさい。

41.アッラーは凡てのことに全能であられる。

42.アッラーは，あなたがたを御好・になられない。

43.アッラーの御許に，あなたがたは従うのか。

44.あなたの敵を愛し、あなたを呪う者を祝福し、あなたを憎む者によくし、あなたを傷つけ迫害する者のために祈りなさい」

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。真理が用いられなければならないのは紛れもない事実である。しかし、神の御言葉を最も完全に活用する前に、それを完全に理解しなければならない。だからイエスは今、弟子たちに聖句の読み方について簡単な手ほどきをしているのだ。わたしは滅ぼすために来たのではなく、成就させるために来たのである」(5:17).

イエスが来られたことで、ヘブライ語の聖典の預言が成就されたという点で、イエスは律法を成就された。しかし、イエスはまた、律法をより高い意味で満たすことによって、律法を成就させようとしていた。イエスは、律法が私たちの外面的な行動だけでなく、私たちの内面的な態度、すなわち心の欲望についても語っていることを説明された。霊的に理解されるとき、律法は外面的な行いを規制するためだけでなく、より重要なこととして、内面的な生活を改革するためにも役立つのである。

イエスは戒めから始められた。あなたがたは、昔の人たちに『人を殺してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう・・・しかし、あなたがたに言っておくが、理由もなく兄弟に腹を立てる者は、裁きの危険にさらされる」(5:21-22). あなたがたは、昔の人に『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたでしょう。あなたがたは、昔の人たちに『姦淫してはならない』と言われたことを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておくが、欲情して女を見る者は、すでに心の中でその女と姦淫を犯したのである」(5:27-28).

これらは新しい教えだが、聴衆の理解を超えているわけではない。やがて、人間の精神や天国への道についてのより深い教えが生まれるだろうが、人々がこうしたより内面的なメッセージを完全に理解できるようになるまでには時間がかかるだろう。しかし、今のところは、人々の理解を超えた抽象的な真理ではなく、人々が理解できる具体的で文字通りの教えを与えれば十分なのである。

この点で、イエスは誓いを立ててはならないと教えている（参照）。 5:33-37), 報復するのではなく、頬を差し出すのである。 5:39), いがみ合うことなく、要求された以上のものを与えることである。 5:40), 必要以上のことをし、求める者には誰にでも与え、借りたい者には誰にでも貸す（参照 5:42).

これらの教えに従うのは難しいが、理解するのは難しくない。イエスの言葉の中には、私たちの心の奥底にある信念が攻撃を受けているときの私たちの対応についての、より高い真理が含まれている。そのようなとき、もし私たちが真理にとどまるなら、迷うことはない。 ⁷

イエスはこのような内面的な真理を教える代わりに、彼らの心をもっと明白な問題、たとえば復讐したいという欲求を克服する必要性に向けさせた。あなたがたは、『目には目を、歯には歯を』と言われたのを聞いたことがあるだろう。しかし、あなたがたに言っておく。しかし、あなたがたの右の頬をたたく者があれば、もう一方の頬もその人に向けなさい」(5:38).

「頬を向ける」とは、自分の信念が攻撃されたときに、内面的に行うことである。このような攻撃は、他人を通してもたらされることもあるが、神への信仰を破壊し、神の真実の力への信頼を損なわせようとする、目に見えない霊的な力を通してもたらされることもある。それゆえ、私たちは内面的に頬を向けるときはいつでも、自分が真実であると知っていることに揺るがない。

そのようなとき、私たちは、どんな言葉も、ささやかれる言葉も、ほのめかされる言葉も、私たちを傷つけたり、私たちの信仰を破壊したりすることはできないことを知っている。悪に引き込まれない限り、私たちは神の保護下にある。私たちが主のいつくしみと真理のうちにとどまっている限り、悪は私たちに霊的な害を及ぼすことはできない。したがって、悪に抵抗する必要はない。 ⁸

しかし、私たちの自然な生活においては、もっと慎重にならなければならない。私たちは、求める人すべてに与えることはできないし、貸してもいけない。そのような無差別な施しは、私たちが他者に善を行うための資源を失うことになるからだ。同様に、泥棒、詐欺師、詐欺師が私たちを利用するのを許してはならない。罪のない被害者を利用する者は通報され、起訴され、有罪が確定すれば責任を負わなければならない。犯罪行為を無視したり、悪意を支持したりすることは、悪人にとって何の益もなく、社会にとって有害である。 ⁹

要するに、外的な面では残酷さ、詐欺、不正に抵抗しなければならない。しかし、内的な面では、私たちは平静を保ち、平静を装い、平静を装うことができる。私たちの信仰を奪い、幸福を破壊しようとする悪に抵抗するのは神だけだからである。 ¹⁰

これらの教訓は、イエスが後に述べる、より内面的な教訓である。憎しみ、報復、復讐の状態に引き込まれてはならない。その代わりに、イエスは彼らがより高い意識に立ち上がるよう呼びかける。隣人を愛し、敵を憎め。しかし、わたしはあなたがたに言う、敵を愛し、あなたがたを呪う者を祝福し、あなたがたを憎む者に善をなし、あなたがたを憎んで用いる者、迫害する者のために祈りなさい」(5:43-44).

実践的な適用

山上の説教のこの部分でイエスは、「目には目を、歯には歯を」というヘブライの掟に対応する新しい方法を群衆に示した(出エジプト記21:24). イエスは、同じような破壊的な行動、つまり悪に悪を返すような反応を自動的にするのではなく、別の種類の反応によって新しい意識レベルに立ち上がるようにと人々に言われる。右の頬を叩く者は、もう一方の頬も向けなさい。実践的な応用として、あなたのエゴが傷つけられたり、妨げられたり、攻撃されたと感じたり、侮辱には侮辱を、傷には傷を、過ちには過ちを、悪には悪を返したくなるときはいつでも、それに引き込まれないことだ。その代わりに、高次の理解があなたの感情的傷害を支配するようにしなさい。あなたの低次の本性の衝動を、あなたの真実の理解に支配させ、手なずけるようにしなさい。より高次の反応を選びなさい。 ¹¹

"それゆえ、あなたがたは完全であれ"

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45.「そうすれば，あなたがたは天におられるあなたがたの父の子となるであろう。

46.あなたがたは，自分たちを愛する者を愛するなら，どんな報いがあろうか。公人たちも同じではないか。

47.また，あなたがたが自分の兄弟にだけ挨拶するなら，あなたがたは(他の)人たちを越えて何をするのか。公人たちもそうしないのか。

48.あなたがたは、天におられるあなたがたの父が完全であるように、完全な者となりなさい」

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。イエスは説教を続けながら、私たちが他人をどのように見なすべきかについて語られる。友であろうと敵であろうと、公平に、公正に扱うべきである。この点を説明するために、イエスは神の公平さについて、「神は、その太陽を善人にも悪人にも輝かせ、その雨を正しい人にも不正な人にも降らせられる」(5:45). これは象徴的に、偏見なくすべての人を照らす神の善と、雨がすべての人に降り注ぐように、すべての人が利用できる神の真理を指している。

同様に、私たちは、偏見のない公平な方法で、すべての人に善意を広げるよう求められている。イエスはこの例話を提供することで、家族や友人、隣人だけでなく、すべての人に対して公正な心を持ち、慈愛に満ちた態度をとるよう、話を聞いている人々に呼びかけているのだ。偏見を捨て、公平に接することを求めているのだ。

太陽や雨のように、彼らの善行はすべての人に及ぶべきである。結局のところ、自分を愛してくれる人を愛するのは簡単なことなのだ。しかし、これからは誰に対しても慈愛を持つべきである。イエスの言葉を借りれば、「自分を愛してくれる人を愛するなら、どんな報いがあろうか。徴税人でさえ、同じことをしているではないか」。(5:46).

自分を愛してくれる人を愛するのは簡単だ。これは自然なことだ。しかし、主からのみ与えられるもう一つの愛がある。それは、敵を含め、私たちを愛していない人々を愛することである。これは容易なことではなく、さらに霊的な洗練が必要であることを認めながら、イエスは言われる、「天におられるあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」(5:48).

この節は、しばしば命令ではなく約束と訳されていることに注意すべきである。それゆえ、あなたがたは完全でありなさい」ではなく、「あなたがたは完全でなければならない」と訳されている。これはイエスの意味するところではない。イエスにとって重要なのは、完全であろうと努力することであって、完全を達成することではない。天使たちでさえ、最終的に完全な状態に達することはできない。私たちにもできない。しかし、私たちは忍耐することができる。努力することができる。"天におられる私たちの父が完全であるように "完全であろうと努力することができる。 ¹²

確かに、聖書の時代の人々だけでなく、現代の私たちにとっても、完璧を目指すことは難しいことだ。私利私欲に打ち勝ち、恨みを捨て、寛大さを貪欲さに勝たせ、赦しを復讐に代え、愛を憎しみに勝たせなければならない。神がいなければ、誰もこのようなことを成し遂げることはできず、完璧は達成不可能な目標となる。

このレベルの精神的完全性に近づく唯一の方法は、自分の不完全さを認識し、認めることである。そうして初めて、神の助けを借りて、悪を捨て、魂を磨く努力を始めることができる。その出発点は、悪を神に対する罪として避け、神の真理を求めて祈り、それを受け取り、最後にそれに従って生きるという意志である。

天のあなたがたの父が完全であるように、あなたがたも完全でありなさい」。このようにして、主の導きをますます信頼するようになり、主があらゆる愛に満ちた感情、あらゆる崇高な思い、そしてあらゆる模範的な行動の源であることを認めるようになれば、私たちは現世でも来世でも、絶えず、ますます完全になっていくのである。 ¹³

Note a piè di pagina:

675. And the tenth part of the city fell, signifies that no truths of doctrine any longer existed with those who remained. This is evident from the signification of "ten," as being all persons and all things, also many persons and many things, and of "the tenth part," as being all and much (of which presently); also from the signification of "city," as being doctrine and also the truth of doctrine, for a doctrine, that it may be a doctrine of the church, must consist of truths from the Word (that a "city" signifies doctrine see above, n. 223. It is evident also from the signification of "to fall," as being to be separated, consequently to have no existence; to be separated and to have no existence is predicated of truths of doctrine when "to fall" is predicated of a city.

[2] For every particular thing has allotted to it its analogous and proper expression, according to the correspondence of the subject in the natural sense with the subject in the spiritual sense; and here the subject in the natural sense is a city, while the subject in the spiritual sense is the truth of doctrine. That no truths existed with those that remained follows from what has been said in the preceding article, namely, that when the good are taken away from a society in which the good and the evil have been together, and are carried up into heaven, no truths of doctrine any longer remain with the evil, because they are then deprived of their communication with the good which enabled them as to the external to be as it were in truths, and thence to speak about truths from doctrine.

[3] For in the spiritual world there is a communication of the affections and thence of the thoughts, and from such communication one is held by another, thus all in the same society mutually, in a like affection and accordingly in a like good; thus are the evil also held by the good. But these evil were such as were able in external form to put on an appearance of sanctity, of piety, of intelligence, of zeal for the church and its doctrine, also in the life an appearance of being just and sincere from the heart, and yet interiorly in themselves they possessed nothing of such good. Such were the evil, with whom there could no longer exist any truths of doctrine, after the good were taken away, who are meant by "the two witnesses" that went up by command into heaven.

[4] It is to be known that there were in the spiritual world many societies formed of such, and that these societies taken together are meant by "the first heaven" which passed away (Revelation 21:1). (Respecting these societies or that heaven, many things are related in the small work on The Last Judgment.) In these societies were such evil persons as have been described, and the good associated with them; and so long as these were conjoined in one society the evil appeared in externals like the good; but when they had been separated, then the external good in them, which was only simulated and hypocritical, was separated, and their interiors were laid open, which were infernal, filled with mere evils and falsities therefrom. Such a separation and such a consequent state existed in the spiritual world a little before the Last Judgment; this, therefore, is the state that is here described; for the last time of the church, when the universal judgment is at hand, is here treated of.

[5] That "ten" signifies all persons and all things, also many persons and many things, can be seen from the passages in the Word where that number occurs. As in Moses:

Jehovah hath commanded unto you His covenant which He covenanted ¹ you to do, the ten words which He wrote upon two tables of stone (Deuteronomy 4:13).

And again:

Jehovah wrote upon the tables according to the former writing, the ten words which Jehovah spake unto you in the mount out of the midst of the fire (Deuteronomy 10:4).

There were "ten words" or "ten commandments" constituting the Decalogue, because "ten" signifies all things, therefore "the ten words" mean the law in its whole complex.

[6] As "ten" signifies all persons:

The Lord compared the kingdom of the heavens to ten virgins having lamps with which to go forth to meet the bridegroom, of whom five were prudent and five foolish (Matthew 25:1, 2, et seq.). "The ten virgins" to whom the kingdom of the heavens is likened signify all who are of the church, for "ten" signifies all, and "virgins" the church; but "five" signifies some, or some part, for some of the church were prudent and some foolish. Such is the signification of the number "five" in the Word. "Lamps" signify the knowledges of truth and good, here from the Word, also the truths of doctrine and of faith; "oil" signifies the good of love and of charity; the "bridegroom" means the Lord, and the "wedding" means heaven and the church, which are called a "wedding" from the marriage of good and truth; and as where there is not this marriage there is neither heaven nor the church, therefore those are called "foolish" who know the truths of faith and have no good of love, while those who have the good of love are called "prudent;" for, as has been said, "lamps" here mean the truths of faith, and "oil" the good of love. "Virgins" signify the church, because "virgin" and "daughter" in the Word signify the affection of good and truth, and it is because of that affection that the church is a church. This is why "the virgin and daughter of Zion," "the virgin and daughter of Jerusalem," "the virgin and daughter of Israel" and "of Judah," are mentioned in so many passages, these everywhere meaning the church.

[7] As "ten" signifies all as also many:

The Lord said of the nobleman who went into a far country, that he called his ten servants and gave them ten pounds [minas] to trade with; and after they had traded, one said that his pound had gained ten pounds; to him he said, Thou shalt have authority over ten cities; and the second said, Thy pound hath made five pounds; to him he said, Be thou over five cities; and of the third, who laid up his pound in a napkin, and did not trade, he said, Take from him the pound, and give it to him that hath ten pounds (Luke 19:12-14, 16-20, 24).

Here, too, the numbers "ten" and "five" are employed because "ten" signifies all persons and all things, and "five" some persons and some things. "The ten servants" whom the nobleman going into a far country called to him, mean all who are in the world, and in particular, all who are of the church; for the "nobleman" means the Lord, and "going into a far country" means the Lord's departure out of the world and His then seeming to be absent; "the ten pounds that he gave to the ten servants to trade with" signify all the knowledges of truth and good from the Word, with the ability to perceive them; for a "pound" [mina], which was silver and was money, signifies the knowledges of truth and the ability to perceive; and "to trade" signifies by means of these to acquire intelligence and wisdom; those who acquire much are meant by the servant who from a pound gained ten pounds; and those who acquire some are meant by him who from a pound gained five pounds; the "cities which are said to be given them" signify the truths of doctrine, and "to possess them" signifies intelligence and wisdom, and life and happiness therefrom. Thence it is clear what is signified by "ten cities" and by "five cities." As those who acquire nothing of intelligence are like the "foolish virgins" (of whom just above), and as these possess truths in the memory only and not in the life, after their departure from this world they are deprived of truths, while those who possess truths both in the memory and in the life enrich themselves in intelligence to eternity, so it is said that "they should take away the pound from him who gained nothing with it, and should give it to him who had ten pounds."

[8] It is similar with those:

To whom talents were given, to one five, to another two, and to a third one; the first of whom from his five talents gained another five; and the second from two talents gained other two; and the third laid away his talent in the earth, of whom the Lord said, Take from him that hath not traded and gained, and give to him that hath ten talents, for unto everyone that hath shall be given that he may abound, and from him that hath not even that which he hath shall be taken away (Matthew 25:14-30).

Here, too, "five" and "ten" also signify something and much; thus, that the first from some knowledges of truth and good acquired much wisdom. It is taken away from him who has acquired nothing of intelligence and is given to him who has much, because when man after death becomes a spirit he carries with him all things, and every single thing that he has drawn from the Word and from the doctrine of the church. But those who through these have acquired nothing of intelligence are interiorly evil, and therefore misuse the truths and goods of heaven and the church, which they possess in the memory only, in exercising dominion over the simple good who are in the lowest heaven, and in doing evil to them. This is why these truths and goods are taken away from them and are given to those who have many, since these do not misuse them, but from them perform uses.

[9] Those who do not acquire spiritual intelligence in the world through the knowledges of truth and good from the Word are evil, as can be seen from this, that all are born into evils of every kind, and these evils are removed only by means of Divine truths from the Word, that is, by applying truths to uses, and thus receiving them in the life. So to those who have gained it is said:

Good and faithful servants, ye have been faithful over a few things, I will set you over many things; enter ye into the joy of your Lord (verses Matthew 25:21, 23);

and to him who had gained nothing:

Cast ye out the unprofitable servant into the outer darkness, there shall be wailing and gnashing of teeth (verse 30).

[10] Because "ten" signifies all and much, therefore that number is used by the Lord also in other passages, where all and much must be understood.

As in Luke:

Of the woman having ten drachmas, if she lose one, doth she not light a candle and sweep the house and seek carefully till she find it? (Luke 15:8)

"Ten" here signifies much. This is said of a "woman," and that "she would light a candle and sweep the house" because of the spiritual sense in every particular of the Word. In that sense a "woman" signifies the church in respect to the affection of truth, thus also the affection of truth itself which belongs to the church; the "drachma" signifies truth; "to lose the drachma" signifies to lose one of the truths or the knowledges of truth; "to light a candle" signifies self-examination from affection; "to sweep the house" signifies to traverse the whole mind and to examine every particular where the truth lies hidden. This is the spiritual sense of these words. "A hundred" has the same signification as "ten," namely, much; therefore a similar parable speaks of:

A hundred sheep, if one is lost (Matthew 18:12, 13; Luke 15:3-7).

[11] "Ten" signifies all and much also in the following passages.

In Isaiah:

Many houses great and fair ² shall become a waste without inhabitant; for ten acres of vineyard shall yield one bath (Isaiah 5:9, 10).

This is said of the desolation of truth with those who are of the church. "Many houses which shall become a waste" signify the men of the church, and in particular, such in respect to truths from good; "great and fair," that is, houses, signifies the affection of good and the understanding of truth, for "great" is predicated of good and its affection, and "fair" is predicated of truth and its intelligence; "ten acres of vineyard shall yield one bath" signifies that in all things of the church with man there is scarcely any truth from good, for a "bath" has also a similar signification as wine, namely, truth from good; therefore "ten acres of vineyard" signify all things of the church with man.

[12] In Moses:

If ye will go contrary to Me I will break for you the staff of bread, that ten women may bake your bread in one oven, and I will bring back your bread by weight (Leviticus 26:23, 26).

"To break the staff of bread" signifies to deprive of spiritual food, and thus of spiritual nourishment, for "bread" means everything that nourishes the soul, and in particular the good of love; therefore "ten women shall bake your bread in one oven" signifies that in all things of the church with man there is so little of good and truth as to be scarcely anything; "ten women" signify all things of the church; "bread" signifies good and truth that nourish the soul; and "oven" signifies where spiritual food is prepared, thus the man with whom it is; "to bring back the bread by weight" signifies the lack and want of such things as spiritually nourish.

[13] In Zechariah:

Many peoples and numerous nations shall come to seek Jehovah of Hosts in Jerusalem, and to entreat the faces of Jehovah. In those days ten men out of all the tongues of the nations shall take hold of the skirt of a man, a Jew, saying, We will go with you, for we have heard that God is with you (Zechariah 8:22, 23).

This is said of the calling together of the Gentiles and their admission to the church by the Lord; and "ten men out of all tongues" signify all from whatever religion, namely those "who come to seek Jehovah of Hosts in Jerusalem," that is, who wish to be admitted to the church and to confess the Lord, therefore "ten men" mean all such, and "the tongues of the nations" mean their religious principles. But this with the rest of the passage may be seen explained above n. 433, where it is shown that "Jerusalem" does not mean Jerusalem, nor "Jew" any Jew.

[14] In Amos:

Jehovah said, I hate the pride of Jacob and his palaces; therefore I will shut up the city and the fullness thereof; if there remain ten men in one house they shall die (Amos 6:8, 9).

"The pride of Jacob and his palaces which Jehovah hates," signify the love of falsity and belief in it with those who are of the church, "pride" meaning the love of falsity, and "palaces" the falsities themselves, which are called "palaces" because they belong to the proud, and because the falsities of such are embellished in external form so as to appear magnificent, although they are most vile, like huts full of rubbish and filth; "to shut up the city and the fullness thereof" signifies to condemn the doctrine, because it is full of the falsities of evil, and is possessed by them, "city" meaning doctrine, and "fullness" the falsities of evil; therefore "if there remain ten men in one house they shall die" signifies that all the truths of good with everyone shall perish, "ten men" meaning all truths, "house" man in respect to good, and "to die" to perish.

[15] In Zechariah:

The prophet saw a flying roll, the length thereof twenty cubits, and the breadth thereof ten cubits; this is the malediction that goeth forth over the faces of the whole land (Zechariah 5:2, 3).

"The flying roll," which meant "the malediction that goeth forth over the faces of the whole land," was twenty cubits in length and ten in breadth because "twenty" and "ten" signify all, here all good changed into evil and all truth into falsity; "twenty" is predicated of good and everything of it, and "ten" of truth and everything of it; moreover, "length" also signifies good, and "breadth" truth (See above, n. 355, 627, 629, and in the work on Heaven and Hell 197).

[16] As "ten" signifies all things and many things, so "ten times" signifies so many times and always, in the following passages.

In Daniel:

Among them all was found none like Daniel, Hananiah, Mishael, and Azariah; ³ in every word of the wisdom of intelligence which the king sought of them, he found them ten times better than all the astrologers and diviners that were in all his kingdom (Daniel 1:19, 20).

In Moses:

All the men who have seen My glory and My signs which I wrought in Egypt and in the wilderness, and who have tempted Me these ten times, they shall not see the land (Numbers 14:21-23).

And in Job:

Ten times ye have dishonored Me, ye are not ashamed, ye harden yourselves (Job 19:3).

"Ten times" in these passages signifies at all times or always, and so many times.

[17] In Daniel and in Revelation horns are attributed to the beasts, to some ten, to some seven, and to some three, and the "horns" of these beasts signify the power of falsity against truth, and of evil against good, and "ten horns," the highest power.

In Daniel:

The fourth beast coming up out of the sea had ten horns; as to the ten horns out of this kingdom shall ten kings arise (Daniel 7:7, 20, 24).

"The ten horns" of the beast here signify the highest power of falsity against truth; "ten kings" signify falsities in the whole complex, and "kingdom" signifies that church perverted. In Revelation:

The dragon had seven heads and ten horns, and upon the heads seven diadems (Revelation 12:3).

Again:

The beast coming up out of the sea had seven heads and ten horns, and upon his horns ten diadems (Revelation 13:1).

And again:

The woman sitting upon the scarlet beast, full of names of blasphemy, had seven heads and ten horns; the ten horns that thou sawest are ten kings which have not yet received a kingdom; yet they shall receive power as kings one hour with the beast (Revelation 17:3, 7, 12).

What is signified there in particular will be seen in the explanations further on.

[18] As "ten" signifies all persons and all things, it follows that "the tenth part" signifies everything. It is from this that "tenths" and "tithings" derived their origin, and these signified that everything was holy and blessed when the tenth part of the threshing floor and of the wine press, or of the corn and wine, was given to the Levites; likewise for the Levites when the tenth part was again tithed and given to Aaron. Of these it is thus written in the Word:

Tithing thou shalt tithe all the increase of thy seed that is brought forth in the field year by year (Deuteronomy 14:22).

Say unto the Levites, that the tenths must be given to them for an inheritance, and that they must offer up a heave offering of them to Jehovah, a tenth of the tenths, and this from the corn of the threshing floor and from the fullness of the wine vat; and the tenth of the tenth they must give to Aaron the priest (Numbers 18:24-28).

[19] That the "tenth" signified a blessing in all things, thus that everything was holy and blessed, is evident in Malachi:

Bring ye all the tithes to the house of treasure, that there may be food in My house; then prove ye Me in this, if I will not open you the windows of heaven and pour you out a blessing until there be no room for more (Malachi 3:10).

"To open the windows and pour out a blessing" signifies the inflowing Divine from which is intelligence and life eternal; the like as is signified by "rain" above n. 644; and this also is properly meant by the "blessing" that would be given if the tithes were brought; so "tithes" here signify that everything was thus blest. That all things might be blest that Abraham took from his enemies, it is said:

That he gave to Melchizedek, who was king in Salem and at the same time priest to God Most High, tithes of all (Genesis 14:18, 19).

Jacob likewise promised and vowed:

That if he returned in peace unto his father's house everything that Jehovah gave him tithing should be tithed (Genesis 28:21, 22).

From these passages, as well as others, it can be seen what is signified in the Word by "ten" and "the tenth part."

[20] The reason that "ten" signifies all things is derived from heaven itself; for heaven in the whole and every part answers to a man, and is therefore called the Greatest Man. All the forces of life of this Greatest Man or heaven close in the two hands and the two feet, and the hands close in ten fingers, and the feet in ten toes; for this reason, all things of man in respect to power and support are lastly gathered into ten fingers and toes, so these signify all things of man; moreover, ultimates signify in the Word all.

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